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格闘家イケメン | TOKYO HEADLINE
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たむたむきんに君 田村淳【格闘家イケメンファイル Vol.70】

2017.04.10 Vol.688

 あのお笑い芸人と同姓同名の格闘家が登場! 実際、ロンドンブーツ1号2号の田村淳から、Twitterでつぶやかれたこともあるとか。

「正城(ユウキ)選手という修斗のランカーの選手と対戦が決まった時に、Twitterで田村さんから“世界ランカーと戦う田村選手”というようなツイートをしてもらいました。まさか自分がつぶやかれるなんて思ってもいなかったからびっくりしました(笑)」

 芸能界からも密かに注目されている(?)田村。地元愛が強く、現在も群馬県に在住。

「群馬の玉村というすっごい田舎で田んぼだらけの場所です(笑)。周りの人たちは“プロで突き進んで行くなら、東京に出て練習したほうがいいんじゃない”とか言ってくれるんですけど、地元を愛しているので(笑)、出たくないんですよね、群馬から。だから体を作るのも地元の普通の市民体育館です。1回200円ぐらいだったかな? 普通のおじさんたちと一緒にやっていますが、設備は割と整っているので全然大丈夫。自分で試行錯誤をしながら鍛えていますが、今のところちゃんと鍛えられているので。一つだけ不便な事があるとすれば減量の時にちょっと辛い事ですかね。大体試合会場は東京なので、お腹を減らして、のどがカラカラの状態で、電車に乗らなきゃいけない。その時間は唯一辛いと感じます。都内に住んでいる選手は、すぐに会場に行けるので、ギリギリまで粘ったりしているみたいですから」

 ストイックで真面目な印象だが、休日は…。

「休みの日は…筋トレかな? あんまりじっとしていられないので、家でまったり過ごすこともありますが、外に出て筋トレとかしているほうが多いです。総合は打撃のほかに、柔術やらレスリングやら、いろいろかじって、かじって、それを混ぜて自分の形を作っていかなきゃいけないので。僕は試合前にあまり相手を想定したシミュレーションはしないんです。相手も必死ですから、どう動いてくるかなんて全然分からない。自分が練習したものが、瞬発的に出ると思っているので、むしろあまり考えないようにしています。練習でやったことがそのまま出ると思うので、自分の打撃で行くというスタイルは変えずに、ガンガン打撃で押していきたい。相手が打撃なら打撃でバチバチできるし、寝技なら寝技で回避しながら、当てていくだけなので。もう自分のスタイルが出来上がっているので、相手によって変える事はないですね。」

 勝つことももちろんだが、観客に魅せる戦いも意識している。

「自分のスタイルは打撃だと思っていますが、トリッキーといいますか、ちょっと変わった動きをするといわれています。道場の会長が極真空手をやっている人なので、極真空手混じりのキックボクシングを教えてくれたり、極真を取り入れた打撃スタイルですね。あとは、ガードを低くして、ノーガードでよけながら戦う。これが見ている人には面白いと言われます。ZSTの試合を見に来た時に、プログラムの名前を見て“この人面白いから見ていこう”って言ってもらえたらうれしいですね。自分はZSTで勝ち上がっていきたいんです。PANCRASEやDEEPなどの他の団体にはあまり興味がなくて、今はZSTで頑張って行こうと思っています。昔からそうなんですが、ZSTの試合は1本とかKOを目標とする試合がメインなんですね。ですから、見ている人は絶対にそっちのほうが面白いと思う。判定とかで、どっちか分からないってモヤモヤするよりは、どんどん狙ってきれいに終わるほうが断然いいと思いませんか?」

 次の試合で夢に少しでも近づきたい。

「5月6日に新宿FACEで試合をやります。相手は、昨年の8月にチャンピオンの伊藤(盛一郎)選手と対戦した韓国のユン・ホヨン選手。チャンピオンに一本で決められ負けていますが、2Rまで引っ張って、いい試合をしていた。映像を見ても体つきもよく、身体能力も高そうなので、結構強そうです。でも僕は強ければ強いほどやりたいタイプ。なので、本当に楽しみです。目標はZSTのチャンピオンとやること。チャンピオンはZSTの中で一番強いので、その一番強い選手とやったら、一番おもしろいかなと。今はまだ早いかなと思いますが、いつか伊藤選手に近づき、試合ができるように練習していきたいと思います。総合はとっつきにくいと思われるかも知れませんが、打撃や寝技など幅広く展開するので、きっと好きなスタイルが見つかると思う。そこもぜひ注目して下さい」

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