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新美貴士が玖村修平、森坂陸を倒しフェザー級王座獲得【Krush.119】

2020.11.28 Vol.Web Original

第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント

「Krush.119」(11月27日、東京・後楽園ホール)で行われた「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」で新美貴士(名古屋JKファクトリー)が決勝で森坂陸(エスジム)を破り、第5代王座に就いた。

 新美は2018年8月のKrush名古屋大会からK-1ジャパングループに参戦。名古屋を拠点としていることもあり、K-1にも大阪と名古屋の大会に出場。そのなかで着実に実績を重ね、今回のトーナメントへの参加を果たした。

 9月に行われた1回戦は対戦相手の知良が脱水症状で計量に不参加となったため不戦勝となっていた。

玖村「3人とのレベルの違い見せる」、森坂「これまでにないチャンピオンになる」【Krush.119】

2020.11.26 Vol.Web Original

第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント

「Krush.119」(11月27日、東京・後楽園ホール)の前日計量と会見が11月26日、都内で開催された。「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」に出場する岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、森坂陸(エスジム)、玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)、新美貴士(名古屋JKファクトリー)の4人は1回で規定体重をクリアした。

 その後に行われた会見では新美は「1回戦は不戦勝で試合を見せることはできなかったが、かなりレベルアップしていると思う」、玖村は「明日、2試合倒してチャンピオンになる練習はしてきた。準備は整っているので明日はやるだ、森坂は「今まで以上に練習してきて、最高の体に仕上げることができた。練習でできたことを出せれば絶対に優勝できると思っている。明日は俺がチャンピオンになります」、岡嶋は「明日は2試合しっかり勝ちます。そのためにまず準決勝、勝ちます」とそれぞれ挨拶。

網膜剥離乗り越えた玖村修平が1年ぶりの復帰戦でKO勝ち【Krush.117】

2020.09.27 Vol.Web Original

「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」1回戦開催

「Krush.117」(9月26日、東京・後楽園ホール)で「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」の1回戦が行われた。

 このトーナメントは昨年11月に行われた「K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント」で優勝し王座を獲得した江川優生が今年2月に王座を返上したことから行われるもの。

 その江川はトーナメントでは3連続1RKO勝ちと圧倒的な強さを見せ、今年2月の「K-1 AWRADS」でMVPに輝くなどフェザー級で圧倒的な存在となった。しかし今年3月の「K’FESTA.3」はケガで欠場、9月22日のK-1大阪大会で椿原龍矢に判定で敗れるなどK-1グループのフェザー級戦線は混迷の入り口に差し掛かっており、今回のトーナメントは注目度が一気に上がっている。

 1回戦第3試合では網膜剥離から復活した玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)が秀樹(レンジャージム)にKO勝ち。復活の狼煙を挙げた。

 玖村は昨年6月に行われた「スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」に出場したものの準決勝で武居由樹に敗戦。昨年11月に網膜剥離を発症し12月のKrushを欠場。長期欠場となり、今回が約1年ぶりの復帰戦でフェザー級に階級を上げての初戦となるのだが、前日会見ではKrushエヴァンジェリストの石川直生氏に優勝候補に挙げられた。

 対する秀樹は34歳でプロデビューを果たし、K-1ジャパングループには昨年6月から参戦する遅咲きのファイター。

Krushエヴァンジェリスト石川直生が挙げる優勝候補は1年ぶり復帰の玖村修平【Krush.117】

2020.09.25 Vol.Web Original

知良が体調不良で欠場。新美貴士は不戦勝

「Krush.117」(9月26日、東京・後楽園ホール)の前日計量と会見が9月25日、東京都内で開催された。

 今大会では江川優生が返上し空位となったKrushフェザー級王者を決める「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」の1回戦が行われる。4試合が行われる予定だったが、出場予定だった知良(RBアカデミー)が減量中の体調不良で計量に参加できず、欠場となった。対戦相手だった新美貴士(名古屋JKファクトリー)は不戦勝となる。残る7選手は計量をクリアした。

 計量後の会見には知良と計量に遅れた秀樹(レンジャージム)を除く6選手が参加した。

 会見の冒頭、Krushエヴァンジェリストの石川直生氏はトーナメントの見どころとして「優勝候補は玖村選手になると思うが、それに対し、他の選手が1回戦でどんなパフォーマンスをしてくれるか。それによってファンの皆さんのトーナメントに対する注目度も上がって来ると思う」と話し、選手たちの奮起に期待した。

森坂が不退転の決意「勝てなかったらリングから離れる」【12・16 Krush】

2018.11.22 Vol.Web Original

桝本は「終わりよければすべてよし。KOで締めたい」
「Krusn.96」(12月16日、東京・後楽園ホール)で対戦が発表されていた桝本“ゴリ”翔也と森坂陸が11月22日、都内で行われた会見で今回の対戦についてコメントした。

 2人は現在開催中の「第6代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」の1回戦で敗れているのだが、桝本はビクトー・サラビア、森坂は軍司泰斗というともに強豪相手の敗戦。

 前回の敗戦については森坂は「前回はいいコンディションだったのに負けた。自分の中では完敗。まだまだ上には通用しないと自覚した部分がたくさんあった。パワー不足。パワーがつけばもう少し上に行けるかなと思った」、桝本は「うまく逃げられてポイントを取られた」とともに振り返った。

 そして今回の試合について森坂は「ここで勝てなければ、今の自分では今後上には上がっていけない。今回は覚悟を持って試合に臨む。絶対に負けられない試合」、桝本は「10月に負けたが、ダメージもケガもなくすぐに練習を始めたので調子はいい。今回は。もう何年も倒せてないので、KOで締めたい。終わりよければすべてよし、でKOで締めたい」と話した。

9・30「Krush.93」から「第6代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」開催

2018.07.26 Vol.Web Original

決勝は来年の2月大会
 Krushが7月26日、都内で会見を開き、「Krush.93」(9月30日、東京・後楽園ホール)から8選手参加の「第6代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」を開催することを発表した。

 これは前王者・寺戸伸近の王座返上に伴ってのもので、同大会と「Krush.94」(10月28日、東京・後楽園ホール)で1回戦2試合ずつを行い、「Krush.96」(12月16日、東京・後楽園ホール)で準決勝。来年の2月大会で決勝が行われる。

 9月大会では軍司泰斗vs森坂陸、椿原龍矢vs亀本勇翔、10月大会では大岩翔大vs玖村将史、桝本“ゴリ”翔也vsビクトー・サラビアが行われる。

 トーナメントの大本命と目されるのが前Krushバンタム級王者の軍司。軍司は6月大会で金子晃大に敗れバンタム級王座を失ったばかりだが、K-1のリングではスーパー・バンタム級でも戦い結果を残しており、階級を上げることの不利はない。現在19歳で、体がどんどん大きくなり通常体重が65~67kgという軍司にとっては55kgで戦えるというのはむしろプラスでこれまで以上のパフォーマンスが期待されるところ。

和島大海が壮絶KOで神保を返り討ち。Krush王座へ照準【5・26 KHAOS】

2018.05.26 Vol.Web Original

対抗戦は関西軍が3勝2敗で制す
 K-1グループ第3のブランド「KHAOS.5」(5月26日、東京・新宿FACE)で行われた「KHAOS of WAR 関東vs関西5対5全面戦争」で関西軍が3勝2敗で勝利を収めた。

 KHAOSは大会ごとに「出場選手が10代だけ」「優勝者が賞金総取りのトーナメント」といったさまざまなコンセプトのもと大会を開催。今回は昨秋に行われ、好評を博した「関東vs関西」の第2弾。

 2勝2敗で迎えたメーンの大将戦で和島大海(関西)が神保克哉(関東)を2R2分32秒、KOで下した。

 2人は2016年にKrushで対戦し、互いにダウンを奪い合う激戦を繰り広げた末、和島がKO勝ちを収めている。

今回も関東vs関西5vs5全面戦争【5・26 KHAOS.5】

2018.04.03 Vol.Web Original

メインはスーパー・ウェルター級のホープ対決「神保vs和島」
 K-1グループ第3のブランドKHAOSの第5回大会「KHAOS.5」(5月26日、東京・新宿FACE)の会見が4月3日、都内で開催され、大会コンセプトと決定カードが発表された。

 KHAOSは当日まで対戦相手が分からない「KHAOS ROYAL」「出場選手は10代だけ」、優勝者が賞金総取りのトーナメント「Money in the KHAOS」など大会ごとにテーマを決め、それに沿った試合を組んできた。今回は昨年秋に引き続き「関東vs関西」の5vs5対抗戦が行われる。

 メインを務めるのはスーパー・ウェルター級の「神保克哉vs和島大海」。神保は前戦でこの階級の元王者・中島弘貴を判定で破る殊勲の勝利を収めたばかり。和島もプロ戦績が9戦8勝1敗。勝利はすべてKO勝ちと、この階級の次代を担う者同士の戦いとなった。この2人は2016年に一度Krushで対戦し、その時は和島がKOで勝利を収めている。

 互いの印象について和島は「1回試合をしたときもパンチでダウンさせられている。パンチは強いという印象。僕が唯一負けている中島選手に勝っているので気合を入れて試合したい」と話せば、神保は「見た目では勝っている。やられたらやり返すだけ」と話す。これに対して和島が「顔では勝っている」と返すと神保は「ノーコメントで」と一言。

 和島は前戦、中国で戦い、体重超過の相手をKOで下しているのだが、「完全なアウェー。自分がダウンを取ってもシーンとしている。デビュー戦みたいな感じで初心を思い出して戦えたのでいい経験となった」と振り返った。一方、神保は「ああいうベテラン選手にも勝てるんだなという実感があった」と話した。

 今後については和島は「この試合もしっかりKOで勝って、年末のK-1大阪大会ではチンギス・アラゾフと戦いたいと思っているんですが、まだ早いかな?(笑)。アラゾフ選手と戦いたいです」、神保は「若い選手で強いのは和島選手だけ。和島選手に勝っちゃえば、いつも通りおやじ狩りに頑張ります。和島選手がアラゾフ選手と戦いたいというので、僕はジョーダン・ピケオー選手と戦いたい」と話した。

2018年第1弾大会でピケオーに山内佑太郎が挑戦【1・27 Krush.84】

2017.11.15 Vol.Web Original

山内「40歳になって挑戦するのが感慨深い」
「Krush.84」(2018年1月27日、東京・後楽園ホール)の第1弾カードが11月14日発表された。

 -70kgのタイトルマッチが開催され、王者ジョーダン・ピケオーに山内佑太郎が挑戦する。

 山内は2011年の初代王座決定トーナメントで決勝に進出するも、惜しくも敗退。その後、2度王座に挑戦するもいずれも敗れ、今回は4度目のタイトル戦となる。

 山内は「こ話を頂いた時はびっくりした。復帰2戦目でビッグチャンスをいただいて、同時に“来たな”と思った。2011年に初代王座決定トーナメントの決勝で健太選手に負けてから、このベルトが欲しいと思って、絶対にこのベルトを取ろうと決めていた。回数的に(タイトル挑戦)は4回目ですけど、あきらめなければ俺じゃないというのがあるので、またここまで来られて良かったです。(ピケオーは)最強のチャンピオンだと思います。40歳になって挑戦するのが感慨深いし、ここでベルトを獲ったらかっこいいいと思うので、いろいろな想いを乗せて戦いたい」と話した。またピケオーについては「とにかく強いし、手足が長い上にパワフルでアグレッシブで穴がな。僕はピケオーの日本での試合をほとんど生で見ているんですが、ゾクゾクするような、リングで向かい合ったら怖いだろうなと思って見ていました。どの試合もハズレがないというか強い選手だと思う」と話した。

 山内は9月大会で約2年ぶりの復帰戦を行い、小鉄に勝利。いきなりの王座挑戦となるが、宮田充K-1プロデューサーは「元王者の中島くんが年内は休養中で、12月のK-1 SURVIVAL WARSで日菜太vs廣野祐が行われる中、ピケオー選手の防衛戦のスケジュールを考えた時に、ここは山内くんの一発勝負かな、と。ここまで中島、山崎、廣野がピケオーに敗れている中で、山内くんが挑んだら、もしかしたらピケオーを倒せるんじゃかいかと、この前の小鉄戦で感じるものがあった」と今回の抜擢について話した。

「KHAOS.3」大岩がファイトマネー&MVP&ベストバウトを総取り

2017.07.09 Vol.693

 立ち技格闘技「KHAOS.3」(7月8日、東京・新宿FACE)で行われた「優勝者ファイトマネー総取り1DAYトーナメント」で大岩翔大が優勝を果たし、ファイトマネーを総取り。加えてAbema TVによるMVP(10万円)と森坂陸との決勝でベストバウト(各5万円)も手にし、文字通り大岩が大会の話題を“総取り”した。

 トーナメントの準決勝第1試合は大岩vs小倉尚也。大岩は小倉のローキックに前蹴りといった足技に手こずるも、プレッシャーをかけロープに詰めてはパンチの連打で攻め込みペースをつかむ。3Rも激しい打ち合いを展開する2人だが、ここにきてダメージがたまったか小倉の足がやや流れ気味で踏ん張りがきかない様子。対する大岩は最後まで手数も衰えず、判定となったが2-0で大岩が勝利を収めた。

 第2試合は江川優生vs森坂陸。江川は重いパンチを主体に攻め込むと森坂は得意の蹴りで応戦。江川のプレッシャーに下がり気味の森坂だが、手数は森坂のほうが多く、ジャッジが難しいラウンドが続く。3R終了時点で1人が森坂を支持したが、残る2人がドローで試合は延長に。

 延長ラウンドでも相変わらず強烈なプレッシャーをかけ前に出る江川だったが、森坂が前蹴り、ロー、ミドルを蹴り続けて距離を詰めさせない。それでもなんとかロープに詰めてパンチを上下に打ち込む場面も作ったが、しのいだ森坂はまたも距離を取って蹴りで応戦。延長は2-1と割れたが、森坂が優勝候補と目されていた江川を破り決勝に進出した。

KHAOS.2 龍矢が軍司にK-1甲子園のリベンジ 佐野は里見を返り討ち MVPは晃貴

2017.05.14 Vol.690

 K-1グループのK-1、Krushに続く第3のブランド「KHAOS」の第2回大会「KHAOS.2」が5月13日、東京・新宿FACEで開催された。

 実験的な場でもあるKHAOSは旗揚げ戦で前日の計量後に抽選で対戦相手を決める「KHAOS ROYAL」という斬新な企画を試みた。今回は出場選手全員が10代という「KHAOS TEENS」と、これまた斬新な大会となった。

 メーンでは昨年のK-1甲子園-55kg決勝で拳を交えた軍司泰斗と龍矢が対戦。2-0の小差の判定で龍矢が勝利を収めた。

 試合は1Rから意地と意地がぶつかり合う白熱の展開に。判定の難しいラウンドが続いたが、やや龍矢のほうが有効打が多かったか、30-29が2人、29-29が一人という判定で龍矢が勝利を収めた。

 試合後のマイクで龍矢は「去年のK-1甲子園決勝で軍司選手に負けて、めっちゃ悔しかったので、今日、何とか勝つことができてよかったです。みなさん僕の名前を覚えて帰ってください」と挨拶。

 Krush3月大会で出貝泰佑に勝利を収め、武居由樹の持つ「Krush -53kg王座」への次期挑戦者となっていた軍司にとっては痛恨の敗戦となった。一方、龍矢はこの勝利でトップ戦線入りへ大きなアピールとなる。

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