Notice: Function _load_textdomain_just_in_time was called incorrectly. Translation loading for the all-in-one-seo-pack domain was triggered too early. This is usually an indicator for some code in the plugin or theme running too early. Translations should be loaded at the init action or later. Please see Debugging in WordPress for more information. (This message was added in version 6.7.0.) in /home/newthl/www/tokyoheadline/wp-includes/functions.php on line 6114
武居 | TOKYO HEADLINE
SearchSearch

階級の壁乗り越え武尊が3階級制覇。そしてあの男へ?メッセージ

2018.04.06 Vol.705

 新生K-1において最大規模の大会となった「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN 〜K’FESTA.1〜」(3月21日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)で行われた「K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」で武尊が決勝で小宮山工介を3R2分2秒、KOで破り、3階級制覇を成し遂げた。

 当初は王者・大雅とのタイトルマッチで3階級制覇に挑戦する予定だった武尊だが、約1カ月前の大雅の不出場決定により急きょトーナメントに変更となった。もともと大雅と戦うためベストのフェザー級から無理をして1階級上げての試合だったのだが、トーナメントとなったことで1日に3試合しなければベルトにも、そして悲願のメインイベントにもたどり着けないという過酷な状況に。その中で見事に3つの白星を重ねた。

6大タイトル戦のトリは武居vs久保賢司

2018.03.19 Vol.704

 本戦は3部構成になっているのだが、タイトルマッチが最後に並ぶわけではなく、バランスよく配置された。そのなかでもトリであるセミファイナルに登場するのはスーパー・バンタム級王者で「K-1 AWARDS 2017」のMVPに輝いた武居由樹。武居は「第2代スーパー・バンタム級初代王者決定トーナメント」の決勝で破った久保賢司と再び相まみえる。

 武居は昨年5戦5勝、4KO勝ちと圧倒的な強さを見せた。沈着冷静に相手を追い込んで、最後は激しい攻撃でリングに沈める。絶対王者の風格を漂わせながらも、試合が終わった後にマイクを握った瞬間からいつもの少年のようなたたずまいに戻り「みんな大好きです」とさらりと言ってのける。試合前の会見でも爽やかな受け答えで決して怒りを表に出すようなことはない。久保の挑発についても「こういう絡まれ方は初めてなので楽しい」とまで言う。

 一方の久保は昨年、トーナメントで現役復帰して以来、常にいらだち、対戦相手に憎悪をむき出しにする。ともすればそういう振る舞いは試合を盛り上げるためのポーズと取られてしまうこともあるのだが、久保の場合はどうやらそういったものとも違うらしい。

 久保は公開練習後の会見でぽつりと「普段の状態と試合のモードに入った時の感情の落差がありすぎて、私生活ではつらい時もある」と漏らした。そういったため込まれた負の感情が爆発する久保の試合は「情け容赦ない」ものとなる。

 前回の対戦はトーナメントの決勝で互いのダメージに差があった。今回は一発勝負。久保に言わせると武居は「よく言えばクレバーだが、悪く言えば相当性格が悪い」らしい。

 この試合は試合中はもちろんなのだが、試合後の会見のコメントも含めて興味深い一戦となりそうだ。

武尊が名古屋で武居とエキシビション。9月には地元・米子でも

2017.07.08 Vol.694

 K-1フェザー級王者・武尊が8、9月に興味深いエキシビションマッチを2回行うこととなった。

まずは8月20日に名古屋国際会議場イベントホールで開催される「Krush.79 ?in NAGOYA?」で第2代K-1スーパー・バンタム級王者・武居由樹と〈K-1 WORLD GPスーパーエキシビションマッチ〉を行う。4日の会見には揃って登壇。

 武居が「武尊選手というスター選手とエキシでやらせてもらえるチャンスをもらってうれしいです。胸を借りるつもりで盛り上げたいと思います。武尊選手は全部が完璧な選手。中途半端な状態で挑んだら倒される。僕もこの1カ月間追い込んで、武尊選手に負けないくらいの身体を作って、本気でいきたい」と話せば武尊も「武居選手がどんな強さを持っているのかも気になっていたので、こうして試合ができてうれしい。今回はエキシですが、僕はエキシのつもりでやりたくない。中途半端な試合はしたくないので、一つの試合だと思って試合まで追い込みをやって挑みたい」とともに真剣モード。

 年に一度のKrush名古屋大会では昨年もゲーオ・ウィラサクレックとエキシビションながら拳を交えた武尊。今回の武居に関しては階級が近いこともあり今後対戦することもありそう?ということで、より注目度の高いエキシビションとなる。

 また武尊は9月25日には地元・鳥取県米子市で開催されるプロレスの「WRESTLE-1」米子大会でもエキシビションマッチに出場。こちらは同郷の後輩である晃貴(こうき)と対戦する。

 こちらについては「米子は遠い人もいると思うのですが、そこでしかできない試合をしたいと思っています」と話す。プロレスのリングというファン層も違うところでどんな試合を見せるのか。

 武尊はどうしても東京でのビッグマッチに出場することが多くなってしまうので、なかなか地方で試合をすることは難しい。エキシビションとはいえ、この2試合はなにかと意味を含むものとなりそうだ。

Copyrighted Image