東芝は14日、米国の原子力発電事業で生じた損失額が7125億円に上る見通しだと発表。巨額損失の原因となった米原発子会社、ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)による買収をめぐる不正の疑いが発覚したため14日に予定していた決算発表を1カ月延期した。また3月末に分社する半導体事業の株式売却が5月になることから、今年3月末で債務超過を解消できないことが確実になり、東京証券取引所のルールにより、東芝株は第1部から2部に降格する見通し。
東芝が東証第2部降格へ
2017.02.24
Vol.685