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柔道 | TOKYO HEADLINE
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北京五輪柔道金メダリスト石井慧がK-1参戦。愛鷹亮が迎撃【9・20 K-1】

2021.08.04 Vol.Web Original

石井サイドからのコンタクトで参戦が実現

 北京オリンピック柔道男子100kg超級の金メダリストで総合格闘家の石井慧(クロアチア/チーム・クロコップ)のK-1参戦が8月4日、発表された。

 K-1はこの日、「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~」(9月20日、神奈川・横浜アリーナ)の第2弾カード発表会見を開催。ここで石井の参戦と注目の対戦相手が愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)となることが発表された。

 石井は2008年の北京五輪後、プロ格闘家に転向。日本では「Dynamite!!」「DREAM」「IGF」「RIZIN」などメジャーイベントで活躍。現在は「HEAT」の総合ルールヘビー級王座に就いている。海外でも「Bellator」などさまざまな団体に上がり、現在は「PFL」などで活躍。

 また練習拠点をクロアチアに置き、ミルコ・クロコップのチームに所属。クロアチア国籍も取得している。

【東京五輪】柔道混合団体は仏に敗れ銀メダルに終わる。アーチェリー男子個人の古川は銅メダル

2021.08.01 Vol.Web Original

個人戦で金1個のフランスが意地見せる

 東京オリンピック第9日となる31日、日本は柔道の混合団体で銀メダル、アーチェリー男子個人の古川高晴が銅メダルを獲得した。

 柔道の混合団体五輪では今大会からの新種目。男女3人ずつが出場し、先に4勝したほうが勝ちとなる。世界選手権では2017年から実施され、日本は2019年まで3連覇している。

 日本は準々決勝から登場。ドイツと対戦し、第1試合の阿部詩と第2試合の大野将平の2人の金メダリストが敗れるまさかの展開となったが、第3試合では70キロ級金メダリストの新井千鶴が一本勝ちを収め悪い流れを止めると以降3連勝。4-2で日本が逆転勝ちした。

 準決勝ではROCと対戦。第1試合に登場した大野は今度は横車でムサ・モグシコフに一本勝ち。第2試合では新井がドイツ戦に続き一本勝ち。向翔一郎、78キロ超級金メダリストの素根輝も勝利を収め、4-0のストレートでROCを破り、決勝に進出。この時点でメダルが確定した。

 決勝はフランスとの対戦。第1試合は新井千鶴が、63キロ級金メダリストのクラリス・アグベニェヌと対戦。この日、好調だった新井が小内刈で技ありを2つ奪われ合わせ技一本で敗れると、第2試合の向も延長の末、アクセル・クレルジュに隅落で一本を取られ連敗。

 第3試合で78キロ超級金メダリストの素根輝が、同階級銅メダリストのロマヌ・ディコに大内刈と横四方固めの合わせ技一本で勝利を収め1-2としたものの、第4試合でウルフ・アロンがテディ・リネールに延長にもつれ込む熱戦の末、内股で技ありを奪われ敗戦。後がなくなった第5試合、日本は57キロ級銅メダリストの芳田司が、同階級銀メダリストのサラレオニー・シシケと対戦。内股で取られた技ありを返すことができず敗れ、4-1でフランスの勝利。日本は銀メダルに終わった。

 今大会、男女合わせて金メダルは1つに終わったフランスが意地を見せた格好となった。

【東京五輪】男子エペ団体がフェンシング初の金メダル獲得。柔道は男女合わせて過去最多の9個の金

2021.07.31 Vol.Web Original

バドミントン混合ダブルスの渡辺、東野ペアが銅メダル

 東京オリンピック第8日となる30日、日本は金メダル2つ、銅メダル1つを獲得した。これで日本の金メダルは17となり、1964年東京と2004年アテネの16を上回り、過去最多となった。

 フェンシングの男子エペ団体では日本が金メダルを獲得した。フェンシングで日本の金メダルは初めてとなる。

 日本は準々決勝で世界ランキング1位のフランスに45-44で勝ち、勢いに乗ると準決勝では韓国に45-38で勝ち決勝へ進出。決勝ではROC(ロシアオリンピック委員会)と対戦し45-36で勝利を収め、優勝を果たした。

 快進撃が続く柔道では女子78キロ超級の素根輝が金メダルを獲得。この階級での金は2004年アテネの塚田真希以来17年ぶりの快挙。これで柔道の金メダルは男女合わせて過去最多の9個となった。

 祖根は決勝で世界ランク1位のキューバのイダリス・オルティスと対戦。ゴールデンスコア方式の延長に入ったが、素根は果敢に攻め込みオルティスに3つの指導が与えられ一本勝ちとなった。

 男子100キロ超級は2012年ロンドンと2016年リオの金メダリストのテディ・リネール(フランス)が準決勝で敗退。日本の原沢久喜はそのリネールと3位決定戦で対戦し、3つの指導を取られ、一本負け。メダルには届かなかった。

 バドミントンでは混合ダブルスの渡辺勇大と東野有紗のペアが3位決定戦で勝利を収め銅メダルを獲得。この種目では日本初のメダル獲得。また今大会のバドミントンは男子シングルスで世界ランキング1位の桃田賢斗が予選リーグで姿を消し、この日は女子シングルスの奥原希望、山口茜も準々決勝で敗れるなど、ここまでメダルがなく、最後の最後で初のメダルとなった。

 水泳では競泳男子200m個人メドレー決勝に瀬戸大也と萩野公介が出場も4、6位とメダルには届かず。レース後、4コースの瀬戸が6コースの萩野のもとに寄って抱き合い、互いの健闘を称え合った。競泳男子200m背泳ぎ決勝には2012年ロンドンの銀メダリスト・入江陵介が出場も7位に終わった。入江は4大会連続の決勝進出だった。入江はその後に行われた男子400mメドレーリレーの予選にも出場し、決勝進出を果たした。池江璃花子が出場した女子の400mメドレーリレーも決勝に進出した。

 この日からスタートした陸上では男子3000m障害の三浦龍司と男子走り高跳の戸邉直人が決勝に進出。どちらも日本選手では49年ぶりとなる。

 2019年の世界選手権で金メダルを獲得し、今大会でもメダルの期待が高かったトランポリンの森ひかるは2回目の演技で途中でバランスを崩し、すべての演技をこなすことができず、まさかの予選落ち。予選を5位で通過した宇山芽紅が決勝でも5位に入った。

 この日から決勝トーナメントがスタートしたサッカー女子の日本代表は準々決勝でスウェーデンと対戦するも1-3で敗れ、2大会ぶりのメダル獲得はならなかった。

【東京五輪】ソフトボールで日本が13年越しの連覇達成。エース上野「13年間いろいろな思いをしてここまで来た」

2021.07.28 Vol.Web Original

6回裏にミラクルプレーでダブルプレー

 東京オリンピック第5日となる7月27日、日本は金メダル2個、銀メダル1個、銅メダル2個を獲得した。

 最終日を迎えたソフトボールは決勝で日本と米国が対戦し、2-0で日本が勝利を収め、北京大会以来13年越しの連覇を達成した。

 両チームは前日行われた1次リーグの最終戦で対戦。すでにともに決勝進出を決めていたことからいわば前哨戦。2-1で米国がサヨナラ勝ちしたが、米国はアボットとオスターマンが登板したのに対し、日本は上野由岐子と後藤希友を温存。

 上野は満を持して決勝のマウンドに上がった。上野とアボットの投げ合いで3回まで0-0。日本は4回表に2死一、三塁のチャンスを作ると、渥美万奈がセカンドへの当たりを執念のヘッドスライディングで内野安打とし先制。5回表にも藤田倭のタイムリーで1点を追加し2-0と米国を突き放す。

 6回裏、米国の9番モールトリーがレフト前ヒットで出塁すると日本は上野から後藤にスイッチ。後藤は1番マクレニーから三振を奪ったものの、2番リードにセンター前ヒットを許し、1死一、二塁としてしまう。クリーンアップを迎え大ピンチの日本だったが、ここでミラクルが起こる。3番チデスターの放った三遊間へのライナーはサード山本優の腕に当たり方向を変えると打球を追っていたショート渥美がキャッチ。飛び出していた二塁ランナーのモールトリーは戻れずダブルプレーで日本はピンチを脱した。

 このミラクルプレーで勢いづいた日本だったが、7回表の攻撃で藤田が放ったホームラン性のレフトへの大飛球を米国の左翼リードがジャンプ一番キャッチするファインプレー。これで逆に勢いづいた米国だったが、日本は7回のマウンドにリエントリーで上野を送る。上野は4番から始まる打線をセンターフライ、ファーストゴロで2アウトとすると、最後のスポールディングをキャッチャーフライに打ち取り2-0で勝利を収めた。

 上野は試合後のインタビューで「このマウンドに立つために13年間いろいろな思いをして、ここまで来られたと思うので、そういった意味では“もう投げられなくなるまで絶対に投げてやる”と思って先発マウンドに立った」と試合を振り返った。そして「前回の金メダルと違って地元開催でプレッシャーも大きかったし、近くで(宇津木)麗華監督の姿を見ていて、日に日にプレッシャーに押しつぶされちゃうんじゃないかというような姿を見ていたので、少しでも力になりたいと思っていたし、最後に恩返しできて本当に良かった」などと語った。

【東京五輪24日】日本柔道、男子60キロ級の高藤が金! 日本初メダルは女子48キロ級の渡名喜の銀

2021.07.24 Vol.Web Original


 東京オリンピックの2日目の24日、
柔道男子60キロ級の髙藤直寿が優勝、日本勢初となる金メダルを受賞した。柔道では女子48キロ級の渡名喜風南(となき・ふうな)が銀メダルを奪取し、日本選手団初のメダルももたらした。お家芸の柔道のメダル奪取で、他競技の日本代表にいい刺激を与えそうだ。

 髙藤は、決勝で楊勇緯(台湾)と対戦。延長の末、相手に指導が3度与えられ反則となり、結着。この階級では4大会ぶりの金メダルとなった。髙藤は目を潤ませながら「コーチや井上康生監督に迷惑をかけてばかりだったので、結果を残せて良かったと思っています。こうやって(東京オリンピックを)開催していただいたおかげです」と感謝。「豪快に勝つことができなかったのですが、これが僕の柔道です。今まで応援してくれていただいてありがとうございました。金メダリストとして柔道を磨いていきたいと思います」と話した。

 渡名喜は、準決勝でここまで1勝4敗のダリア・ビロディド(ウクライナ)と対戦。延長に持ち込んで抑え込み一本勝ちで破った。決勝では、ディストリア・クラスニチ(コソボ)と対戦。終了間際に内股で技ありをとられて銀メダル。渡名喜は、悔し涙を拭いながら「自分の弱さが出てしまった。しっかりとこの負けを認めていきたい」とコメントした。

 

海老沼匡に教えてもらった柔道撮影の醍醐味 【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2021.04.21 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

古賀稔彦さん死去。その11日後に次男・玄暉が全日本体重別を初制覇

2021.04.11 Vol.740

 1992年バルセロナ五輪の柔道男子71キロ級金メダリストで「平成の三四郎」と称された古賀稔彦さんが3月24日、川崎市の自宅でがんのため死去した。53歳だった。

 古賀さんは1988年のソウルでオリンピック初出場を果たしたものの、3回戦で敗退。1992年のバルセロナ五輪では直前の練習中に左ヒザを負傷。出場できる状態ではなかったものの、痛み止めを打ちながら不屈の闘志で勝ち上がり、金メダルを獲得。見る者に大きな感動を与えた。1996年のアトランタ五輪では銀メダルに終わり、2000年に現役を引退した。

 

追う者の目【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2020.12.23 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

阿部一二三 vs 丸山城志郎 【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2020.03.11 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

東京五輪の柔道代表発表で落選選手思い井上監督が涙

2020.03.05 Vol.728

 全日本柔道連盟(全柔連)が2月27日、東京五輪日本代表12人を新たに発表した。

 この日、東京都内で開かれた強化委員会では昨年12月のマスターズ、今年2月のグランドスラム(GS)パリ、同デュッセルドルフの3大会を終えた時点で2番手との差が歴然と判断した12選手について協議。全選手が委員による投票で代表決定の条件となる3分の2以上の賛成を満たした。

 代表選考にあたっては、リオデジャネイロ五輪後の世界選手権や国際大会の成績による実績や対外国人選手の成績などが考慮された。

 その結果、五輪2連覇を狙う男子73キロ級の大野将平(旭化成)や世界選手権2連覇中の阿部詩(日体大)ら新たに男女12階級の選手を代表に選出した。女子78キロ超級は素根輝(環太平洋大)が昨年11月に代表に決まっており、五輪実施14階級のうち、13階級の代表が決まった。残りは男子66キロ級のみとなる。

 その男子66キロ級は丸山城志郎(ミキハウス)と阿部一二三(日体大)が競り合い、最終選考会の全日本選抜体重別選手権(4月4、5日・福岡国際センター)後に決まる。

 会見では男子代表6人の名を読み上げた井上康生監督が涙を流す一幕もあった。

 報道陣に五輪への決意を問われた井上監督は沈思し「いまは、ぎりぎりで落ちた選手たちの顔しか浮かばない状況です」と言葉を詰まらせ、選から漏れた者の名前を一人ひとり挙げるうちに、涙がまぶたを割った。しかし「こんな場所で一番やってはいけないこと。申し訳ありません」と取り乱したことをわび、「選手はプレッシャーを感じながら戦う。われわれも同じ思いをもって全力を尽くすのみ」と最後はいつもの戦う男の顔に戻っていた。

柔道 阿部一二三と丸山城志郎『宿敵』【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2019.11.27 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

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