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椿原龍矢が“番狂わせ男”の本領発揮。MVP男の王者・江川に判定勝ち【K-1大阪】

2020.09.23 Vol.Web Original

K-1を代表する存在となった江川がまさかの敗戦

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1秋の大阪決戦~」(9月22日、大阪・エディオンアリーナ大阪)のセミファイナルでK-1 WORLD GPフェザー級王者の江川優生(POWER OF DREAM)が椿原龍矢(月心会チーム侍)と対戦。昨年11月に王座獲得後の初戦で敗れる波乱が起こった。

 椿原はこれまで不利といわれる状況で底力を発揮し白星を重ねてきたのだが、今回も“番狂わせ男”の本領を発揮した形となった。

 江川はフェザー級王座決定トーナメントで全試合1RKOで優勝し、王座獲得。そして今年2月の「K-1 AWARDS」でMVPを獲得するなどK-1を代表する顔となった。今回も武尊、武居由樹が出場しない中、王者としての責任を背負っての出場だった。

 対する椿原は前戦の桝本翔也戦から階級をフェザー級に上げ、今回が2戦目。桝本にKO勝ちしたのだが、桝本はかつて江川にKO勝ちを収めたことのある強豪で、その実績が認められ今回の対戦にこぎつけた。

江川優生が才賀紀左衛門に辛らつコメント「自分のところまでたどり着けるのか?」【K-1大阪】

2020.09.21 Vol.Web Original

“番狂わせ男”椿原と王座戴冠後の初試合

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1秋の大阪決戦~」(9月22日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の前日計量と前日会見が9月21日、大阪市内で行われた。

 セミファイナルに出場するK-1 WORLD GPフェザー級王者の江川優生(POWER OF DREAM)は今回は-58kg契約で椿原龍矢(月心会チーム侍)と対戦する。江川は58.0kg、椿原は57.8kgで計量をクリアした。

 その後に行われた会見で江川は「久々の試合なのでワクワクしている。明日は頑張る」と挨拶。江川は今年3月の「K’FESTA.3」はケガで欠場したため、戴冠後、初の試合となることから「チャンピオンとしての初陣が敵陣ということだが、その大阪の会場を江川の色に染めてやろうと思っています」と語った。

 対戦する椿原は「明日は僕の格闘技人生の中で最強の対戦相手。その相手を倒して、自分が最強になったろうと思っています」と挨拶。椿原はこれまで“格上”とされる相手との対戦で多く勝利を重ねてきたのだが、この日も「もう勝つ気でいるので、しっかり勝ちに行きます。“番狂わせと言ったら椿原やな”と言わせるような試合をしようと思っている」と下克上を宣言した。

江川優生がK-1王者& MVPとしての強烈なプライドを激白【K-1大阪】

2020.08.14 Vol.Web Original

椿原相手に約10カ月ぶりの実戦

「K-1 WORLD GP ‪2020 JAPAN‬」(‪9月22日‬、大阪・エディオンアリーナ大阪)に出場する江川優生(POWER OF DREAM)が8月14日、都内で公開練習を行った。

 江川は昨年11月のK-1横浜大会で行われた「第3代K-1フェザー級王座決定トーナメント」では3連続1RKO勝ちで王座を獲得。しかし3月の「K’FESTA.3」はケガで欠場となってしまい、今回は約10カ月ぶりの実戦。-58kg契約のスーパーファイトで椿原龍矢(月心会チーム侍)と対戦する。

 カード発表会見では欠場期間について「空いた分、フィジカル面でいい練習ができていた。大会に出ていないからといってダメだったわけではない。試合が楽しみ」などと話していたが、この日の練習では「疲れがピーク」と言いつつも力強いパンチにミドルキック、ヒザ蹴りを古川会長の持つミットに叩き込んだ。

 練習後の会見では「今回の試合に向けて特別に何かし始めたということはない。いつも通りに追い込んでいる。いい練習はできている」と約10カ月ぶりの実戦ではあるが不安はないよう。

 この間の練習については「3月に欠場となって、練習に復帰する時にコロナの影響で練習もまともにできない状況となってしまった。まともに練習を再開したのが5月上旬くらい。それまでは公園で練習したりで思いっきり練習できなかったので、やり切れてない感じがあったが、5月からは普通に練習できているので練習量は問題ない」という。

2019年のMVP江川優生が“なにわのSAMURAI”椿原龍矢と対戦【9・22 K-1大阪】

2020.07.28 Vol.Web Original

昨年11月の横浜大会以来の登場

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」(9月22日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の第2弾カード発表会見が7月28日、東京都内で開催された。

 K-1 WORLD GPフェザー級王者で「K-1 AWARDS 2019」のMVPである江川優生(POWER OF DREAM)が椿原龍矢(月心会チーム侍)を相手に2020年の初戦を迎える。

 江川は昨年11月のK-1横浜大会で行われた「第3代K-1フェザー級王座決定トーナメント」で3試合連続1RKO勝ちで王座を獲得。しかし今年3月の「K’FESTA.3」はケガのため欠場していた。

 対する椿原はK-1やKrushでスーパー・バンタム級で活躍。西京春馬や軍司泰斗といった強豪相手に勝利を挙げるなど実績を重ねたが、前戦からフェザー級に階級を上げ、かつて江川から勝利を収めたこともある桝本翔也と対戦し、左ハイキック一発でKO勝ちを収めている。

4つのKO決着中3試合の敗者が担架送り。蓮實光は大沢文也に失神KO勝ち【Krush.114】

2020.07.12 Vol.Web Original

約3カ月半ぶりの後楽園ホール大会

 K-1グループの「Krush」が7月11日、約3カ月半ぶりにホームともいうべき東京・後楽園ホールで大会を開催した。

 とはいえ、新型コロナウイルスの感染拡大防止のためのガイドラインにより、大幅に座席を削っての開催。超満員の発表ながら520人といつもの後楽園大会と比べて寂しい客席となったが、リング上は9試合中4試合がKO決着、うち3試合の敗者が担架送りとなる激しく熱い試合が続いた。

 第7試合ではライト級の実力者・大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)が蓮實光(パラエストラ栃木)と対戦。2Rに立て続けに3つのダウンを奪われKO負けを喫した。

 蓮實は1Rこそ大沢のアウトボクシングにてこずり、パンチで鼻血を出すなど苦戦のスタートとなったが、2Rに入るとプレッシャーをかけ距離を詰めるとパンチの連打。しっかりガードする大沢だったが、蓮實の右フックがヒットし大沢がヒザをつきダウン。

晃貴vs隼也のバンタム級タイトル戦開催【4・19 K-1 KRUSH FIGHT】

2019.02.19 Vol.Web Original

「K-1 KRUSH FIGHT.100」(4月19日、東京・後楽園ホール)の第一弾カード発表会見が2月19日、東京都内で行われた。

 今回から大会名称が「krush」から「K-1 KRUSH FIGHT」に変更となり、いわば節目の大会。ここで1月大会でバンタム級王座を獲得した晃貴が隼也ウィラサクレックを相手に早くも防衛戦に臨む。

軍司泰斗と玖村将史が来年2月にベルトかけ対戦【Krushスーパー・バンタム級トーナメント】

2018.12.17 Vol.Web Original

軍司は今回も椿原に苦戦。僅差の判定で勝利
 Krushの2018年最終大会となる「Krush.96」(12月16日、東京・後楽園ホール)で行われた「第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメント」準決勝で軍司泰斗と玖村将史が勝利を収め、「Krush.98」(2019年2月16日、東京・後楽園ホール)で行われる決勝に駒を進めた。

 軍司はプロアマ通じて3回戦い、1勝2敗と負け越している椿原龍矢と対戦した。

 この2人の対戦は常にどちらが勝ってもおかしくないような内容なのだが、今回も3Rが終わった時点でジャッジ3者ともイーブンの0-0で延長ラウンドに突入。

 延長は前半こそ椿原が手数で勝ったものの、軍司は終盤、ボディーフックで椿原の動きを鈍らせ、終了間際にはロープに詰め左フック、右ストレートの連打で追い込むシーンを作った。

 延長の判定はマストシステムなことから会場が固唾をのんでコールを待つ。2人のジャッジが割れる中、最後の1人は10-9で軍司を支持した。

12.16「Krush.96」第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメント準決勝のカードが決定

2018.10.29 Vol.web

「Krush.96」(12月16日、東京・後楽園ホール)で行われる第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメントの準決勝出場者が29日、都内の会場で会見を行った。
 同トーナメントへは、9月の大会で行われた一回戦Aブロックの試合で、軍司泰斗と椿原龍矢の準決勝進出が決定しており、残りの2名は前日開催された「Krush.94」(10月28日、東京・後楽園ホール)の一回戦Bブロックで決定。大岩翔太にKO勝利した玖村将史と、桝本“ゴリ”翔也に判定勝ちしたビクトー・サラビアが準決勝への切符を手にした。

各選手のコメントは以下。

軍司泰斗
「椿原選手とは3回も対戦していて、やりづらい選手だというのはわかっている。お互い何を出してくるのか分かっているので、それにプラスアルファ、必殺技を2つ3つ増やしてやろうと思っている。(決勝では)武居(由樹)選手と対戦したサラビア選手とやってKOで優勝したい。減量も練習もきっちりやって必ずベルトを巻きます」

椿原龍矢
「軍司選手とは過去3回やっていて、パンチが強い選手だと思っている。気持ちで負けないように頑張りたい。玖村選手が決勝に上がってきたらリベンジでチャンピオンに、サラビア選手が上がってきたら、初の外国人選手との闘いを制してのチャンピオンになる。成長した僕を見て下さい」

玖村将史
「サラビア選手と試合が決まってワクワクしています。どんなカードが組まれるか分かりませんが、一番盛り上がる試合になると思います。決勝には軍司選手、椿原選手、どちらも強いので、どちらが上がってくるかわかりませんが、上がってきた方をしっかり倒してベルトを巻きたいと思います」

ビクトー・サラビア
「昨日の玖村選手の試合は見られませんでしたが、帰ってから弱点を探そうと思います。次回は前回と違う僕を見せられると思う。今までの僕を研究していたら、みなさんびっくりすると思います。決勝は誰がきても関係ない。12月は新しい僕を発見できると思います」

9・30「Krush.93」から「第6代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」開催

2018.07.26 Vol.Web Original

決勝は来年の2月大会
 Krushが7月26日、都内で会見を開き、「Krush.93」(9月30日、東京・後楽園ホール)から8選手参加の「第6代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」を開催することを発表した。

 これは前王者・寺戸伸近の王座返上に伴ってのもので、同大会と「Krush.94」(10月28日、東京・後楽園ホール)で1回戦2試合ずつを行い、「Krush.96」(12月16日、東京・後楽園ホール)で準決勝。来年の2月大会で決勝が行われる。

 9月大会では軍司泰斗vs森坂陸、椿原龍矢vs亀本勇翔、10月大会では大岩翔大vs玖村将史、桝本“ゴリ”翔也vsビクトー・サラビアが行われる。

 トーナメントの大本命と目されるのが前Krushバンタム級王者の軍司。軍司は6月大会で金子晃大に敗れバンタム級王座を失ったばかりだが、K-1のリングではスーパー・バンタム級でも戦い結果を残しており、階級を上げることの不利はない。現在19歳で、体がどんどん大きくなり通常体重が65~67kgという軍司にとっては55kgで戦えるというのはむしろプラスでこれまで以上のパフォーマンスが期待されるところ。

和島大海が壮絶KOで神保を返り討ち。Krush王座へ照準【5・26 KHAOS】

2018.05.26 Vol.Web Original

対抗戦は関西軍が3勝2敗で制す
 K-1グループ第3のブランド「KHAOS.5」(5月26日、東京・新宿FACE)で行われた「KHAOS of WAR 関東vs関西5対5全面戦争」で関西軍が3勝2敗で勝利を収めた。

 KHAOSは大会ごとに「出場選手が10代だけ」「優勝者が賞金総取りのトーナメント」といったさまざまなコンセプトのもと大会を開催。今回は昨秋に行われ、好評を博した「関東vs関西」の第2弾。

 2勝2敗で迎えたメーンの大将戦で和島大海(関西)が神保克哉(関東)を2R2分32秒、KOで下した。

 2人は2016年にKrushで対戦し、互いにダウンを奪い合う激戦を繰り広げた末、和島がKO勝ちを収めている。

今回も関東vs関西5vs5全面戦争【5・26 KHAOS.5】

2018.04.03 Vol.Web Original

メインはスーパー・ウェルター級のホープ対決「神保vs和島」
 K-1グループ第3のブランドKHAOSの第5回大会「KHAOS.5」(5月26日、東京・新宿FACE)の会見が4月3日、都内で開催され、大会コンセプトと決定カードが発表された。

 KHAOSは当日まで対戦相手が分からない「KHAOS ROYAL」「出場選手は10代だけ」、優勝者が賞金総取りのトーナメント「Money in the KHAOS」など大会ごとにテーマを決め、それに沿った試合を組んできた。今回は昨年秋に引き続き「関東vs関西」の5vs5対抗戦が行われる。

 メインを務めるのはスーパー・ウェルター級の「神保克哉vs和島大海」。神保は前戦でこの階級の元王者・中島弘貴を判定で破る殊勲の勝利を収めたばかり。和島もプロ戦績が9戦8勝1敗。勝利はすべてKO勝ちと、この階級の次代を担う者同士の戦いとなった。この2人は2016年に一度Krushで対戦し、その時は和島がKOで勝利を収めている。

 互いの印象について和島は「1回試合をしたときもパンチでダウンさせられている。パンチは強いという印象。僕が唯一負けている中島選手に勝っているので気合を入れて試合したい」と話せば、神保は「見た目では勝っている。やられたらやり返すだけ」と話す。これに対して和島が「顔では勝っている」と返すと神保は「ノーコメントで」と一言。

 和島は前戦、中国で戦い、体重超過の相手をKOで下しているのだが、「完全なアウェー。自分がダウンを取ってもシーンとしている。デビュー戦みたいな感じで初心を思い出して戦えたのでいい経験となった」と振り返った。一方、神保は「ああいうベテラン選手にも勝てるんだなという実感があった」と話した。

 今後については和島は「この試合もしっかりKOで勝って、年末のK-1大阪大会ではチンギス・アラゾフと戦いたいと思っているんですが、まだ早いかな?(笑)。アラゾフ選手と戦いたいです」、神保は「若い選手で強いのは和島選手だけ。和島選手に勝っちゃえば、いつも通りおやじ狩りに頑張ります。和島選手がアラゾフ選手と戦いたいというので、僕はジョーダン・ピケオー選手と戦いたい」と話した。

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