女優の浜辺美波が、東京都美術館で開催中の『ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』に来場した。浜辺は同展のアンバサダーを務めている。
展覧会を鑑賞した浜辺は、「生で見る本物のゴッホ作品は、ものすごい迫力です」。なかでも好きな作品は《祈り》だといい、「祈りのポーズが、ただのポーズではなく、心からの願いを感じる、気持ちが強く伝わってくる作品で、とても魅力的だと思いました」と話した。
展覧会は、フィンセント・ファン・ゴッホに魅了され世界最大の個人収集家となったヘレーネ・クレラー=ミュラーに焦点を当て、ヘレーネが初代館長を務めたクレラー=ミュラー美術館のコレクションからファン・ゴッホの油彩画28点と素描・版画20点を展示している。また、ミレー、ルノワール、スーラ、ルドン、モンドリアンらの作品20点もあわせて展示している。
さらに、ファン・ゴッホ美術館から《黄色い家(通り)》を含む4点を展示し、20世紀初頭からファン・ゴッホの人気と評価が飛躍的に高まっていく背景にも注目している。
浜辺は、「美術の知識が特になくても、美術館はワクワクする場所です。小さいお子さんも学生さんも、美術館に行ったことがない方も、ぜひ「ゴッホ展」にご来場いただきたいです」とPR。
12月12日まで同所で。