第14回渡辺晋賞の授賞式が2日、都内にて行われ、俳優の別所哲也が、国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)を立ち上げ20年続けている功績を高く評価され「第14回渡辺晋賞」を受賞した。
渡辺晋賞は、財団法人渡辺音楽文化フォーラムが、日本のエンターテイメントビジネスの確立にプロデューサーとして先駆的役割を果たした株式会社渡辺プロダクションの創始者であり同財団初代理事長である渡辺晋氏の業績を永く伝えると共に、今日のエンターテイメント業界において優れた業績を挙げた新進のプロデューサーを顕彰する賞。
別所は、アメリカでのショートフィルムとの出会いから1999年より、日本初となる国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」を主宰。2004年には、米国アカデミー賞公認映画祭に認定。SSFF & ASIA 2016でグランプリを受賞しアカデミー賞ノミネート候補となった作品が第89回アカデミー賞短編実写映画賞を獲得した。2018年よりグランプリの名称を、初年度から同映画祭を応援しているジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」としている。