初めてのタイ人選手との対戦に「油断せずに迎え撃つ」
「RIZIN.18」(8月18日、愛知・ドルフィンズアリーナ)への参戦が発表されていた初代RIZIN女子スーパーアトム級王者・浜崎朱加の対戦カードが7月23日、発表された。
浜崎はRIZIN初参戦となるタイのアム・ザ・ロケットと対戦する。
ロケットはムエタイで80戦以上の戦績を誇り、2012年にWMC女子ミニフライ級王座、2013年にWPMF女子ミニフライ級王座を獲得。その一方で、JJIF柔術の黒帯を持ち、2017年アジア選手権を始め、数々の大会で金メダルを獲得するなど、立って良し寝て良しのファイター。
MMAデビュー戦となった2014年8月の「FMD.2」(Full Metal Dojo)では2Rに腕十字を極め勝利を飾る。今年3月には「DEEP JEWELS」に参戦し、佐藤絵実を相手に1Rにリアネイキッドチョークを極めて、わずか34秒の秒殺勝利で圧倒的な差を見せつけた。
MMAの戦績は4戦3勝1敗で勝利はすべて一本勝ち。極めの強さとムエタイで培ったロケット砲のような強力な打撃を武器とする強豪だ。
ロケットはRIZINを通じ「今回、憧れのRIZINで世界ランキング1位の浜崎選手と対戦できる事を光栄に思っています。しかし、 私は負けるつもり全くありません。勝って、タイの女子MMAのレジェンドになることは私の運命です」とコメント。
浜崎も「8月の名古屋大会で初めてタイ人選手と試合をすることになりました。対戦相手のアム選手はリズムが独特で打撃も寝技もできる印象です。RIZIN初参戦の選手ですが、油断せずに迎え撃ちたいと思います。『名古屋の試合浜崎が一番面白かった』と言っていただけるような、チャンピオンとして、圧倒的な強さと内容の面白さを見せつけて勝ちたいと思います。皆さんぜひ会場で応援してください」とコメントした。