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演劇 | TOKYO HEADLINE - Part 3
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乃木坂46松村沙友理「どっぷりと感じてもらいたい」少女文學演劇『雨の塔』開幕

2021.03.19 Vol.Web Original

 

 乃木坂46の松村沙友理らが出演する舞台、少女文學演劇『雨の塔』が19日、新国立劇場・小劇場で開幕した。

 物語の舞台は資産家の娘だけが入学できる学校。衣服も食べ物も思いのままだが自由と情報は与えられないという閉ざされた世界で、少女たちは、家のための“駒”として使われる日を待っている。 そんななかで彼女たちの間には愛情、関心、嫉妬、執着が芽生えていく。 そこに、一通の手紙が届き、四人の運命を変えていく。

 登場する三島敦子、都岡百合子、矢咲 実、小津ひまわりの4人の少女たちの世界を、同室の2人を中心に、三島・都岡 Ver.と矢咲・小津 Ver.の2組の視点から描く。脚本・演出は児玉明子。

風間俊介、倉科カナ、中川翔子、前田亜季が新宿御苑で共同生活? 新作舞台のビジュアル公開

2021.03.12 Vol.Web Original


 4月上演の舞台『パークビューライフ』のビジュアルが12日、公開された。

 舞台は、風間俊介、倉科カナ、中川翔子、 前田亜季が出演。孤独な人生を送っていた男性と、職を失ったアラサーシングル女性3人とが、新宿御苑を見下ろすビンテージマンションで共同生活することになり、性格の異なる4人が、お互いの欠点も受け入れながら共に生きていく物語。ほろ苦く心温まるエピソードを綴る、会話劇だ。

 脚本は『ちゅらさん』『ひよっこ』などの岡田惠和、演出は田村孝裕が担当。2019年秋に上演された舞台『不機嫌 な女神たち プラス1』のタッグが再び実現する。 岡田は「世界の片隅に生きる人たちに、ちゃんと幸せが訪れますように、神様に彼と彼女たちをちゃんと見てあげてほしいという祈りのような物語です」とメッセージを寄せている。

 風間は、物語に一瞬で心を奪われたといい、「この物語の一部になれたなら幸せだろうなと思いました。この舞台に触れた人が、明日を生きる力を得るような気がします。そして、僕もその中の一人になりたいです」と意気込んでいる。

 東京公演は、4月7~18日に世田谷パブリックシア ター、大阪公演は23~25日にサンケイホールブリーゼ。5月1・2日に愛知公演がウィンクあいち 大ホールである。チケット一般発売は、3月14日10時~。

Hey! Say! JUMP 知念侑李「いい作品を届けられるように」主演舞台『照くん、カミってる!ー』5月上演決定

2021.02.28 Vol.Web Original

 

 Hey! Say! JUMPの知念侑李が主演する舞台『照くん、カミってる!~宇曾月家の一族殺人事件~』の上演が決定した。

 河原雅彦と劇作家の須貝英による、エンターテインメント感たっぷりの探偵ストーリー。 ミステリ作家の兄の依頼で、天狩村にやってきた大学生の主人公・能神照。そこで彼を待っていたのは、村の中心となっている旧家・宇曾月家の喜八やその妹の貴八子を始めとする個性的な人々だった。不穏な空気が漂う中、悲劇が起こり……。

 昨年春の新型コロナウイルスの感染拡大で公演が中止、延期となっていた舞台。

 知念は「慣れないことに挑戦するので、プレッシャーはありますが、いい作品を届けられるように頑張って取り組みます! 去年途中まで稽古をしてきましたが、この1年間でセリフが抜けてしまっているので、これから稽古をして思い出しながら覚えていきます! 舞台に来てくださった人達に幸せな気持ちで帰ってもらえるように頑張ります!」と意気込んでいる。

 他出演は、岡本夏美、玉置孝匡、川久保拓司、長井短、永井若葉、シューレスジョー カイル・カード、山本圭祐、中山祐一朗、伊藤正之、近江谷太朗、広岡由里子。

 東京公演は、2021年5月3日~23日、東京グローブ座。大阪公演は、5月28日~30 日、梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ。チケットの一般発売は4月10日。

舞台の真ん中で演劇を見た! VR演劇『僕はまだ死んでない』を体験

2021.02.26 Vol.Web Original

 新型コロナウイルスの影響が続く中で、ライブエンタテイメントは大きな変化を求められている。音楽ライブを筆頭に無観客や有観客での配信型の興はすでに広く浸透、多くの演劇公演でも行われ、少しずつ進化も遂げている。

 現在配信中のVR演劇『僕はまだ死んでない』(原案・演出:ウォーリー木下)もそのひとつ。生死の境をさ迷い病院のベッドに寝たきりとなっている男が主人公で、彼を介在として、友人、父、妻、医師が会話を展開していく。終末医療についても盛り込まれたメッセージ性のある作品だ。

「VRで演劇を楽しむ」ことを目的に作られた作品。鑑賞者はステージの真ん中にいて、そのポイントから舞台上360度ぐるりと見渡すことができる。ウォーリー木下によれば、ステージの真ん中にたった一人でいる、見たり聞いたりはできるけれど見ている方からアクションは起こせないという状況にハマるテーマと作品を、脚本家、役者たちと創り上げたという。

 なんとなく想像はつくものの、実際どんな演劇体験ができるのかと、記者も自前のiPhoneと借り物のVRゴーグルで視聴してみることにした。

古田新太「おいら以外のメンバーは大丈夫」 Yellow/新感線いよいよ出発!浜中文一、西野七瀬も初参加

2021.02.26 Vol.Web Original

 劇団☆新感線の新しいプロジェクト、Yellow/新感線による劇団☆新感線41周年春興行『月影花之丞大逆転』が26日、池袋の東京建物Brillia HALLで、初日を迎える。

 初日公演を控え、キャストらがコメントを発表。製作発表会見時に他キャストから心配されていた木野花は「いのうえさんの嵐のような段取りもなんとか身体に叩き込んで、みんなの集中力、テンションもどんどん上がってきて、お門違いな情熱の暴走に拍車がかかってきました」と手応えを感じているようだが、主演の古田新太は「おいら以外のメンバーは大丈夫です」といつもの調子。阿部サダヲは「こういう公演は久しぶりなので楽しみです‼️ 稽古中ずっとマスクしてたので、やっと役者さんの顔を見てお芝居できるのがうれしいです‼」と興奮気味だ。

『キオスク』東京公演開幕! 林翔太「こういう時代だからこそやるべき作品」

2021.02.11 Vol.Web Original

 林翔太が主演する舞台『キオスク』の東京公演が11日、東京芸術劇場プレイハウスで開幕する。

 ナチスドイツが台頭するウィーンを舞台に、怒涛と困難の時代を描く。オーストリアの人気作家ローベルト・ゼーターラーによる同名のベストセラー小説ベストが原作で、作者自身による戯曲版を上演。日本では2019年12月から2020年1月にかけて、リーディングシアターとして日本初演している。

 ウィーンのキオスク(タバコ店)で働くことになった主人公、17歳の青年フランツを、林翔太が演じる。フランツは、さまざまな大人たちと出会い貪欲なまでに知識を吸収、初恋に心を燃やしながら成長していく。

ふぉ~ゆ~・福田悠太、マスク着用稽古「よかった」? 最新主演舞台が開幕 

2021.01.21 Vol.Web Original

 ふぉ~ゆ~・福田悠太が主演する舞台『優秀病棟 素通り科』が20日、東京・下北沢の本多劇場で開幕した。

 脚本家で演出家の山田能龍による劇団、山田ジャパンの最新公演。ありえないシチュエーションで出会った、この世を去ろうとしていた主人公と不運が重なる中年女性が出会ったところから展開するストーリー。主人公は悲惨な道のりを歩んできた女の人生を知って……。

舞台上を360度見渡せ、主人公の視点で物語を楽しむこともできる「VR演劇」誕生

2021.01.15 Vol.Web Original

VR演劇『僕はまだ死んでない』を2月1日から配信

 舞台公演の企画・製作を行うシーエイティプロデュースが1月15日、VR(ヴァーチャルリアリティー)技術を用いた作品、VR演劇『僕はまだ死んでない』を2月1日から配信することを発表した。

「VR演劇」とうたわれた同作はオンデマンド配信の作品ではなく、最初から「映像で演劇を楽しむ」ことを目的に作られた作品。VR技術を用いることによって、舞台上を360度ぐるりと見渡せる自由な視界や自在なズームイン・アウトを実現。加えて、通常の劇場で上演される演劇では味わえない、舞台上の主人公の視点で物語を楽しむことができるという。

 今回の物語は生死の境をさ迷い病院のベッドに寝たきりとなっている男が主人公とあって、その視点で天井を見上げ、主人公の気持ちに寄り添うといった見方もできる。

 視聴にあたっては専用のヘッドマウントディスプレイをはじめ、PC、タブレット、スマートフォンなど幅広いデバイスの使用が可能となっている。

 また今回の作品では、現在の新型コロナウイルスの感染拡大によって、医療問題がクローズアップされる中、終末医療の問題を取り上げる。もしも、自分の大事な友人や親族、最愛の人が倒れて生死の境をさ迷う状態になったらどうするのか…といったことも考えさせられる作品だ。

 原案・演出はウォーリー木下、脚本を広田淳一が担当。出演は内海啓貴、斉藤直樹、加藤良輔、輝有子、渋谷飛鳥。閲覧可能期間が2月1日~3月7日までで、配信チケット購入者は7日間閲覧ができるという仕組みになっている。詳細は公式サイト( https://stagegate-vr.jp/ )から。

手塚治虫の不朽の名作『陽だまりの樹』再び舞台化! 菅田琳寧が主演

2021.01.13 Vol.Web Original

 手塚治虫の不朽の名作『陽だまりの樹』が舞台化、3月に東京と大阪で上演されることが12日発表された。主演は菅田琳寧(7 MEN 侍/ジャニーズJr.)で、本作が舞台初主演。

 ちゃらんぽらんな性格だが優れた技術を持つ医師の手塚良庵と、剣の才能に恵まれ正義感が強い下級武士・伊武谷万二郎が、幕末を背景に、時には恋敵、時には友情を結び、時代の荒波に揉まれながら、信じる道をえがく。

 これまでに、アニメ化、ドラマ化、舞台化などさまざまなかたちで表現されてきた作品。

 手塚良庵を演じる菅田は「初めて主演舞台に立たせていただくのでとても緊張して います」としたうえで、「お話をいただいた時はとても不安でしたが、 主演を経験しているメンバーにすぐ相談しに行きアドバイスを もらいました。 手塚治虫先生の作品を汚さないよう、また『陽だまりの樹』 ファンの方に、菅田琳寧の演じる手塚良庵は最高だ!って思ってもらえるよう全力を尽くします」と、意気込んでいる。

 他出演に、伊武谷万二郎役に早乙女友貴、オリジナルキャラクターの見習い医師の三郎役に阿達慶(ジャニーズ Jr.)、そして勝海舟役にダンカンら。脚本・演出は、脚本家で『方南ぐみ 企画』の主宰を務め、数多くの演出作品を手掛ける樫田正剛。

 東京・ヒューリックホール東京で3 月5日~14日、大阪・梅田芸術劇場 シアタードラマシティで3月27・28日上演。 チケットは2月20日発売。

ふぉ~ゆ~福田悠太主演!山田ジャパンの『優秀病棟 素通り科』配信決定

2021.01.06 Vol.Web Original

 ふぉ~ゆ~の福田悠太が主演する舞台、山田ジャパンの『優秀病棟 素通り科』(本多劇場、1月20~27日)のライブ配信が決定した。ライブ配信公演の大賞となるのは、 20日19時、23日18時、27日16時。チケットを購入すると、当日の配信開始後48時間視聴できる。ライブ鑑賞チケットは、8日19時発売。
 

 本作は、シーズン2の配信決定も話題の『全裸監督』の脚本など、脚本家・演出家として活躍する山田能龍による最新公演。この世を去ろうとしていた男は、ありえないタイミングで、ある中年女性と出会い、彼女の悲惨な人生を知ることになる。一方、男は充実した人生を送り、周囲からも愛されているようにしか見えない。でもなぜ、そんな決断をするに至ったのか……。

 他出演に、森一弥 、与座よしあき、いとうあさこら。

V6坂本昌行、最新舞台でA.B.C-Z河合郁人と共演「一役者として向き合いたい」2月上演の『Oslo』

2020.11.14 Vol.Web Originaⅼ

 V6坂本昌行が来年2月上演の舞台『Oslo(オスロ)』に主演する。トニー賞を筆頭にさまざまな演劇賞を受賞して米演劇界を席捲した話題の舞台が日本に初上陸。共演の安蘭けい、福士誠治、A.B.C-Z河合郁人らとともに、「合意という困難な壁に挑む」人間たちの姿を、舞台の上に“再生”する。

 1993年のイスラエルとパレスチナが和平交渉に合意した『オスロ合意』が題材。奇跡の瞬間までに何が行われていたのか、合意の実現に寄与したひとりの男と、彼の熱意に突き動かされた人々の5カ月を描く。

 坂本が演じるのはノルウェーの社会学者テリエ・ラーシェン。「題材になっているオスロ合意に関してはニュースでしか知らなかったので、色々と調べていくうちに、様々な背景がある作品にお声がけいただいたんだなと改めて認識しました。当時の新聞記事に「忍耐と信頼」とありました。僕らも良く使う言葉だけれど、実際に経験された方から出る、重みを感じます。人が動くことで国をも動かす大きな話ですが、その人物の根底にある、軸にあるものを表現できたら」と、意気込む。

 安蘭は、テリエの妻で外交官のモナ・ユールを演じる。「遠く離れた国に起こった実話で、なかなかなじみのない話かもしれませんが、坂本昌行さん演じるテリエと私の演じるモナという夫婦の、ふたりで世界を変えようと一歩踏み出した“信念”の物語でもあります。国や世界という大きな話ではなくとも、自分ではなく人のために、という想いはきっと皆さん持っていらっしゃると思います。ぜひ劇場で、同じ時間を共有しながら、彼らの熱い想いを一緒に感じてください」と、メッセージする。

 福士が演じるのは、イスラエル側の代表となる外務省事務局長のウリ・サヴィール役。

「歴史的にこういうことがあったと演劇を通して知っていただけることや、立場の違う人たちが色々な感情をむき出しにしながら良き答えを導き出そうと繰り広げる討論、会話劇はとても魅力的で、刺激的な舞台になると思います。難しく考えずに、劇場に足を運んでいただけるとうれしいです。キャストの皆さんとの関係性、人間性の化学反応も楽しんでいきたい」と、やる気だ。

 河合郁人は、モナの上司であるノルウェー外務副大臣のヤン・エゲランなどを演じる。

「台本を読み進めていく中で、セリフの量はもちろん、長セリフが数多ある事に驚きました。しかも二役。二役とも交渉を行っていくという責任感のある役ですが、実際の生活では経験したことが少なく、使う事の少ない言葉も出てきますが、僕の役どころ、キャラクターを考えると、明るく出来るのかな、と想像しています。あまり硬くなりすぎずに、決めるところは決める、というのを出せたらいいなと思います」

 主演の坂本は、ジャニーズ事務所の先輩。

 河井は「坂本さんという舞台界において一流の先輩とご一緒できるのも心強いです。これまでミュージカルや舞台で沢山経験されたお話を聞かせて頂き、近くで勉強したいと思います」

 坂本も、「同じステージに立ったら、当たり前のことですが、先輩後輩は関係なく、一役者として向き合いたいので、自由にやってほしい」と熱いエールを送っている。

「本作は、人間性の豊かさや対話の奥行といった硬軟併せ持つ色彩で綴られます」と、演出の上村聡史。「合意という困難な壁に挑む登場人物たちを、14名の頼もしいキャストの魅力を生かして、今に再生したいと思います」と話している。

 2021年2月6~23日まで、東京・新国立劇場の中劇場で上演。その後、宮城・東京エレクトロンホール宮城、兵庫・兵庫県立芸術文化センター の阪急中ホール、福岡・久留米シティプラザのザ・グランドホール 、愛知・日本特殊陶業市民会館ビレッジホールで公演がある。

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