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杉本恵 | TOKYO HEADLINE
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修斗初参戦のSARAMIが杉本恵に1Rで一本勝ちも今後については微妙な胸の内【修斗】

2020.11.24 Vol.Web Original

右腕を取ると一気に腕十字

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.7」(11月23日、東京・後楽園ホール)で、8月大会で初代スーパーアトム級王者が誕生した修斗女子に国内ではDEEP JEWELSを主戦場としていたSARAMI(パンクラスイズム横浜)が初参戦した。

 SARAMIは黒部三奈と初代王者の座を争った杉本恵(AACC)と対戦し、腕ひしぎ逆十字固めで一本勝ちを収めた。SARAMIは2018年までDEEP JEWELSを主戦場として戦い、2019年6月からはONE出場を目指し「ONE Warrior Series」に参戦。1勝1敗の戦績を残している。

 試合は1R、ともにローの探り合いからスタート。SARAMIは杉本のローに左フックを合わせると、パンチを振って前に出て、組み付いてケージに杉本を押し込む。

 スタンドに戻るとSARAMIはワンツーから組み付き、右足をかけテイクダウンに成功。ヒザをつく杉本のバックに回ると、こつこつとパンチを当てながらスリーパーを狙う。嫌がる杉本。SARAMIはバックマウントから杉本の体を伸ばして、パウンドの連打。そして右腕を取ると一気に腕十字。杉本がタップし、SARAMIが1R2分46秒で一本勝ちを収めた。

驚異のスタミナ発揮!黒部三奈が修斗初代女王の座に輝く【8・1 修斗】

2020.08.01 Vol.Web Original

杉本恵と3R、真っ向打ち合う

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2020 Vol.5」(8月1日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで「修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント決勝戦」が行われ、元DEEP JEWELSアトム級王者の黒部三奈(マスタージャパン)が杉本恵(AACC)を破り、初代王者に輝いた。

 修斗は今年で創立31年を迎えるのだが、女子王座は初めての制定となる。

 修斗で女子王座制定の動きを察知した黒部は戦いの場をDEEP JEWELSから修斗に移し、昨年7月に韓国のイ・イェジを相手にした修斗デビュー戦で一本勝ち。11月に開幕した王座決定トーナメントでは1回戦のターニャ・アンゲラー、準決勝の大島沙緒里と2連続KO勝ちで決勝に進出した。

 対する杉本はレスリングの全日本学生選手権2年連続準優勝の実績をひっさげDEEP JEWELSでプロデビューしたものの、出産と育児のため、しばらく試合から遠ざかり、昨年1月の修斗トライアウトで現役復帰。3月から開幕したインフィニティリーグに参加すると3戦全勝で優勝し、今トーナメントの出場権を獲得。準決勝で中村未来から一本勝ちを収め、決勝に進出した。

修斗史上初の女子王者の座をかけ黒部と杉本が対戦。田丸vs安藤が環太平洋王座決定戦【8・1 修斗】

2020.07.01 Vol.Web Original

7月26日から8月1日にスライド。観客を入れての開催に

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2020 Vol.5」の決定対戦カードが7月1日、発表された。同大会は当初は7月26日に開催の予定だったが、8月1日にスライドし観客を入れて開催することが先日発表されていた。

 この日発表されたのは4試合。まずは修斗史上初となる女子王者が決まる「修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント決勝戦」が行われる。
 
 ここまで勝ち上がったのは、昨年行われた「インフィニティリーグ2019」をぶっちぎりで優勝し、無観客で行われた5月31日のトーナメント準決勝でも中村未来(マルスジム)を相手に完勝した杉本恵(AACC)。そして今トーナメント大本命と目され、修斗参戦以来、KO、一本の山を築く決定力に加え、自虐的マイクにも磨きがかかる“女王”黒部三奈(マスタージャパン)の2人。

 このトーナメント開催時から、本命、対抗との呼び声が高かった2人がいよいよベルトが懸かった決勝戦で相対する。

女子初代スーパーアトム級決勝戦は杉本恵vs黒部三奈に決定【5・31 修斗】

2020.06.01 Vol.Web Original

杉本が中村にスリーパーで一本勝ち

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.3 ABEMAテレビマッチ」(5月31日、無観客)で「修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われ、杉本恵(AAC)と黒部三奈(マスタージャパン)が決勝に勝ち上がった。

 準決勝第1試合では杉本と中村未来(マルスジム)が対戦。

 1R開始早々に杉本がタックルで押し込むも腰の重い中村はテイクダウンを許さない。膠着し、ブレイクがかかる。スタンドでは中村がローキック、パンチを出すが、杉本は構わずタックルを仕掛けテイクダウンを狙うが、中村は押し込まれながらも杉本の隙を突いて首を取りかけるなど、杉本に追撃を許さない。

 2Rも開始早々に杉本がタックルを決めると今度はテイクダウンに成功。パウンドを落とすが、中村はしっかりとガードポジション。杉本はパスを狙うがしのぐ中村。中村は杉本の隙を突いて下からヒールホールドを狙うが、杉本は慌てず脱出すると再度上をキープ。なかなかパスできない時間が続いたが、じりじりと体勢を整え、パスに成功すると首を取り、バックに回ってスリーパーホールド。脱出を図り動く中村だったが杉本がなおも締め上げるとたまらずタップ。2R3分22秒、スリーパーホールドで杉本が勝利を収めた。

修斗初代女子王者へ黒部三奈がTKO勝ち【11・24 修斗】

2019.11.25 Vol.Web Original

「女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント」開幕

「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR FINAL」(11月24日、東京・後楽園ホール)で修斗初の女子世界王者を決める「SHOOTO Women’s Super Atom weight WORLD Championship 王座決定トーナメント」が開幕した。

 トーナメントには7選手がエントリー。今大会では1回戦の黒部三奈vsターニャ・アングラー、梅原拓未vsイ・イェジが行われた。

 元DEEP JEWELSアトム級王者の黒部はこの初代王者の座を狙って、修斗に参戦。優勝候補の最右翼。

 1R、黒部がタックルでテイクダウンも、ターニャは逆に引き込み下から腕十字を極めに行く。黒部は外してパウンドも、ターニャは再度、腕十字。ここもしのいだ黒部はパウンドで削っていく。

 なおもしつこく腕十字を仕掛けるターニャだが黒部はタイミングを見切ってしっかり対処。再度サイドポジションを取ると、ヒジにパウンド、鉄槌で削っていく。

初の女子王座を創設。11月大会から王座決定トーナメント開催【修斗】

2019.09.24 Vol.Web Original

日本からは黒部三奈とインフィニティリーグ優勝者がエントリー
 プロフェッショナル修斗がスーパーアトム級(-50kg以下)の女子王座を創設することを正式に発表した。

 王座決定戦は世界各国から7名の選手を招聘し、トーナメント形式で行われる。

 11月24日に開催される後楽園ホール大会「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR FINAL」から「SHOOTO Women’s Super Atom weight WORLD Championship(修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント)」としてスタートし、来年1月に準決勝、3月に決勝戦を行う予定となっている。

 現在4名のエントリーが決定。

 日本からは7月の後楽園ホール大会では見事な一本勝ちで修斗デビューを飾った黒部三奈がエントリー。黒部は第5代DEEP JEWELSアトム級王者と国内屈指の実力者。修斗が女子王座を設立することを聞き「初代王者になるために修斗参戦を決めた」だけにトーナメントの大本命と目される。

 もう1名は現在開催中のされている「インフィニティリーグ2019」の優勝者がそのままトーナメントに参加。リーグ戦の優勝者は準決勝からの参戦となる。同リーグは11月大会で最終戦が行われ、ここでエントリー選手が決定する。現在、全選手が2試合を消化した段階で杉本恵が単独首位の勝ち点5、北野きゅう、原田よきが勝ち点2、廣瀬里美が勝ち点0となっているが1ラウンドで一本かKOを取れば4ポイント獲得となるため、北野、原田にも優勝するチャンスが残されている。

女子インフィニティリーグで杉本恵が勝ち点5でトップに立つ【9・22 修斗】

2019.09.23 Vol.Web Original

杉本が北野に2RTKO勝ち
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第7戦」(9月22日、東京・後楽園ホール)で「Women’sSHOOTO-50kgインフィニティリーグ2019」の2試合が行われた。

 ここまで1試合ずつを消化し杉本恵と北野きゅうが勝ち点2を獲得。この日はこの2人が対戦した。

 1R、杉本はスイッチしながらパンチの距離を探る。北野は前蹴りを放って牽制。しかしともに手が出ず、消極的ファイトにレフェリーから注意を受ける。再開後、杉本がパンチのフェイントからタックルでテイクダウンを奪う。北野はガードに入れるが、杉本はヒジと鉄槌を落としていく。

 杉本がサイドポジションから首を取りに行くが、このすきに北野は立ち上がる。杉本はなおもケージに押し込みヒザをこつこつと当てていく。杉本は再度テイクダウン狙うが、北野は許さない。倒せないと見た杉本はパンチの連打からまた押し込み、ボディーブローの連打。北野はケージ沿いに逃げながら引き込み、杉本の右足をキャッチ。上からパンチを放つ杉本に対し北野が下からヒールホールドを狙ったところでラウンド終了のホーンが鳴る。

 2Rは北野がパンチで仕掛けると、杉本もパンチで迎撃。そしてタックルで押し込むと、両足タックルでテイクダウンに成功。杉本がパウンドを落とすと北野はもぐるが、杉本は逆にサイドポジションに移行し右のパンチを連打。なんとか脱出を図る北野だったが、杉本の抑え込みは強力で逃れることができず、レフェリーが試合を止めた。

 2Rでの決着で杉本は勝ち点3を獲得し計5点としてリーグ戦のトップに立った。

「今年は女子」のインフィニティリーグ開幕。杉本恵が原田よきに判定勝ち【3・24 修斗】

2019.03.25 Vol.Web Original

最後は肩固めも一本は取り切れず
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第2戦 Supported by ONE Championship」(3月24日、東京・ニューピアホール)で「インフィニティリーグ2019」が開幕した。

 今年のインフィニティリーグは女子の50kgで開催され、この日は原田よき(赤崎道場A-spirit)と杉本恵(AACC)が対戦した。

 レスリングで全日本選手権3位、インカレ準優勝という実績を誇る杉本が1Rから得意のタックルで有利なポジションを作っていく。原田もテイクダウンを許しながらも杉本をガードに入れると下から腕十字を狙うなど持ち味を生かした試合を展開する。2Rも杉本がタックルからテイクダウンに成功すると、原田は1R同様、下からの腕十字。これをリフトしマットにたたきつけ脱出した杉本は再度、上のポジションをキープするとマウントに移行すると肩固め。ケージ際ということもあり極め切ることはできなかったがジャッジ2人が20-18をつけるなど3-0の判定で杉本がデビュー戦を飾った。この日の勝利で杉本は勝ち点3を獲得した。

約1年半ぶり参戦の中村優作がいつもの笑顔で計量パス【3・24 修斗】

2019.03.23 Vol.Web Original

「恩返ししたい」と漢気参戦
 プロフェッショナル修斗「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第2戦 Supported by ONE Championship」(3月24日、東京・ニューピアホール)の前日計量が3月23日、東京都内で開催された。

 セミファイナルで約1年半ぶりの修斗参戦を果たすWSOF-GC世界フライ級王者の中村優作は無事計量をパス。フォトセッションでもいつもの笑顔を見せ、好調な仕上がりを感じさせた。

 対戦相手のロドニー・モンダラはハワイの「X-1 WORLD EVENTS」のバンタム級王者。今年1月には修斗の元環太平洋ライト級王者・土屋大喜を相手に防衛戦を行い、KOで防衛に成功している強豪だ。

 中村は今回の修斗参戦については「(サステインの)坂本さんにはWSOF-GCの参戦でもお世話になった。それで2年前にも修斗に出させていただいたが、去年はRIZINへの参戦が決まって修斗に出られなかった。僕にできることはそんな大したことはないかもしれないけど、少しでも坂本さんと修斗に恩返しをしたいと思って今回参戦させていただいた」と話した。今後についても「オファーしていただけるなら続けて参戦したいと思っている」とのこと。

 修斗で勝ち続ければONE Championshipへの参戦も見えてくるのだが、中村は今回の参戦が「恩返し」の意味合いが強いこともあり「そこはまだ考えていない」とした。そして「正直なところ、去年、RIZINでマネル・ケイプに負けているので、もう一度あそこの舞台に立って勝ちたいという気持ちもある。なので、まずこの一戦を大事に戦っていきたい」などと話した。

 修斗へ継続参戦となればタイトル戦線に絡んでくる実力者なだけに、今回のモンダラ戦は注目度の高い一戦となりそうだ。

今年は女子で開催。インフィニティリーグの概要を発表【修斗】

2019.03.20 Vol.Web Original

インフィニティリーグのベルトを新調
 プロフェッショナル修斗が3月20日、都内で会見を開き、先に発表された今年のインフィニティリーグについて改めて概要を発表した。

 今年は「Women’s SHOOTO Under 50kg インフィニティリーグ2019」として女子選手での開催となる。

 今回は選手が出やすいように修斗にはない50kgというカテゴリーでの開催となったこと。修斗には女子のベルトがないので新しくインフィニティリーグのベルトを作ったこと。そしてこのベルトは防衛の義務はなく、今回の優勝者に渡されるといったことが発表された。

 先日、原田よき(赤崎道場 A-spirit)、杉本恵(AACC)の参戦が発表されていたが、この日、廣瀬里美(パラエストラ松戸)と北野きゅう(高田馬場道場)の参戦が発表された。もう1名は追って発表される。

 この日の会見には出場選手の中から杉本恵と廣瀬里美の2人が登壇した。

 杉本は「ベルトを賭けた素晴らしいチャンスをいただいたので、ひとつひとつ勝って、このカッコいいベルトを巻いて、私の子供たちにカッコいい姿を見せられるように頑張りたい」

 廣瀬は「選んでいただいて光栄。私も子供がいてシングルマザー。修斗は4年やっています。うちはチャンピオンもいる、強い選手ばかりのジム。自分も強くないといけないので、この1年間成長して、ジムの選手に恩返しできるような選手になって、優勝したい」などと意気込みを語った。

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