6月30日(土)東京・後楽園ホールで「Krush.89」が開催。Krush史上初、3つのタイトルマッチが行われた。
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3大タイトルマッチのカードを発表【6.30 Krush.89】
6月30日(土)に開催される「Krush.89」(東京・後楽園ホール)のカード発表が24日、都内の会場で行われた。
今回発表されたのは、スーパー・フェザー、バンタム級、女子アトム級のタイトルマッチのカードで、3つの階級のタイトルマッチが行われるのは2011年以来となる。
ヘウヘスvs KANA、松下vs COMACHIの女子2大タイトル戦【12・9 Krush.83】
KANA「自分がすべて上回って、前回以上の試合で最後は倒して終わらせます」
「Krush.83」(12月9日、東京・後楽園ホール)の一部対戦カードが9月28日、発表。女子の2大タイトルマッチが行われることとなった。
Krush 女子-50kgタイトルマッチでは王者・メロニー・ヘウヘスにKANAが挑戦する。
KANAは今年1月の大会で王者としてヘウヘスと対戦。プロ入り以来初のダウンを奪われた末に判定で敗れ王座を失った。ヘウヘスはその後、紅絹を相手に防衛を果たし、2度目の防衛戦となる。
KANAは敗戦後、5月、8月と国際戦で勝利を重ね、2017年最終戦での王座挑戦へこぎつけた。
KANAは「2017年の最初の大会で初めて敗北を味わって、そこから2戦勝利はしたが自分の気持ちはずっと曇ったまま。2017年の最初は真っ暗でスタートしたので最後はしっかりベルトを取って、2017年のKrushはKANAで締めたい」と挨拶。
そして「初黒星をつけられて、初ダウンも奪われた選手なので、正直なところ不安もまだまだある」と言いながらも「1月に負けたときはすべての状態が良い中でリングに上がったのに負けた。その時はメラニー選手がすべてにおいて自分を上回っていて、自分が負けた。今度は自分がすべて上回って、前回以上の試合で最後は倒して終わらせます」と並々ならぬ決意を見せた。
COMACHIと松下が決勝進出 女子-45kg【9・8 Krush.80】
COMACHIが過去2敗の443に雪辱
「Krush.80」(9月8日、東京・後楽園ホール)で「初代Krush女子-45kg王座決定トーナメント」が開幕した。
準決勝第1試合は443 vs COMACHI。2人は過去に2回対戦し、443の2勝という結果となっている。
COMACHIは1R、ゴングから手数で圧倒。443も右ボディーブローの連打、COMACHIの前蹴りを食らうとすぐさま左フックで反撃。2Rに入ると443が押し込む場面もみられるようになり、ジャッジが難しいラウンドが続き、迎えた3R。手数が戻ってきたCOMACHIに対し443もプレッシャーをかけ押し込んではパンチで反撃。最後まで打ち合った2人だったが勝負はつかず試合は判定に。
1人が30-29で松下を支持したが、残る2人は29-28でCOMACHIを支持。COMACHIが過去2敗の雪辱を果たし決勝に進出した。
Krushが「女子-45kg王座」を新設。平岡ら4選手でトーナメント開催
立ち技格闘技のKrushが10日、会見を開き、女子-45kg王座を新設し、「Krush.80」(9月8日、東京・後楽園ホール)から王座決定トーナメントを開催することを発表した。
9月大会で準決勝を、行い、来年2018年1月大会で決勝が行われる。準決勝の組み合わせは平岡琴vs松下えみ、443vsCOMACHIとなった。
これに伴い、メロニー・ヘウヘスが持つKrush女子王座は「女子-50kg」となる。
4選手の中では平岡が最もキックのキャリアが少なく、他の3選手は他団体でタイトルを保持した実績もある。しかし平岡はKrushでデビューし6戦を戦っていることから構図的には迎え撃つ形となる。
平岡は「-45kgのベルトは私のために作られたので、私が巻かなくきゃ何も始まらないと思っています。私はKrushが一番だと思っていますので、他団体でベルト持っている選手だからと言って格上とは思わないですし、格上だと言われる選手に立ち向かうことで実力が出せる自信があります」と話した。
対戦する松下は「平岡選手ありきのトーナメントで、誰も私には期待していないと思うので、しっかり番狂わせしたい」と話した。
別ブロックの443は「ベルトの有り無しに関係無く、むしろ平岡選手はこの中で一番注意しないといけない選手」、COMACHIは「決勝まで残って、勝ってKrushのベルトを巻きたいです。決勝は松下選手にリベンジしたい」などと話した。