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前年覇者・秋山準が「D王」3戦目でようやく初白星。Aブロックは遠藤哲哉、火野裕士が首位に並ぶ【DDT】

2021.11.11 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強を決めるリーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ」の第4戦が11月10日、東京・新宿FACEで開催された。メインイベントで行われたAブロック公式戦では、前年覇者の秋山準が遠藤哲哉に辛勝し、3戦目にしてようやく初白星を挙げた。

 両者は昨年11月22日の「D王」公式戦でのシングル初対決で遠藤が勝利。2月14日、カルッツかわさきでのKO-D無差別級王座戦(当時の王者は遠藤)では秋山が制しており、1勝1敗で、この一戦を迎えた。

 今リーグ戦で上野勇希、火野裕士に敗れ、2連敗スタートなった秋山は開始早々、場外戦を仕掛け、リングに戻るとパイルドライバー、ジャンピング・ニー、ヒザ蹴りで攻め立てた。遠藤もバックドロップ、サスケスペシャル、ハンドスプリング式スクリューキックで反撃。15分過ぎ、秋山はエクスプロイダー連発、ヒザ蹴り4連発で猛攻。リストクラッチ式エクスプロイダーを回避した遠藤はオーバーヘッドキック、トーチャーラックボムから必殺のシューティングスター・プレスを鮮やかに決めて勝負あったかに思われた。ところが、秋山はそこから絶妙のタイミングで首固めに丸め込んで電撃の3カウントが入り、逆転勝利を飾った。

「D王」前年覇者・秋山準が開幕2連敗で早くも崖っぷち。勝った火野裕士は高らかに優勝宣言【DDT】

2021.11.07 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ」が11月6日、神奈川・横浜ラジアントホールで開幕第2戦を迎えた。前年覇者でAブロックの秋山準は火野裕士(フリー)に敗れ、初戦の上野勇希戦に続き2連敗となり、早くも崖っぷちに立たされた。

 ロックアップ、腕の取り合いで静かに始まった一戦は、火野が強烈なチョップ連打で攻め込むと、秋山は右腕に集中砲火を浴びせる。10分過ぎ、火野のチョップと秋山のエルボーの応酬となり、両者一歩も引かず。その後、秋山がヒザ蹴り連打からエクスプロイダーで勝負に行くと、火野はラリアット連発で反撃。これをカウント2で返された火野はFuckin’BOMBでマットにたたきつけて完全無欠の3カウントを奪った。

上野勇希が前年覇者の秋山準から金星を挙げ「D王」白星発進。「想像していた勝ち方で勝てたということは、いいリーグ戦になる」【DDT】

2021.11.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ」が11月3日、東京・大田区総合体育館で開幕。セミファイナルのAブロック公式戦で、上野勇希が前年覇者の秋山準から金星をマークして、好発進した。

 上野は体重80キロで、リーグ戦出場全12選手中、最も軽量で、ほかの選手との体格差が課題とされていたが、それをものともしなかった。連覇を狙う秋山はジャンピング・ニーバット、雪崩式バックドロップなどで攻め立てたが、上野は顔面へのドロップキック、ブリザード・スープレックスなどで応戦。上野のBMEをかわした秋山はエクスプロイダー連発で決めにいくも、上野はドロップキックからWRを繰り出して電撃の3カウントを奪取した。

Aブロック・秋山準が「D王」連覇を宣言。「いかつい選手ばかりですけど、ここを突破して2連覇を狙いたい」【DDT】

2021.10.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月21日、東京・千代田区の神田明神内で、同団体のシングル最強決定リーグ戦「D王 GRNND PRIX 2021 Ⅱ」(11月3日、東京・大田区総合体育館で開幕)に向け記者会見を開き、Aブロックで出場する前年覇者の秋山準が連覇を宣言した。

 Aブロックでは秋山のほか、遠藤哲哉、上野勇希、吉村直巳、火野裕士、ボディガーの6選手が出場する。

 秋山は「去年優勝してるので。Aブロックはなかなか見た目にもいかつい選手ばかりですけど、ここを突破して2連覇を狙いたい」とキッパリ。

 開幕戦で当たる上野勇希に対して「(去年勝ってるが)若者なので、それはもう成長してると思う」と警戒。

 優勝すれば、8月に陥落したKO-D無差別級王座返り咲きへのきっかけにもなるが「そのベルトが最高峰のベルトだと思うので、もちろんそれはありますけど。まずこのブロックを勝つことが先決。別にこれがベルトへの挑戦者決定戦じゃないので。これも一つの勲章。去年と同じことをやりたいと思いますけど。このブロックは遠藤選手もそうだし、吉村君、火野選手、ボディガー選手、上野選手もいるし、みんなやりがいがある選手。まずここを突破して、その先は考えたいと思います」と、段階を踏む意向を示した。

赤井沙希がKO-D6人タッグ戦で火野裕士に覚悟のチョップ要求【DDT】

2021.08.18 Vol.Web Original

火野は「ええ女なんやから、リングをさっさと降りて!」

 DDTプロレスは8月17日、東京・渋谷区のAbemaTowersで、真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2021」(8月21日、富士通スタジアム川崎)に向けて記者会見を開いた。KO-D6人タッグ王座戦(王者=遠藤哲哉、高尾蒼馬、火野裕士組vs挑戦者=樋口和貞、坂口征夫、赤井沙希組)に臨むイラプションの赤井が、ダムネーションの火野にチョップを出すよう要求するも、火野は一蹴した。

 挑戦者組の樋口は「自分らとしては思い入れのあるベルト。赤井さんが作ってくれた道なんで、ぜひとも奪い返して、イラプションが6人タッグのベルトを巻きたいと思います」とコメント。

 いの一番に挑戦をアピールした赤井は「イラプションとして結果を出さなきゃいけないと思ってます。この6人タッグ選手権は自分にとって、ある意味、集大成。“男子のなかで、何で女子が一人いるんだ?”って、いまだに違和感をもってる人もいる。そこを含めて、そういう人たちを黙らせたい。火野選手のチョップを、パートナー2人が食らっているのを見て、ヤバいというのは分かってます。正直怖さはあります。ヤバさ、怖さを乗り越えてチャンピオンにならないといけない。なので、火野さん! 私に遠慮なくチョップを打ってきてください。プロレスラーはやられる覚悟だけじゃなく、やる覚悟も必要だって、お師匠さんから習ってるので」と並々ならぬ覚悟を見せた。

佐々木大輔がUNIVERSAL王者・上野勇希を流血地獄。盗んだベルトも再び持ち去る【DDT】

2021.08.16 Vol.Web Original

 DDTプロレスが8月15日、東京・後楽園ホールで「Summer Vacation 2021」を開催。同21日の富士通スタジアム川崎大会で、DDT UNIVERSAL王座に挑む佐々木大輔が王者の上野勇希を大流血に追いやって、またもやベルトを持ち逃げした。

 ベルトを盗んでいた佐々木はマッド・ポーリーと組み、上野、彰人組との前哨戦に臨んだ。怒りのマグマで爆発寸前の上野は佐々木に厳しい攻めを見せた。しかし、10分過ぎ、佐々木の急所打ちで動きを止められた上野は、ベルトで顔面を殴打され、場外戦に転じると、鉄柱攻撃で大流血。その間にリング上では、彰人がアンクル・パッケージ・ホールドでポーリーから3カウントを奪った。

 試合後、佐々木は上野をリングに上げると、顔面にパンチを見舞い、クロスフェースで絞め上げた。さらに、上野を踏みつけてベルトを誇示して、ベルトをまたまた持ち帰ってしまった。

タイトル2連戦を前によもやのタッグ結成の秋山準と竹下幸之介がともに絶好調ぶりをアピール【DDT】

2021.08.02 Vol.Web Original

8・15後楽園でKO-Dタッグ戦、8・21川崎でKO-D無差別級戦へ

 DDTプロレスが8月1日、東京・新宿FACEで「ビアガーデンっぽいプロレス2021【DAY3】」を開催。メインイベントの「毎年恒例!お客様抽選6人タッグマッチ」でよもやのタッグを結成した秋山準と竹下幸之介がタイトル2連戦を前にともに絶好調ぶりをアピールし、一歩も引かない姿勢を見せた。

 両者は同15日の東京・後楽園ホールでKO-Dタッグ選手権(王者=竹下、勝俣瞬馬組vs挑戦者=秋山、岡田佑介組)、同21日の神奈川・富士通スタジアム川崎でのKO-D無差別級選手権(王者=秋山vs挑戦者・竹下)と王座をかけた2連闘を控えている。この2人がタッグを組むのは、2016年7月14日(全日本プロレス)、後楽園での秋山、竹下組vs宮原健斗、ジェイク・リー組戦以来、丸5年ぶりとなった。

 大会のオープニングで行われた観客による抽選で、メインカードは秋山、竹下、遠藤哲哉の豪華トリオと、上野勇希、樋口和貞、吉村直巳のDNA世代軍の対戦に決定。これも運命のいたずらなのか、秋山と竹下は同じコーナーに立つことになった。

竹下幸之介が「KING OF DDT」を2年ぶりに制覇しKO-D無差別級王座への挑戦が濃厚に【DDT】

2021.07.05 Vol.Web Original

「堂々と胸を張って、自信をもって秋山準の前に立ちたいと思います」

 DDTプロレスが7月4日、東京・後楽園ホールで「KING OF DDT 2021 FINAL!!」を開催。DDT最強決定トーナメント「KING OF DDT 2021」決勝で竹下幸之介が火野裕士を破り、2年ぶり2度目の優勝を果たし、8月21日に富士通スタジアム川崎で行われるビッグマッチで、KO-D無差別級王者・秋山準に挑戦することが濃厚になった。

 この日、まず竹下は準決勝で佐々木大輔の急所攻撃を耐えて変型チキンウイング・フェースロックでギブアップ勝ち。もう一方のブロックでは、火野が樋口和貞とのパワー対決を、Fuckin’BOMBで仕留めて決勝に進出した。

 決勝で竹下は火野の投げ捨てジャーマンを食らうも、ザーヒー(ヒザ蹴り)連発で流れを変える。逆襲のジャーマンを見舞うもカウントは2。火野はパワーボムで反撃するも、竹下はエルボー、ランニング・ラリアットをたたき込む。火野もラリアットを返そうとするも、阻止した竹下はクロスアーム式ジャーマンを決めて3カウントを奪取した。

 竹下は「この『KING OF DDT 2021』、決勝はもちろん、全4試合の公式戦を自分が満足いく試合で、こうして“怪物”火野選手を倒して優勝することができました。もう何も臆することはありません。堂々と胸を張って、自信をもって秋山準の前に立ちたいと思います。しばらくKO-D無差別戦線からは遠ざかっていましたけど、久しぶりにDDTの頂点を狙っていきたいと思います。再び無差別のベルトを巻くのを楽しみにしてください!」とマイク。

7・4後楽園での「KING OF DDT」準決勝に向け佐々木大輔、竹下幸之介、火野裕士、樋口和貞の4強が気炎【DDT】

2021.06.21 Vol.Web Original

竹下「優勝して、8・21川崎のメインに立ちたい」

 DDTプロレスが6月21日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、DDT最強決定トーナメント「KING OF DDT 2021」ベスト4に残った佐々木大輔、竹下幸之介、火野裕士、樋口和貞が気炎を上げた。準決勝(佐々木vs竹下、火野vs樋口)、決勝は7月4日、東京・後楽園ホールで行われる。

 佐々木は「1回戦でUNIVERSAL王者(上野勇希)、2回戦でKO-D無差別級王者(秋山準)を撃破した私が最強であると、この時点で証明されている。あと2つ。勝つことは間違いない。まずは竹下。昨日、対戦が決まったときに、リング上で私が折られた肋骨が泣いていた(昨年11月22日、後楽園での竹下とのD王公式戦で負傷)。やっと復しゅうのときだよ。アイツを倒して、(賞金の)100万円で、この骨を治して・・・。コイツをぶっ倒して、決勝で火野の裕ちゃんに5秒くらいで負けてもらって、私が優勝します」と不敵に言い放った。

 竹下は「佐々木さんが自分が最強だと言ってましたけど、1回戦も2回戦も急所攻撃があっての勝ち。僕の急所は上野選手、秋山選手ほどヤワじゃないんで。基本的にはよけたりかわしたりできると思いますけど、一発、二発、殴ったり蹴られたりしたところで、僕は3カウントは取られない。準決勝は佐々木大輔を倒して、決勝はどちらが上がってきても、真っ向勝負で優勝して(8・21)川崎のメインに立ちたいと思います」とキッパリ。

 火野は「ハードなトーナメントですね。1回戦(坂口征夫戦)は落ちた気がするし、2回戦(HARASHIMA戦)はヒザが外れかけたんじゃないか。準決勝は、ええ顔してるね、この大きい選手。決勝は大ちゃん(佐々木)なら、ダムネーション的にはハッピーなんやけど。大ちゃんが上がってこれなかったら。(竹下は)急所鍛えてて急所攻撃効かないらしいから、もしかしたら大ちゃんが負けるかもしれん。もし彼が決勝に上がってきたら、ちゃんと肋骨折っといてあげる。そんな感じで優勝します」と優勝宣言。

樋口和貞が「KING OF DDT」前年覇者・遠藤哲哉を下し準決勝で火野裕士と激突【DDT】

2021.06.20 Vol.Web Original

ブレーンクロー・スラムで遠藤に勝利

 DDTプロレスが6月20日、東京・後楽園ホールで「KING OF DDT 2021 2nd ROUND」を開催。DDT最強決定トーナメント「KING OF DDT 2021」の2回戦を行い、樋口和貞が前年覇者の遠藤哲哉を下して、準決勝(7月4日、後楽園)に進出し、ダムネーションの火野裕士と激突することが決まった。

 昨年の同トーナメントで樋口は、準決勝で遠藤に敗退。前回のシングル戦(昨年11月28日、東京・成増アクトホールでのD王公式戦)では両者KOで引き分けているだけに、どうしても勝っておきたい一戦だった。

 しかし、相手は前KO-D無差別級王者の遠藤だけに、そう簡単に事は運ばなかった。遠藤にエプロンでのブレーンバスター、サスケスペシャル、スワンダイブ式ファイアーバードスプラッシュ、ゆりかもめなどで攻め立てられ、何度も窮地に。だが、樋口もアバランシュホールド、ヘッドバット、ブレーンクローで応戦。最後はぶちかましからブレーンクロー・スラムで投げ捨てて勝利を奪った。

竹下幸之介&勝俣瞬馬が16年ぶり開催のタッグリーグ戦を制し、KO-Dタッグ王座に挑戦へ【DDT】

2021.05.28 Vol.Web Original

竹下幸之介、勝俣瞬馬組vs佐々木大輔、火野裕士組で優勝決定戦

 DDTプロレスとしては、16年ぶりとなるタッグリーグ戦「Ultimate Tag League 2021」(5チーム参加)が5月27日、東京・新宿FACEで最終戦となり、サウナカミーナの竹下幸之介、勝俣瞬馬組が激戦を制して優勝を果たした。竹下組はスマイルピッサリ(HARASHIMA、岡林裕二=大日本プロレス)が保持するKO-Dタッグ王座に挑戦することが決まった。

 同9日の東京・後楽園ホール大会で開幕した同リーグ戦は、最終日を迎えた時点で大混戦。イラプションの樋口和貞、坂口征夫組と、準烈の秋山準、大石真翔組が4点で首位タイ。ダムネーションの佐々木大輔、火野裕士組、竹下組が3点で追走していた。

 この日、まず第4試合で樋口組と佐々木組が対戦し、佐々木が坂口からクロス・フェースロックでギブアップを奪い、ダムネーションが勝利。

 続く第5試合では竹下組と秋山組が激突したが、竹下のザーヒー(ヒザ蹴り)から、勝俣がスクールボーイで秋山を丸め込んで殊勲の星を挙げた。

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