Notice: Function _load_textdomain_just_in_time was called incorrectly. Translation loading for the all-in-one-seo-pack domain was triggered too early. This is usually an indicator for some code in the plugin or theme running too early. Translations should be loaded at the init action or later. Please see Debugging in WordPress for more information. (This message was added in version 6.7.0.) in /home/newthl/www/tokyoheadline/wp-includes/functions.php on line 6114
檜山勇斗 | TOKYO HEADLINE
SearchSearch

格闘家イケメンファイル Vol.30 トレンディMMA 檜山勇斗(ひやまゆうと)

2015.08.10 Vol.648

 高校時代から格闘技界ではその名が知られていた檜山。それは息子を格闘家にしたかった父親の英才教育(?)のたまものとか。

「ずっと空手をやっていた父から5歳ぐらいの時に空手を教えてもらったのが、格闘技を始めるきっかけですね。最初は空手の道場に入ったんですけど、しばらくすると格闘技の道場に入って、その後今度は柔術の道場にも入りました。それもすべて父親の影響です。というか、僕を格闘家にしたいと思った父親にそのころは操作されていたんだと思います(笑)」

 スタートが空手ということは打撃系?

「空手から入った割には寝技のほうが好きです。打撃はまだまだ向上させなければと思っています。柔術は相手が完全に負けを認めるから気持ちいい。打撃やキックでKOすると、相手は倒れるだけじゃないですか。でも関節技で決めると、相手は自ら負け宣言しなきゃいけないので、勝った感があっていいかなと(笑)。向こうに敗北感を味あわせたいというのもありますけど。自分が逆に、関節技でギブアップして負けたら、ものすごい敗北感ですからね」

 そんな負けん気の強さを持つ檜山だが、意外にも試合前は弱気になることも。

「練習よりも試合のほうが楽しいんですけど、リングに上がるまでが嫌な感じなんです。なんで試合をやるのかなって(笑)。割と目立ちたがりなので、リングに上がったら、その瞬間から高揚感があって、試合が終わるとすぐにまた試合したいと思うんですけど、試合が決まると、なんで試合するって言っちゃったのかなって(笑)。相手も怖いし、緊張で逃げ出したいと思ってしまう。試合の1週間ぐらい前からは、ずっと緊張です。対戦相手に関しては一応は研究しますが、あまり気にしすぎないようにしています。先入観を持たずに、いつも通りの自分が出せればいいと思って試合に臨んでいます」

 プロ格闘家とともに、普通の大学生という顔も持つ。

「毎日大学とジムの行き来ですね。ちょっと前まではテニスサークルに入っていたんですけど、総合格闘技と柔術の2つのジムに通っていて、格闘技ばかりやっているので、時間がなくてあまりサークルに行けなくなってきた。それ以外は…家でごろごろしてテレビを見るぐらいです。バラエティーとか…。ほんと、趣味とかないんですよ。自分は細々と生きているような人間なので、逆に格闘技をやっていることで、救われています。格闘技をやっているおかげで周りからも認めてもらえることもあるし、そのおかげで結構社交性も身についたんじゃないかと思います。格闘技をやっていなかったら、どうなっていたか…。多分、全然生活は違っていたと思います。もともと学校でもクラスの隅っこにいるようなおとなしい性格だったので全然目立たない暗い子だったでしょうね」

 8月23日にはディファ有明で「ZST.47」に出場する。

「対戦相手は初のオーストラリア人。外国の選手とやること自体、プロに入って初めてです。今度の選手は特に日本人と違って勢いが凄いので、最初のプレッシャーが多分半端ないんじゃないかと思っています。ですから、最初から打ち負けないようにしたい。先に自分が引いたらヤバイかなという感じなので、最初にペースを持っていかれないように気をつけたい。相当アグレッシブに来ると思うので、自分も派手に動き回って、分かりやすい試合をしたいです。地味な試合をしてもお客さんは面白くないと思うので、格闘技に詳しくない人にも感銘を与えれるような試合をしたいと思います」

 そんな檜山の将来の夢とは。

「まず、ZSTでタイトルを取っていないので、タイトルを取りたい。取ったら、海外でも活躍できたらなと思います。日本でも盛り上げていこうと頑張っていますが、世界には盛り上がっている所が多くあるので、そういう所でやれればいいですね。そして将来的には指導者など、格闘技に関わっていきたい。痛いとか、辛いだけじゃなくて、楽しい部分もたくさんあるということを多くの人に伝えたいです」

Copyrighted Image