対戦相手がイタリアのバルディノッチに変更
「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり~」(11月24日、神奈川・横浜アリーナ)に出場する木村“フィリップ”ミノルが11月19日、都内で公開練習を行った。
木村はウェルター級のスーパーファイトでイタリアのジョーダン・バルディノッチと対戦する。当初はサイド・アマダと対戦予定だったが、ビザ申請と出国手続きに不備があり欠場となり、バルディノッチに変更となった。バルディノッチはサウスポーから繰り出す伸びのあるパンチと蹴りが持ち味のファイターで25戦20勝(7KO)4敗1分の戦績を誇る。
木村はこの日は入念なシャドーの後に3分間のミット打ち。左の重く速いジャブを確かめるように連打。そこから左右のワンツー、右ジャブから左フック、そして左の連打と多彩なパターンのパンチを披露。
会見での「自分でも驚くぐらいばっちり。できあがりに自分でひいてます」という言葉に思わず納得の仕上がりっぷりだった。
木村は前回の試合後「一つ上のステージに上がった感覚があった」と話していたのだが、「練習をやってみて、2個も3個も(ステージが)上がったかなと思っている。コンスタントに試合と練習を続けていく中で、長期間休まないからこそ見えてくる課題が見えてきて、その課題にフレッシュな状態で臨めている。それでトレーナーと2人で今まで見えなかった景色や見えなかった次元がちょっとずつ見えてきたかなということを練習の段階でですけど感じています。それが試合でどう生きるか楽しみ。すごいパンチが出ると思う」などと前回からより一層のレベルアップを実感しているよう。