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アジア最強・イランが初の頂点に!車いすバスケ国際大会が閉幕 〜三菱電機 WORLD CHALLENGE CUP 2019〜

2019.09.02 Vol.Web original

 イランが総合力で優勝を掴み取った。武蔵野の森総合スポーツプラザで開催された車いすバスケットボールの国際大会「三菱電機 WORLD CHALLENGE CUP 2019」の大会4日目が1日行われ、オーストラリア対イランの決勝戦で、イランが58−84で勝利。アジア王者が大会初優勝を飾った。

 この日のイランは得点力が爆発した。試合直後、13番モルテザ・アベディが得点を決めると、勢いに乗ったイランのオフェンス力が炸裂。14番モルテザ・エブラヒミや、7番オミドゥ・ハディアズハールら、障害の比較的軽いハイポインターらを中心に、第1ピリオドからダブルスコア以上の差をつけ大きくリードした。

車いすバスケ日本代表、オーストラリアに悔しい一敗も手応え「三菱電機 WORLD CHALLENGE CUP 2019」

2019.08.31 Vol.Web original

 車いすバスケットボールの国際大会「三菱電機 WORLD CHALLENGE CUP 2019」が、8月29日から東京・調布の武蔵野の森総合スポーツプラザで開催されている。大会2日目の30日、日本対オーストラリア戦が行われ、60−77でオーストラリアが勝利した。

「三菱電機 WORLD CHALLENGE CUP 2019」への参加は、日本、世界選手権3位のオーストラリア、同4位のイラン、さらに6月のアジアドリームカップで接戦を繰り広げた韓国の4ヶ国。東京パラリンピックの本番会場を舞台に、世界トップレベルのプレーを繰り広げている。

 日本にとって重要な一戦と位置づけられていたオーストラリア戦。第1ピリオドでは、16−21とオーストラリアが5点リードし、日本は追う立場となった。つづく第2ピリオドで点差がわずかに広がり、29−35の6点差で前半を折り返した。その後も差は縮まらず、第3ピリオドを8点差で終えると、最終ピリオドでは、17点差の60−77で試合を終えた。

 及川晋平ヘッドコーチは試合後、「常に上位にいるチームなので、やはり我々のやりたいようにはさせてくれなかった。決め切る力やスリーポイントの精度、得点力での差かなと思います」と語った。得点が伸び悩んだ点については、「上手く守られてしまったという感じですね。相手のディフェンスが強かった。やればやるほど、昨年大会のように2連勝なんて甘いものじゃないなという感じです」とオーストラリアの堅い守備を振り返る。

福島産食品の安全性、グローバル認証で世界にアピール

2019.08.28 Vol.Web original

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックでホストタウンを務める全国の地方自治体がそれぞれの観光資源をアピールする場「2020ホストタウン・ハウス」のオープンまで1年を切った。27日、都内で本番を想定した内覧イベントが開かれ、福島県の高校生が福島県産食品の風評被害を防ぐ取り組みなどを紹介した。

「2020ホストタウン・ハウス」は、東京2020オリンピック・パラリンピック大会期間中に多くの競技場が集まる有明地区の武蔵野大学に設置される地域の魅力発信の場。ホストタウンとなったそれぞれの自治体が、これまで行ってきた相手国・地域とのさまざまな交流や活動経過を紹介するほか、観光資源のアピールにつなげるのがねらい。

 27日行われた内覧イベントでは、全6フロアにわかれ「2020ホストタウン・ハウス ショールーム」として、地方自治体が相手国・地域とのホストタウン交流の様子がわかるモデルルームのほか、産地の食材を使ったメニュー開発、さらには「復興ありがとうホストタウンブース」などが展示された。

パラリンピックメダルは「心を束ねる扇」。日本らしさ盛り込んだデザイン発表

2019.08.26 Vol.Web original

 東京2020パラリンピックの開幕1年前を祝うカウントダウンセレモニーが25日、東京・NHKホールで行われ、森喜朗東京2020組織委員会会長や小池百合子東京都知事、現役パラリンピアンらが出席。初公開となるメダルデザインや聖火リレーのユニフォームが披露され、大会機運を盛り上げた。

 東京2020パラリンピック開幕1年前のこの日行われたセレモニーでは、冒頭、大会マスコット・ソメイティの競技アニメーションが初めて放映され、パラリンピック22競技がユーモラスに紹介された。また、8月25日を「ジャパンパラリンピックデー」とする宣言式やアーティストのKREVAや椎名林檎らによるパフォーマンスも披露され、会場を盛り上げた。

香取慎吾「パラで人生観が変わった」、稲垣吾郎、草彅剛とともにパラリンピック1年前イベントで応援呼びかけ

2019.08.25 Vol.Web original

東京2020パラリンピックの開幕1年前を祝う「東京2020パラリンピック1年前カウントダウンイベント みんなのスポーツ×ファンフェスティバル」が25日、都内で行われ、香取慎吾、草彅剛、稲垣吾郎、国際パラリンピック委員会(以下、IPC)副会長のドゥエーン・ケール氏が出席した。

パラリンピック開幕まであと1年となったこの日、イベントに出席した稲垣は、「あと1年だなと実感します。僕らが発信することで、ファンの皆さんにパラスポーツを知っていただけているというムードを感じている。この勢いで盛り上げていきたいですね」と意気込んだ。

昨年の平昌パラリンピックで現地取材に行った香取は「平昌で大会を見たことが一番大きかったですね。こんなスポーツがあるんだ 、こんなにハッピーなものがあるんだ、ということを知った。皆さんもパラスポーツの全部を知らなくても、東京大会を見ることで人生観が変わると思います」と目を輝かせた。

パラリンピックの認知度向上へは、IPCケール副会長も3人に期待を寄せる。「日曜日の朝にこれだけのメディアが来ていることが、3人のすごさを証明している。これまでSNSを通じてパラリンピックの認知度あげてくれ、今までなかった人が興味を持ち始めている。慎吾は平昌大会に行き、そこでの体験が人生観を変えたとコメントいただいた。皆さんにも人生観が変わるような経験をしていただきたい」と語った。

真夏の夜に幻想的なランタン体験はいかが?パラリンピックを盛り上げるナイトフェスが開催中

2019.08.24 Vol.Web original

 パラスポーツを楽しむフェス形式のナイトイベントが豊洲で開催中。ランタンの打ち上げや、パラスポーツのVR体験、車いすバスケットボールのナイター観戦など、夏の夜を楽しく盛り上げそうだ。

「新豊洲サマーナイトフェス」は、2020年のオリンピック・パラリンピック大会本番に向けて整備が進む新豊洲エリアを会場に、パラリンピック競技への理解を深めようと様々な体験コンテンツを展示した参加型野外イベント。

VRなどの最新デジタル技術を活用したパラスポーツ体験では、迫力の臨場感が味わえる。パラリンピック競技「ボッチャ」をより楽しむために開発された「CYBER BOCCIA(サイバー ボッチャ)」では、画面にルールが分かりやすく表示され、誰でもすぐにプレーできる。また、パラ陸上のレースで使用される車いすレーサーを未来型にデザインした「CYBER WHEEL(サイバー ウィル)」では、近未来の東京を最高時速60kmで走り抜ける感覚を体感。世界の車いすロードレースと同じ速さを体験することで、パラアスリートが感じる疾走感やレースの臨場感が味わえそう。

東京パラは「僕たちを知るきっかけ」。現役パラリンピアンが願い込め、ランタン打ち上げ

2019.08.24 Vol.Web original

 パラスポーツを楽しみ、パラリンピックへの期待感を高めるイベント「新豊洲サマーナイトフェス」の開会セレモニーが23日、豊洲の特設会場で行われ、元陸上選手の為末大らが出席した。

「新豊洲サマーナイトフェス」は、2020年の大会本番に向けて整備が進む新豊洲エリアを会場に、パラリンピック競技への理解が深まる様々なコンテンツを展示した体験型イベント。デジタル技術を活用したパラスポーツ体験や、選手による車いすバスケットボールのデモンストレーション、パラアスリートへの応援メッセージが書かれたスカイランタンの打ち上げ体験などで、パラスポーツを楽しんでもらうのがねらい。

 開会セレモニーには、元陸上選手の為末大や、パラリンピック水泳選手の木村敬一、砲丸投げドイツ代表選手のニコ・カッペルが出席し、東京2020大会への意気込みなどが語られた。

EXILE ÜSAがウガンダの現状伝える 2020年東京五輪のホストタウンで

2019.08.23 Vol.Web Original

 WFP国連世界食糧計画(国連WFP)サポーターを務めるEXILE ÜSAが22日、長野県立科町立立科中学校で開催された国連WFP視察報告会『学校給食が育むアフリカの未来~世界中から『おいしい!』が聞こえる日まで~』に登壇した。長野県立科町は、2020年東京五輪・パラリンピックのウガンダのホストタウン。

パラトライアスロンのテスト大会、お台場で開催。土田和歌子が優勝スマイル

2019.08.18 Vol.Web original

 東京2020パラリンピックに向けたトライアスロンのテスト大会「ITUパラトライアスロンワールドカップ」が17日、お台場海浜公園で開催。車いすクラス(PTWC)では土田和歌子(八千代工業)が優勝し、ホーム開催で弾ける笑顔を見せた。

「ITUパラトライアスロンワールドカップ」は、8月15〜18日の4日間に渡り行われるトライアスロンテスト大会のひとつで、視覚障害クラス(PTVI)、車いすクラス(PTWC)、立位クラス(PTS2〜5)の各クラスでレースを展開し、各国から集まった70名のトップアスリートがパラリンピック本番会場での激戦を繰り広げた。

パラトライアスロンのテスト大会、スイム実施できず。大腸菌が基準値オーバー

2019.08.17 Vol.Web Original

 東京2020大会の実施競技であるパラトライアスロンの国際大会「ITUパラトライアスロンワールドカップ」が17日、お台場海浜公園で開催。前日の水質調査で大腸菌のレベルが基準値を大幅に超えたため、スイムが中止。ランとバイクのみのデュアスロンに変更となる事態になった。

 国際トライアスロン連合(ITU)によれば、台場のスイム会場内で16日午後1時に実施した水質検査で、大腸菌のレベルがITUの定める上限の2倍を超える数値を観測。このデータを考慮し、水質リスクは、「非常に良い」、「良い」、「普通」、「悪い」の4段階で、最も悪いレベル4と判定された。レベル4は、100ml中、大腸菌の数値が500を超えることを意味する。

 これを受け、17日午前3時の危機管理会議でスイムの中止が決定し、選手へは3時37分に一報が伝えられた。また、デュアスロンへの変更にともなうコースやスタート時刻の変更も実施。直近の国際大会では、今年6月のイギリス・ノッティンガム大会で、悪天候によりトライアスロンがデュアスロンに変更している。

オリンピック開会式を想定した交通対策テストを8月25日に実施 外出の際は、公共交通機関の利用を

2019.08.16 Vol.Web original

 東京2020組織委員会と東京都は、8月25日に東京2020大会開会式を想定した交通対策のテストを実施する。このテストについて16日、都内で記者ブリーフィングが行われた。25日に都内で外出する際は、交通規制に留意が必要だ。

 交通対策テストは、来年7月24日に行われる東京2020オリンピック開会式を想定し、選手を輸送するバス車両を実際に走行させる。本番時の祝日に近い日曜日に交通規制を行うことで、一般車両の混雑回避や迂回、物流車両への影響など、大会時の交通対策の実効性を高めるための検証を行う。

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