表参道ヒルズで14日に行われたファッション誌『VOGUE JAPAN』主催のファッション・イベント「VOGUE FASHION’S NIGHT OUT 2019」(以下、FNO)。アメリカ版『VOGUE』の編集長、アナ・ウィンターが提唱した世界最大級のファッション・イベントは今年で11回目を迎え、「Fashion × Sustainability(ファッション × サステナビリティ)」をテーマに掲げる。セレモニーではゲストが美しいドレス姿で競演した。
モデルの冨永愛が着用したドレスは、ヴェルサーチの2019プレフォールコレクション。1994年にハリウッド女優エリザベス・ハーレイが、映画『フォー・ウエディング』のレッドカーペットで名を馳せた伝説のドレスを復刻したもの。安全ピンやスリットを大胆に取り入れたアイコニックなデザインの一着だ。難易度の高いドレスをさらりと着こなし、トップモデルとしての貫禄を見せつけた。
2009年のイベント開始当初からアンバサダーとして参加する冨永は、創刊20周年となる『VOGUE JAPAN』に「私のキャリアも20年以上なんですけど、一番最初の高校の制服の時から一緒に盛り上げてこられた。(表参道ヒルズの)入り口のところに『VOGUE JAPAN』の表紙がいっぱい飾ってあって、そこにも懐かしい表紙があって思い出深いです」と、同誌の歴史と自身を重ねた。