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木村了、上原多香子 | TOKYO HEADLINE
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浦島太郎を独自の解釈で!『TARO URASHIMA』

2016.07.25 Vol.671

 日本の古くから伝わるおとぎ話『浦島太郎』をモチーフとしたオリジナルファンタジーミュージカル。
 浦島太郎のお話はおおまかなストーリーは納得できるものの、振り返ってみると実は「なぜ浦島太郎は亀を助けたのか?」「なぜ乙姫は浦島太郎に老人になる玉手箱を渡したのか?」「そもそも玉手箱ってなんだ?」といった謎がいくつも散りばめられた物語。

 脚本を担当するのは池田鉄洋。俳優として『TRICK』『医龍』などでユニークな役柄をこなす一方で、最近では脚本家としても高い評価を得る。そんな池田が独自の解釈で浦島太郎のさまざまな謎を解き明かす。

 昔々、世界は地上と海の2つの国に分かれていた。地上の国に住む漁師の浦島太郎は、ある日、漁の最中に出会ったカメと意気投合する。カメは竜宮で乙姫に仕える身。やがてそんなカメを間に挟んで浦島太郎と乙姫は互いに恋をするようになる。海の中では、継母の策にはめられ追放させられていた深海王子がクーデターを起こし、竜宮は混乱のまっただ中。一方、浦島太郎は貴族の策略にはまり意に反して竜宮に向かうこととなるのだが…。

 カメがいじめられていないあたりから、みんなが知っているストーリーから微妙に脱線し始め、思わずドキドキしてしまう。

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