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髙田延彦がメイウェザーと対戦の天心にエール「ノックアウトしようぜ!」

2018.11.27 Vol.Web Original

「ラウンド数以外に関しては完璧な真剣勝負の倒し合い」
 RIZINの髙田延彦統括本部長が11月26日、元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏と21時から「髙田横粂の世相談義」(FRESH!)を生配信。この中で大晦日の「RIZIN.14」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われる「那須川天心vsフロイド・メイウェザー」の一戦についての見解を語った。

 2人の対戦は11月5日に両者揃っての会見で発表されたものの、その3日後にメイウェザーがSNS上で「話が違った」と一方的にキャンセルを宣言。RIZINの榊原信行実行委員長が渡米し、直接交渉の末、両者の間のミスアンダスタンディングを解消。榊原氏は17日に帰国すると改めて2人が対戦することを発表した。

 そもそもこの試合はボクシングの「公式戦」ではなかった。しかし日本における「エキシビション」という言葉の印象が真剣勝負とはかけ離れていることから、RIZIN側があえてその言葉を使わなかったことが両者の「ミスアンダスタンディング」につながっていた。

 改めてこの試合がエキシビションという形で行われることが発表されたことでファンの間でこの言葉が一人歩きしていることに髙田氏は懸念を示した。

 髙田氏はまず「あくまでもメイウェザーはエキシビションというワードにこだわっている。しかし内容はガチのファイト」と話す。そして「何がエキシビションなのかというところがポイント。あえていうならそれはラウンド数」とメイウェザーはボクシングでは通常12Rで戦っているのだが、今回は3Rというところについてはエキシビション的であるという認識を示した。

 しかし「日本人のエキシビションに対する印象は顔見せとか50〜60%の力で戦うというもの」としたうえで「契約の中ではエキシビションだけれども、倒すか倒されるかの試合をすることで双方合意していることは間違いない。ラウンド数だけがエキシビションという捉え方をしてもらって結構だと思う。それ以外に関しては完璧な真剣勝負の倒し合い。通常の勝つか負けるかの戦いになる」と念を押した。

浅倉カンナvs浜崎朱加、宮田和幸vs山本アーセンが決定【12・31 RIZIN.14】

2018.11.22 Vol.Web Original

スーパーアトム級初代王者の座をかけて対戦
 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが11月22日、「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カード2試合を発表した。

 昨年行われた「女子スーパーアトム級トーナメント」の覇者・浅倉カンナと元Invictaアトム級王者の浜崎朱加が対戦する。

 この対戦はスーパーアトム級のベルトを制定し、その初代女王の座をかけた一戦となる。

 浅倉はRIZIN初出場となった2016年のアリーシャ・ガルシア戦こそ敗れたものの、翌年4月大会で初勝利。10月大会から行われたトーナメントでは大晦日の決勝でRENAを破り、見事優勝。今年7月にはRENAとの再戦にも勝利を収め、名実ともにRIZIN女子アトム級の頂点に立った。

 浜崎は今年5月にRIZIN初参戦。初戦こそ判定勝利に終わったが、9月大会ではDEEP JEWELSアトム級王者・黒部三奈との王者対決に臨み、アームロックで1R一本勝ちと本来の実力を見せつけた。

 参戦当初は「誰とでも戦う」という姿勢だったのだが、黒部戦以降は「浅倉戦の準備はできている」と対戦をアピールしていた。

浜崎朱加が貫禄の一本勝ち。浅倉カンナ戦は「準備はできている」【9・30 RIZIN】

2018.10.01 Vol.Web Original

浜崎が完璧なキムラで「日本最強」黒部をクリア
「RIZIN.13」(9月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で女子アトム級の元Invicta世界王者・浜崎朱加とDEEP JEWELS現同級王者の黒部三奈が対戦。

「世界王者×日本最強」とうたわれた、今後のアトム級戦線を占うカードとなったが、浜崎が1R4分45秒、アームロックで一本勝ちを収め、元世界王者の実力を見せた。

 浜崎は1R開始早々からパンチの連打で主導権を握る。黒部が組み付いて押し込むが、離れた浜崎はパンチを返し、黒部がなおも組み付いてきたところ、逆にテイクダウンに成功。顔面にヒザ蹴りを見舞い、パンチの連打。しのいだ黒部が脱出して上になるが、浜崎は下からアームロック。そのまま締め上げ上の体勢になるとさらに絞り上げ、完璧なキムラロックを極め、鮮やかな一本勝ちを収めた。

 浜崎は試合後の会見で「黒部選手はすごく気持ちが強くて、スタミナもすごくある選手。私的には早い段階で決めるというのが課題のひとつだったので、それができてよかった。角度は決まっていたんですけど、最後までタップしなかったので、(黒部は)気持ちが強いと思いました。力も、思ったより強かった」などと試合を振り返った。

黒部三奈 浜崎戦は「骨を切らせて骨を断つ」【9・30 RIZIN】

2018.09.18 Vol.Web Original

浅倉カンナをパートナーに打撃のスパーを公開
「RIZIN.13」(9月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場するDEEP JEWELSアトム級王者・黒部三奈が9月18日、東京都内で公開練習を行った。

 黒部は今回、元Invicta FC世界アトム級王者の浜崎朱加と対戦する。

 この日はかねてからともに練習をしている「RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント」優勝者の浅倉カンナと3分間の打撃のスパーリングを公開した。

 以前、浅倉が公開練習を行った時には黒部がパートナーを務め、練習後の会見は2人揃って行ったのだが、この日も会見には2人で臨んだ。

 グラップリングを得意とする黒部ではあるが打撃のスパーを行ったことについては「たまには打撃をやっちゃおうかな、と思った(笑)」とその真意は明かさず。

 黒部は「スタミナモンスター」というキャッチフレーズが物語る通り、無尽蔵のスタミナを生かした戦い方が身上。そのスタミナについては「昔から瞬発力がない代わりに持久力がある。小さいころからドロケイをやっても“しつこい”といわれるくらいずっと相手を追いかけていた(笑)」と幼少期のエピソードを明かし、「今も結構長い時間練習をする。ダラダラといえばダラダラ。試合がない時は柔術だったら技を習うところからなので、1日5時間くらいやることもある」と話すなど過酷な練習の賜物であることをにおわせる。

浜崎朱加「黒部選手にしっかり勝てれば…」JEWELS王者の先を見据える【9・30 RIZIN】

2018.09.14 Vol.Web Original

前戦の反省踏まえ「極めるところで極められるように練習してきた」
「RIZIN.13」(9月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する浜崎朱加が9月14日、東京都内で公開練習を行った。

 この日は同じくAACCに所属する澤田龍人と3分間のグラップリングのスパーリングを公開した。

 浜崎は前回の試合ではアリーシャ・ガルシア相手に内容では圧倒したものの一本を取ることができず、3R判定勝ち。練習後の会見で「極めの弱さなんかが前回の試合で出たと思うので、しっかり極めるところで極められるように練習してきた。打撃も強化してきた」と言うように澤田相手のスパーでは下からの三角絞め、腕十字固めを極めるなど順調な仕上がりを見せた。

髙田延彦が山本美憂を絶賛!「女KIDだ!」

2018.08.07 Vol.Web Original

五味隆典の試合では「解説なんてやってる場合じゃなかった」
 RIZINの髙田延彦統括本部長が8月6日、元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏との番組「髙田横粂の世相談義」(FRESH!で月曜21時〜不定期配信中)で「RIZIN.11」(7月29日開催)を振り返った。

 髙田氏はまず石岡沙織vs山本美憂の一戦に触れ、「別人。山本美憂が山本KIDになっていた。なんでこんな短期間でこんなに変われるの?ってくらいむちゃくちゃ強くなっていた。今回は見ていて怖かった。鬼気迫るものがあった。とにかく相手をぶっ潰してやろうという気持ちが見えた。何度も言うが女山本KIDに見えた。試合前にシャドーボクシングをしている後ろ姿を見て、“シャドーの仕方がないKIDに似てるな”って思った」などと山本の変貌ぶりに驚いたことを明かした。

 あの日、会場が一番盛り上がったといっても過言ではないのが五味隆典の試合だったのだが、髙田氏もそうだったようで「解説なんてやってる場合じゃなかった。ファンと一緒。解説席の全員が立って声を上げてしまうほど。ファンとして仲間として、元ファイターとしてのリスペクトもあった。いろいろな思いが渦巻いて、立たずにはいられない、叫ばずにはいられない。それから賛美せざるを得なかった。3回くらい“五味隆典~”って叫んじゃったよ。気づいたら声が出てた」と話した。試合については「相手のギラードが一瞬ひるんだシーンがあった。押されたというか、気持ちが負けたというか。五味がギラードの気持ちを折ったという瞬間があった」と解説した。

 また昨年大晦日の矢地祐介戦後の五味の「あと10試合はできない。でも3試合はできる」というコメントを引き合いに「もし9月大会に出て、大晦日ということになると五味の試合は年内が最後になるかもしれない」と話し、“W杯ロス”に続く“五味ロス”への懸念を示した。

 セミファイナルの堀口恭司vs扇久保博正戦については会場で観戦した横粂氏が「だんだん扇久保選手を応援する声が出て大きくなっていった」と指摘すると、「それは堀口選手が強すぎたから。誰もが堀口がKOで仕留めるというのが戦前の予想だった。ところが扇久保が素晴らしい勝負をした。無敵の堀口に世界中で勝てるのは扇久保しかいないんじゃないかという空気を自分で作り出していた。それがあの声援となって後押ししたんだと思う」と扇久保を称えた。

RIZIN一夜明け会見も主役は五味隆典

2018.07.30 Vol.Web Original

前夜は新宿の焼き肉屋で祝勝会
「RIZIN.11」(7月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の一夜明け会見が30日、東京都内のホテルで開催された。

 大会で勝利を収めた選手の中から浅倉カンナ、堀口恭司、五味隆典、山本美憂、海人、そしてRIZINの榊原信行実行委員長が登壇した。

 前日の大会ではメーンの浅倉vsRENA、セミの堀口vs扇久保博正の2試合とは別次元のインパクトを残し、会場を盛り上げた五味がこの日の会見でも主役に躍り出た。

 冒頭、他の選手が試合の感想などを述べる中、五味は「おはようございます。二日酔いです。それだけです」と挨拶。どこで祝勝会をやっていたのかと問われると「新宿の〇〇亭。決まってるんですよ。減量中、1週間前から夜中、ずっと焼き肉のこと考えていた。写真のフォルダが全部肉になるくらい。日曜日はどこもやってなくて、何時にホテルに戻って来れるかなって考えたら新宿くらいしか開いてなかった(笑)」と笑わせた。

浅倉カンナがRENAを返り討ち。名実ともにRIZIN女王に君臨【7・29 RIZIN.11】

2018.07.30 Vol.Web Original

日本人の女子同士で初のメーンにふさわしい名勝負を展開
「RIZIN.11」(7月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメーンで行われた「浅倉カンナvs RENA」の一戦は浅倉が3-0の判定で勝利を収めた。大晦日に行われた「女子スーパーアトム級GP」決勝と合わせ浅倉はRENAに2連勝。名実ともにRIZIN女子のエースの座に就いた。

 試合は打撃のRENAとグラウンドの浅倉という図式は変わらないものの、RENAがグラウンドでの対応力が飛躍的にアップ。浅倉もRENAの打撃にひるむことなく対峙するなど、大晦日からともに進化。日本人の女子同士で初めてのメーンという大役にふさわしい名勝負が繰り広げられた。

 試合は何度もタックルからテイクダウンに成功し、腕十字固め、三角絞めと一本を取りに行く動きを見せた浅倉をジャッジ3者が支持した。しかしRENAはテイクダウンを許し、腕を取られても慌てることなく冷静に対処。下からのヒジで反撃するなど最後まで浅倉を苦しめた。

五味隆典の相手が計量オーバー、中井りんが欠場【RIZIN.11前日計量】

2018.07.28 Vol.Web Original

やはり何かが起こった…
「RIZIN.11」(7月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が7月28日、東京・恵比寿のウェスティンホテル東京で行われた。

 当初はフジテレビ本社屋1Fフジテレビ広場「THE ODAIBA マイナビステージ」で開催予定だったが、台風のため急きょ会場を変更。あいにくの荒天にもかかわらず熱心なファンが詰めかけた。

 計量では五味隆典と対戦するメルビン・ギラードが950gのオーバー。他の選手はすべて計量をクリアした。

 ギラードについては明朝まで減量を継続後、再計量。その結果を受け、RIZIN、五味陣営、ギラード陣営で協議を行うという。試合が行われる場合はレッドカードの減点1からのスタートとなる。

浅倉カンナ RENA戦は「もう1回勝てばいいだけ」【7・29 RIZIN.11】

2018.07.27 Vol.Web Original

天心には「声が聞こえるところにはいてほしい」
「RIZIN.11」(7月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日会見が7月27日に東京都内で開催された。

 今大会でメーンを務める浅倉カンナとRENAは2日後に控えた決戦に向け、それぞれ静かに闘志を燃やした。

 浅倉は試合について「この1週間、緊張したりワクワクしたりしたが、今は試合が楽しみ。周りの人が思っている以上に、自分の中で負けられない試合。ここで負けたら自分のなかで納得がいかないので、絶対に負けられない」などと話した。

 福岡大会でRENAに再戦を迫られた時は戸惑いもあったが、今では「再戦に対してとくに何も思っていない。もう1回勝てばいいだけなんで、しっかり勝ちます」と再戦への特別な意識は特にない様子。

 メーンを務めることについては「ビックリです。RENAさんの力って本当にすごいんだなと思いました。自分なんかは3試合目くらいでやって後はゆっくり見たいタイプなので、メーンになってビックリなんですけど、そういうことは気にせずに、緊張も楽しんでできればいいと思います」などと話した。

 RENAの打撃については「カッとなって打ち合いにならないように冷静になろうと思う。ボディーへのパンチが一番怖い。試合はなにが起こるか分からないので一瞬も気が抜けない」と警戒した。

 会見の終盤はごく自然に交際中の那須川天心との話となったが、ここでも気負うこともなく「やっぱりいじられるんですね(笑)」と淡々とした様子で「濃いアドバイスはしてもらわないが、試合中は近くに、声が聞こえるところにはいてほしいと思う。居てもらえれば心強い」などと話した。

女子スーパーアトム級GP王者 浅倉カンナ【ジョシカク美女図鑑 第5回】

2018.07.23 Vol.Web Original

 女子格闘家の素顔に迫るインタビュー企画「ジョシカク美女図鑑」。第5回は昨年行われた「RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント」を制した浅倉カンナにインタビュー。

 浅倉カンナは2014年に17歳でプロデビューし、女子高生ファイターとして修斗、パンクラス、DEEP JEWELSで戦ってきたのだが、2016年に大きな転機が訪れる。前年に旗揚げしたRIZINからの出場オファーがそれ。浅倉はその初戦こそ敗れたものの、以降、勝利を重ね昨年末、ついにRENAを破り、女子スーパーアトム級の頂点に立った。

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