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皇治 | TOKYO HEADLINE - Part 7
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「K-1 AWARDS 2018」船越栄一郎(?)もびっくり! 皇治と城戸が受賞式でお約束のあの芸を披露

2019.02.02 Vol.web original

 K-1グループの「K-1 WORLD GP」「Krush」「KHAOS」の3つのプロ大会と「K-1アマチュア」に出場した選手、および全試合を対象にした年間表彰式「K-1 AWARDS 2018」が1日、都内のホテルで開催された。今回が2回目となる同表彰式。昨年は「最優秀選手賞(MVP)」に武居由樹、「最高試合賞」に武尊、「ファンが選ぶ賞(ベスト・オブ・エンターテイナー賞)」に城戸康裕が受賞。今回は「最優秀選手賞」に武尊、「最高試合賞」に山崎秀晃と安保瑠輝也、殊勲賞に木村”フィリップ”ミノルが選ばれたほか、「敢闘賞」に、昨年初のK-1大阪大会で武尊と対戦し、大会を大いに盛り上げ皇治が選ばれた。

 表彰式の舞台に上がった皇治の前に現れたプレゼンターは、なんとあの船越英一郎。のモノマネでおなじみのガリットチュウの福島。サスペンス調のBGMをバックに軽い刑事コントで登場。受賞コメントを求められた皇治は「ふなっしーに一番ビビってます」と苦笑い。昨年の武尊との対戦について「武尊君に殴られただけでしょ。去年殴られすぎてうちのオカンが起こっているので、今そこでさわやかに笑っている武尊君をボコボコにします」といつもの皇治節で振り返った。

 その後は福島に無茶ぶりでギャグを要求。福島がやると「おもしろいけど、うちの先輩はもっとおもしろい。ここはキー坊先輩、来てください」と会場にいた城戸を呼び込んだ。「今年は(昨年受賞した)エンタメ賞がないので、出るところがない」とぼやく城戸に、皇治は「おもしろいギャグをやって」とまたもや無茶ぶり。ちょっとムッとした城戸が詰め寄ると、皇治も負けじと応戦。軽く手も出て一触即発か?!と思ったところで、お約束のキス。息ぴったりなおもしろコンビが誕生した。

 さらに、皇治は次の試合のために何かアイデアをくれと頼むと、福島は「僕がやっているせんとくんをあげます」と返答。「じゃ、そうします。せんとくんでいきます。試合のコスチュームもせんとくんにします」と即決。果たしで次の試合ではどんなせんとくんで登場するのか。そこも注目だ。

復帰戦の皇治、今年の目標は「RIZIN、KNOCK OUT。俺は1人でも行く」【3・10 K-1】

2019.01.18 Vol.Web Original

3・10「K’FESTA.2」で復帰戦
 K-1平成最後のビッグマッチとなる「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~」(2019年3月10日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ メインアリーナ)の第三弾カード発表会見が1月18日、東京都内で開催された。

 昨年12月の大阪大会でメーンを務めた皇治が早くも復帰戦に臨むこととなった。「日本vs世界・7対7」でドイツのヤン・サイコと対戦する。

 皇治は冒頭「出る気は全然なくて断った。でもファンのみんなが見たいと言ってくれているから、じゃあ出ようかなと思った。それに宮ちゃんに代わって、拓ボン(中村拓己氏)にプロデューサーが変わってK-1の人気が下がったとなったらかわいそうだなと思って。拓ボンのために出てあげようと決めました」と独特の言い回しで参戦の経緯を語った。

皇治「戦う可能性のある奴とは喋らない」

2018.12.22 Vol.713

『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』
「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中。(ナビゲーター:一木広治/Chigusa)

武尊と皇治が究極の殴り合い。初の大阪大会締めくくる【12・8 大阪K-1】

2018.12.09 Vol.Web Original

完全アウェーの中、武尊が初防衛
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)で行われた「K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチ」で武尊が皇治を3R判定で破り初防衛を果たした。

 オープニングではトーナメント出場選手の入場式の後、改めて2人だけの入場式が行われ、この対戦が特別なものであることをうかがわせた。

 2人がリングに並び立つと一際大きな歓声が上がる。「選手退場」のコールがかかると、すっと踵を返し、ロープ際で何かに祈るようなしぐさを見せたもののすぐにリングを降りた武尊に対し、両手を上げファンの歓声に応える皇治。ここから好対照な2人だった。

 セミファイナルの「ライト級世界最強決定トーナメント」の表彰式が終わり、メーンの煽りVが流れると場内は異様な熱気に包まれる。そして大「皇治コール」のなか皇治が登場する。武尊にとってはここまでアウェーな状況での試合は初めてだ。

 試合前、中央でのレフェリーの注意の際に先に中央に歩み寄った皇治に対し、武尊はしばらく皇治を待たせる形で遅れて中央に歩み寄る。そしてにらみ合う2人。

 試合は1Rからともに手を止めずに激しい打撃戦を展開。武尊の強烈なパンチ、そしてボディーへのヒザが皇治を襲う。自らもパンチを繰り出し、反撃する皇治だったが、ラウンド終盤、右フックで腰が落ち、ダウンを取られてしまう。

皇治「卜部功也に負けた時にK-1を大阪に持って帰るしかないと思った」【12・8 大阪K-1直前インタビュー】

2018.11.30 Vol.Web Original

 新生K-1初の大阪大会「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)の開催まであとわずか。本紙ではここに出場する選手の中からさまざまな角度でピックアップした選手にインタビュー。

 今回は大阪出身で、かねてから「K-1を大阪に持って帰る」と言い続け、それを現実のものとした皇治に話を聞いた。

皇治が武尊にきつい一発「パンチは全然うまくない」【12・8 大阪K-1】

2018.11.28 Vol.Web Original

「まさか俺とやるとは思ってなかっただろう。相当乱れて脅えている」
 新生K-1初の大阪大会となる「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)で武尊の持つK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座に挑戦する皇治が11月28日、東京都内で公開練習を行った。

 皇治は3分間のミット打ちの中で重いパンチと蹴りを叩き込み好調な仕上がりを見せた。

 皇治は今年3月に行われた卜部弘嵩戦を前に練習拠点をシルバーウルフに移し、大宮司進トレーナーのもと厳しいトレーニングを続けている。

 練習後の会見では武尊戦に向けても「めちゃくちゃ普通。この1年間は俺の中では地獄の合宿だと思っている。毎日最高の地獄を味わっています」と話し、「特に気合が入っている?」という質問には「いつも気合入ってますやん(笑)。いや、マジでいつも通りです」といつも通りのハードワークであることを強調。そして「カッコつけるのが超好きだから、12月にスーパースターになれると思うと超ワクワクしている。そんな感じで日々生き生きしていますよ」とその練習に耐えられるモチベーションを明かした。

 対戦相手の武尊については「俺が最初に“タケポンとやる”と口にしたときからずっと研究してます。だから相手がやってくることも分かっている。あいつはパンチより蹴り。その蹴りさえ潰せばパンチは全然うまくない。タケポンは今回不利ですよ。まさか俺とやるとは思ってなかっただろうし。俺はずっとやると決めていた。この数か月間で起きたことにタケポンはついて来られてない。昨日の公開練習もしっかり見たけど、“気持ちがどうのこうの”って言ってたし、相当乱れて脅えているんやろうなって思っています」とリング上の対策はもちろん、心理戦でも上に立っているとの認識を示した。

 フィニッシュについては「必殺の延長判定勝ち(笑)」と前回のスタウロス戦を早速引き合いに出しうそぶくも「とか言ってここで倒したらバリバリカッコいいですよ。その最高のカッコつけを狙ってますから」とKO決着を口にした。

 最後は「12月はこんなにみんなに担がれて地元で戦えるって、こんな幸せなことは無い。これを単なる思い出とか自分がK-1を大阪に持ってきたとかいう栄光に浸るんじゃなくて、しっかり命を懸けてベルトを獲るのがみんなへの恩返しだと思っている。今はたくさんの方に支えられている。12月に恩返ししようと決めているから、不可能と言われているけど、あいつから全てを奪ってやろうと思っている」と締めた。

新生K-1初の大阪大会 2カ月前に全席完売の舞台裏

2018.11.14 Vol.Web Original

12月8日についに大阪上陸
 新生K-1となって初めての大阪大会が12月8日に開催される。

 しかしすでにチケットが完売という予想外の状況に関係者の中でも戸惑いが広がっているという。

 現体制になってからのK-1は2014年11月に東京・代々木第二体育館で旗揚げ戦を行い、以降、ここを拠点に大会を開催してきた。旗揚げ戦から満員御礼が続き、チケットは早い段階から動き出し、大会1カ月前には完売という状態が続いていた。

「もっと大きな会場で開催すれば」という声もあったが、代々木第二体育館のすり鉢状の会場は熱気を生みやすく、代々木という場所的な好条件が揃っていたこと。なにより大風呂敷を広げ過ぎて最終的に立ちいかなくなった旧K-1を外から見ていた宮田充K-1プロデューサー(当時は運営の責任者)にとっては目先の人気に浮かれることなく、着実に足場を固めるには代々木は最適な会場と映っていた。

 そんななか、代々木第二体育館が改修工事のため使用不可能に。ここで宮田氏はさいたまスーパーアリーナへの会場変更を決断する。2017年2月にこの発表がされた時は誰もが「メインアリーナ」での開催を想像したが、なんとコミュニティアリーナでの開催。

 宮田氏は当時について「もともとさいたまスーパーアリーナのメインアリーナでやりたいという思いはあった」と前置きしたうえで、「首都圏にはいろいろな魅力的な会場はあるが、会場を転々とするのはあまりいいこととは思わなかった。代々木の次はどこがふさわしいかと考えたら、さいたまスーパーアリーナのコミュニティアリーナだった。スーパーアリーナさんからもどんどん使ってほしいと言っていただいたので、ホームをさいたまスーパーアリーナに移すことに決めた」

 いきなりメインアリーナで開催しようとは思わなかった?

「それは考えなかった。さいたまの最初の大会は2017年の6月だったのだが、年間最大のビッグマッチというのは年の最後か真ん中か頭かと考えた時に3月、春がいいのではないかと思った。それで“ロード・トゥ・さいたまスーパーアリーナ3連戦”とし6、9、11月にコミュニティアリーナで3大会開催して3月の『K’FESTA.1』につなげる流れにした」

 メインアリーナでは年に1回の開催にとどまっているが、複数回でも十分埋まるのでは?

「メインアリーナはどんどんやりたいんですが人気の会場なので取れないんです。2020年のオリンピックが終わるまでは首都圏は会場を取るのが大変だと思います」

 宮田氏の目論見通り、コミアリでの3大会は査定試合という意識が選手たちにも植え付けられ、より一層リング上は充実する。

 そこで待望のメインアリーナ大会の開催となる。同大会は直前に目玉カードであった大雅vs武尊のスーパー・フェザー級タイトルマッチが大雅の不出場で消滅するという危機に見舞われたが、宮田氏はその空位となった王座をめぐるトーナメント開催に舵を切る。このアクシデントに危機感を共有した選手たちも多く、カード変更にも特にトラブルもなく、思わぬ瓢箪から駒で豪華なトーナメントが実現した。

 そこで武尊が3階級制覇を達成。絵に描いたような大団円にメインアリーナが揺れた。

 すっかり人気が定着した感のあったK-1だったが、これは東京でのもの。今後の課題となるのは全国区での人気の獲得。そして『K’FESTA.1』直後に大阪大会の開催が発表されるのだが、宮田氏曰く「大阪大会の開催についてはいろいろな要素があった。まずK-1を大阪でやってほしいというファンの方々の声が大きかった。実際に強い選手もどんどん出てきている。彼らが輝く舞台があったほうがいいのではないかと考えた。K-1として大阪に進出するとしたら今年、もしくは来年のK’SFESTAの後かと考えていた。ところが12月8日の土曜日に会場が押さえることができた。まさか取れると思っていなかったのだが、取れたので、やるしかないと思った」

K-1初の調印式で武尊と皇治が一触即発【11・3 K-1】

2018.11.04 Vol.Web Original

最後は皇治が花道を奪い取る
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で行われる「K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチ」の公開調印式が11月3日、「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~」開催中のさいたまスーパーアリーナで行われた。

 K-1の調印式が公開で行われるのは今回が初めてということで、このカードの注目の大きさがうかがえる。

 それぞれのテーマ曲が流れる中、皇治、武尊の順で花道を通って入場。

 間に宮田充K-1プロデューサーが座り、武尊、皇治、宮田氏の順でサイン。無事に調印は終了した。

 その後、コメントを求められると皇治は「9-1で負けると言われているから、1割の確率しか無い俺が勝ったら日本が盛り上がって、元気のない子も元気づけられると思う。不可能はないと証明する。大晦日まで格闘技が盛り上がったらいいから、俺とタケポンでまず盛り上げます」とアピール。

 一方の武尊は「皇治選手はいつも口では盛り上げると言っているけど、試合は全然面白くない。挑発も表面上の挑発しかしていない。そんな奴にK-1を背負えるワケがない。今も1割とか言って、保険をかけているのもダサい」とばっさり。

 皇治が「よう喋るな。焦ってるみたいやから、じゃあここで殴ってみるか?」と挑発するも武尊は「口じゃなくてリングでぶっ潰すんで」と相手にせず。

 武尊は皇治が締めの挨拶をしているうちに席を立つなど、最後まで2人はかみあわないまま。

 フォトセッションではにらみ合いが始まり宮田氏ら関係者が慌てて割って入るなど一触即発。終了後は皇治が先に花道で引き揚げたことから武尊はリングを降りて別の道を通って控室へ。武尊にとってはフラストレーションがたまる調印式となった。

皇治の「タケポンと試合するのやめようかな」に武尊が「そんな気持ちならやらないほうがいい」

2018.09.25 Vol.Web Original

「1Rで顔がぶっ飛ぶかと思った。あれは大雅の坊ちゃんもぶっ飛んでもしゃあない」
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~初代クルーザー級王座決定トーナメント~」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)の一夜明け会見が25日、東京都内で開催された。

 新生K-1初の大阪大会(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪)での対戦が噂される武尊と皇治が間接的に火花を散らした。

 先に登場した皇治は前日のスタウロス戦について「疲れた。スタウロス君もホンマに強かった。1Rで顔がぶっ飛ぶかと思ったもんね。あれは大雅の坊ちゃんもぶっ飛んでもしゃあない。勝ったけど全く満足していない。やりたいことができなかったし、動きも悪かった。シルバーウルフの大宮司さんとかチームのスタッフとかみんなの応援があったから最後まで頑張れた。俺のファンがゼロだったら3Rで帰ってた。今回は力をもらえました」と振り返った。

 それでも武尊戦実現に向け、絶対に落とせない試合を乗り切ったことから一気に大阪大会モードに突入。「今K-1で一番調子に乗っているのはタケポンなわけやし。だから俺はすべてをかけて奪いに行こうと思っている。次はもっとヤバい姿を見せようと思っています」と話した。

難敵スタウロスを破った皇治が「こっちは俺とタケポンで盛り上げよう」【9・24 K-1】

2018.09.25 Vol.Web Original

「俺が天心、堀口、相手にしたってもええで」と禁断の名前を連発
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~初代クルーザー級王座決定トーナメント~」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)のスーパー・フェザー級スーパーファイトで皇治がスタウロス・エグザコスティディスと対戦。延長にもつれ込む接戦の末、2-1の判定で勝利を収めた。

 強打のスタウロスに対し、皇治はパワー負けすることなく真っ向から打ち合い、一進一退の攻防が続く。皇治のピンチには会場から大「皇治コール」が沸き上がり、それに鼓舞されるように皇治も反撃。ジャッジが難しいラウンドが続き、本戦は1人が30-29で皇治を支持したものの、残る2人が30-30で延長ラウンドへ。

 ずっと蹴り続けてきた皇治のローが効き始めたか、スタウロスの動きが鈍り始め、打ち合いの中でマウスピースを吐き出してしまう。それでも最後まで打ち合った2人。判定は2人が皇治を支持。12月の大阪大会での武尊戦実現を目指し負けられない皇治が執念で際どい勝負をモノにした。

 皇治はこの日、9月18日に急逝した山本“KID”徳郁さんの入場テーマで入場したのだが、試合後のマイクで「今日は魔裟斗さんと盛り上げはったKIDさんが亡くなられて、リスペクトしているから入場曲を使わせてもらいました。KIDさんに1つでも安心してもらえるように。天心vs堀口、ええやないの、じゃあ俺はタケポンとこっちはこっちで盛り上げよう。でも俺はいつもリスペクトしてるから結構ああやって相手に言います。だからスタウロスくんには感謝してます。でも12月は本気出します。そして俺が天心、堀口、相手にしたってもええで。そういうことでありがとうございます。K-1最高!」と禁断の名前を口にしたうえで、武尊の決め台詞をぱくって締めくくった。

「K’FESTA.2」メーンを争う武尊と武居由樹が1RKO競演【9・24 K-1】

2018.09.25 Vol.Web Original

フィジカル面での不利を乗り越え、1Rに2度のダウンを奪いKO勝ち
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~初代クルーザー級王座決定トーナメント~」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)でスーパー・フェザー級王者の武尊とスーパー・バンタム級王者の武居由樹が揃ってスーパーファイトに出場した。

 2人はともに来年の「K’FESTA.2」(3月10日、さいたまスーパーアリーナ メインアリーナ)でのメーン獲りを明言しているのだが、この日は甲乙つけがたいKOの競演を見せた。

 武尊はスペインのダニエル・ピュータスと対戦。ピュータスは65kgの王座を獲得した経験もあるフィジカル面で武尊を大きく上回る選手。戦前はそのパワー差を不安視する声もあったが、武尊は1R2分9秒、KOでこの難敵をクリアした。

 試合開始早々、前蹴りを出した武尊は足が滑ったことからピュータスがオイルを塗っていることをアピール。仕切り直しとなったが、その前蹴りを多用しペースを握ると、ピュータスの左のパンチに右のフックをクロスで合わせダウンを奪う。立ち上がったピュータスをコーナーに詰めるとパンチの連打。上下に打ち分け、左フックでぐらつかせるとさらに連打で畳み掛け、2度目のダウンを奪い、KO勝ちを収めた。

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