Notice: Function _load_textdomain_just_in_time was called incorrectly. Translation loading for the all-in-one-seo-pack domain was triggered too early. This is usually an indicator for some code in the plugin or theme running too early. Translations should be loaded at the init action or later. Please see Debugging in WordPress for more information. (This message was added in version 6.7.0.) in /home/newthl/www/tokyoheadline/wp-includes/functions.php on line 6114
永井豪 | TOKYO HEADLINE
SearchSearch

デビルマンやキューティーハニー…老舗の銘酒がセクシー&クールに“変身”

2018.10.07 Vol.Web original

 一見、海外のスタイリッシュなワインボトル…と思いきや、よく見れば描かれているのは、漫画家・永井豪が生み出した大人気キャラクター『デビルマン』。漆黒の魔界の闇にデビルマンが浮かび上がる、ダークなボトルデザインの黒麹芋焼酎。その名も「魔界への誘(いざな)い」。

「魔界に誘われるような悪魔的なうまさ」。そんな意味を込めたこの焼酎は、元禄元年(1688年)から続く佐賀県の老舗・光武酒造場の人気銘柄。2年間、甕(かめ)で熟成させた、スッキリとした飲み口ながら芳醇な味わいが特徴の焼酎だ。今年9月に永井豪画業50周年記念商品として、このコラボボトル版の販売を開始。当初の想定より2倍近い、過去最高ペースで売り上げているという。同じく、同酒造のハチミツを使った梅酒は『キューティーハニー』とコラボ。こちらも厳選された国産の梅の実と国産ハチミツを使い、1年以上熟成させたこだわりの梅酒。アクセントのブランデーと梅の風味が華やかに香る。

日本のアニメがイタリア映画界にダークヒーローを生んだ!

2017.05.22 Vol.691

 不朽の名作を生み出してきたイタリア映画界に昨年、新鋭監督の長編デビュー作が新風を巻き起こした。題して『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』。新鋭ガブリエーレ・マイネッティがメガホンをとった同作は、イタリア映画界では珍しい“スーパーヒーローもの”。主人公エンツォはひょんなことから超人的な身体能力を備えてしまう。闇取引の最中に世話になっていた男が殺され、その娘・アレッシアの面倒を見る羽目に。日本のアニメ『鋼鉄ジーグ』のDVDを片時も離さない風変わりなアレッシアを守りながら、絶体絶命の戦いに身を投じていく。

「もちろん、子供のころから日本のアニメを見て育ったんだよ(笑)。『マジンガーZ』とか『グレンダイザー』とかモチーフにした日本のヒーローアニメは数あったけど『鋼鉄ジーグ』のテーマ曲はイタリアでもよく知られていたし、何よりヒロインの存在がとても重要だったんだ」

 超人的な能力で悪と戦うヒーローストーリーでありながら、エンツォを『鋼鉄ジーグ』の正義の主人公・司馬宙(シバヒロシ)を重ねあわせるアレッシアとの不器用なラブストーリーも織り込まれる。本作はイタリアのアカデミー賞、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞での最多7部門受賞をはじめ2016年のイタリア映画賞を席巻した。

「今のイタリア映画に新鮮な風をもたらす作品が作りたかったんだ。日本のアニメやハリウッドのスーパーヒーローものというエンターテインメント的要素に加え、誰もが共感できる正義や成長、愛といった人間ドラマもおろそかにせず描いたことで、多くの人に受け入れられたんじゃないかな。にしても日本では『鋼鉄ジーグ』を知っている人が少ないよね(笑)」

 監督のおかげで、人気が再燃するかも!

Copyrighted Image