皇治の他団体のパンフレット持ち込みは未遂に終わる
「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~」(8月24日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の前日計量と会見が8月23日、大阪市内で行われた。
メインで対戦する皇治と大岩龍矢はともに規定体重をクリアした。
2人は計量後のフォトセッションではいきなりフェイストゥフェイスで視線をそらさずにらみ合う。司会者から会場のファンへ向かっての2ショットを促されると、大岩は視線を外し、一度は客席に目を向けたものの、皇治はそのまま微動だにせず。それに気づいた大岩がまた皇治に視線を向けるというやりとりがあった。
会見では大岩はサングラス姿で登場。「調子がめちゃくちゃいい。明日が自分でも楽しみ」
皇治は「みんなを喜ばせようと思って持ってきたアイテムをK-1側に取り上げられた。みんなと一緒に次の対戦相手を選ぼうと思ってパンフレットを持ってきたんだけど取り上げられたから、またみんなで選べればいいなと思う」などとそれぞれ挨拶。
計量から激しくにらみをきかせる皇治がその理由について「どれくらいの覚悟なのかと思って初めて名犬ラッシー君と目を合わせてみたんですが、ちょっと震えてたんであんまりいじめないでおこうかと。でもラッシー君はラッシー君でいろいろ覚悟を決めて俺のすべてを奪いに来ると思うんで、俺もしっかり気合を入れて頑張ろうと思ってます。ラッシー君に挑戦するという気持ちはないが、俺の新たなステージのための第1歩だと思うんで気合を入れていく」と言えば、大岩は「覚悟がないとか背負っているものがないとか、そういう声をよく聞くんですが、覚悟って意味もよく分からないし、背負っているとかもよく分からない。ただ自分は格闘技が好きで戦いに来ている。応援してくれている人たちもたくさんいる。覚悟って言葉で言うんじゃなくて、リングで見せたいというか伝わってくれればいいなと思っている。そこを僕は明日、みんなに見せたい。皇治選手は今、輝いていますが、皇治選手のメッキがはがれるような試合を見せたいと思っている」と返す。