「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」(12月4日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の第2弾カード発表会見が10月20日、都内で開催された。
スーパー・ライト級のスーパーファイトで林健太(FLYSKY GYM)と不可思(クロスポイント吉祥寺)が対戦する。
林は元K-1 WORLD GP ライト級王者で昨年12月にゴンナパー・ウィラサクレックを相手に初防衛戦に臨むも判定負けし、王座陥落。今年5月の再起戦から兄貴分でもある山崎秀晃との対戦を目指し、スーパー・ライト級に転向し、ヴィトー・トファネリに逆転KO勝ちを収めた。9月には元同門でKrushの同級王者・佐々木大蔵と対戦するも惜しくも判定負け。今回は仕切り直しの一戦となる。
不可思は今年3月の「K’FESTA.4 Day.1」で山崎の持つスーパー・ライト級王座に挑戦するも1RKO負け。7月の福岡大会で田村陽典を相手に再起戦に臨み、1RKO勝ちを収めている。
会見では不可思が「林選手が階級を上げてきたときに面白くなるなと思ったし、やりたいし、やれるようになればいいなと思っていた。めちゃくちゃ楽しみ」と語れば、林も「僕も階級を上げた時に、不可思選手とはやるだろうなと思っていた。昔、僕を応援してくださっている方と食事をしている時に、不可思選手も応援している方と食事をしていて、その後に合流したことがあった。僕は翌日に朝からトレーニングがあって終電で帰らないといけなかった時に、駅の場所が分からなかったんですが、不可思選手が案内してくれた。終電で走らなければいけなかったんですが一緒に走ってくれた。すごい優しい方というイメージがあるんですが、リングの上では関係なしに思い切り殴らせていただきます」と返すなど相思相愛。