第1試合は弥益ドミネーター聡志vs “ブラックパンサー”ベイノア
「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)の試合順が6月8日、発表された。
メインイベントは朝倉未来(トライフォース赤坂)vs クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)のスペシャルワンマッチとなった。RIZINのフェザー級は斎藤裕(パラエストラ小岩)が王者として君臨するが、この試合は次期挑戦者決定戦の意味合いを持ったものとなる。
セミファイナルでは那須川天心(TARGET/Cygames)が大﨑孔稀(OISHI GYM)、HIROYA(TRY HARD GYM)、当日発表の「X」の3人を相手にする「那須川天心vs.3人 スペシャルマッチ」が行われる。
この日は会見で那須川の相手が発表される予定だったのだが、3人目は「X」としか発表されなかった。会見したRIZINの榊原信行CEOは3人目の「X」について、榊原氏は「“それで来たか”という選手に交渉して口説けました。皆さんに驚いてもらえると思う。天心はよく受けたと思う」と自信を見せた。この試合のルール等の詳細は追って発表されるが3ノックダウン制、シューズの着用は自由、バックブロー、スーパーマンパンチといった通常のボクシングでは認められない攻撃も認められる。
1R目の選手を那須川がKO、またはTKOすれば、1R目の選手は終了し、2人目に進む。逆に那須川が1R目、ないしは2R目で敗れた場合は以降のラウンドは行われない。
トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)vs ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)のライト級タイトルマッチは第8試合にラインアップされた。
またオープニングマッチにはRIZIN初参戦にして初のMMAに挑むRISEのウェルター級王者“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/極真会館)が起用された。元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志(team SOS)と対戦する。