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石橋佳太 | TOKYO HEADLINE
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1・29修斗 世界王者・斎藤完敗 フライ級1位・前田は新鋭・覇彌斗に判定負け

2017.01.30 Vol.683

「プロフェッショナル修斗公式戦・2017年開幕戦」が1月29日、東京・後楽園ホールで開催された。

 メーンでは修斗世界フェザー級王者の斎藤裕がマイク・グランディに敗れる波乱があった。

 グランディはプロ8戦7勝で、うち6つの一本勝ちの“高速の極め職人”という異名をとる選手。徹底したタックルからのテイクダウン狙いで斎藤を苦しめる。斎藤の打撃を食らっても重戦車のごとく突進しては組み付き、斎藤がひじを放ってもしつこく食い下がりテイクダウンを奪っていく。斎藤は1Rに組みついてくるグランディのボディーに強烈なヒザを何度も叩き込んだが、見せ場らしい見せ場はそれくらい。最終3Rの終盤はグランディがマウントを取り切り、斎藤の反撃を封じ3-0の判定で勝利を収めた。ジャッジ1人が30-26をつけるほどの完勝だった。

 斎藤は昨年9月のVTJでISAOに敗れており、これで2連敗となった。

5・28修斗 インフィニティリーグで征矢が計量オーバー北原と不本意なドロー

2016.05.29 Vol.667

 プロフェッショナル修斗の公式戦「SHOOTO GIG TOKYO Vol.21」が5月28日、東京・新宿FACEで開催された。メーンで行われる予定だった「インフィニティリーグ2016公式戦」北原史寛vs征矢貴戦は、北原が計量をクリアできず、征矢の不戦勝となった。バンタム級のリミットは56.7kgだったが試合は59.9キロ契約で行われ、ドローとなった。
 試合は1Rから北原がタックルからのテイクダウンで主導権を握る。なんとか背中を付けないように粘る征矢だが、時間はいたずらに過ぎていく。ブレイクでスタンドに戻ると得意の打撃を繰り出す征矢だが、すぐに北原のタックルの餌食となる。
 征矢は1Rで勝てば不戦勝の勝ち点2にプラス2点、2Rで勝てばプラス1点加えることができたのだが、ジャッジ1人が20-19で北原を支持、残る2人が19-19の1-0のドローで勝ち点を積み上げることはできなかった。

 セミファイナルで行われたフェザー級戦は佐藤将光がスーパー均くんを3R3分59秒、スリーパーホールドで破った。
 佐藤は昨年から修斗に本格参戦。元環太平洋フェザー級王者の土屋大喜、Road to UFC JAPAN参加者でフェザー級の有望株である安藤達也をVTJで破るなど着々と白星を重ねていたが、昨年末に竹中大地に0-3の判定で敗れ、この日が再起戦。打撃、グラウンドともに均くんを圧倒し、再びフェザー級戦線に名乗りを上げた。竹中は今年3月に環太平洋フェザー級チャンピオンに就いており、佐藤は「前回は竹中選手に完封された。そこ(竹中)を目指して一歩一歩重ねていかないと。自分が勝たないとフェザー級は盛り上がらないと思うので頑張る」と話した。

 なおこの日は「世界フライ級王座決定戦」飛鳥拳vs澤田龍人が行われる7月17日の後楽園ホール大会の決定カードを発表。フェザー級では1年5カ月ぶりの復帰となる石橋佳太と安藤達也、ウェルター級ではABと3年ぶりの参戦となる元環太平洋ウェルター級王者・児山佳宏が対戦する。

修斗 のび太が8連勝で世界チャンピオンに!!

2014.09.28 Vol.626

 プロフェッショナル修斗の公式戦が27日、東京・後楽園ホールで開催された。メーンでは王者・室伏シンヤvs挑戦者・内藤のび太の世界フライ級チャンピオンシップが行われ、5R4分57秒、内藤がチョークスリーパーで勝利を収め、新チャンピオンに輝いた。
 試合は1Rから室伏がペースを握る。長い手足から放たれるパンチやキックで内藤はなかなか中に入れない。一気に距離を詰めた室伏は組み付くと、素早くバックを制し背中に乗る。内藤の胴を足でフックし、背後からチョークスリーパーを狙う室伏。ここで後ろに倒れ込んでしまっては室伏の思うつぼとあって、スタンドのまま耐える内藤。室伏を背負ったままの内藤もしんどいが、振り落とされないように足をフックしたままの室伏も同様にきつい体勢。
 2Rも同じような攻防が続く。その間も後ろからパンチを食らい、削られていくがじっと我慢する内藤。2R終了時点では室伏がポイントもリードしていたが、3Rになって形勢が一気に逆転する。開始早々コーナに押し込む室伏だったが、ややスタミナが切れたか、内藤は体勢を入れ替えるとリフトしてテイクダウン。立とうとする室伏だったが、内藤は持ち前の粘り強いタックルでそれを許さない。フロントチョークからマウントに移行しパウンドを落とす。やっとエンジンがかかってきた内藤は4Rもしつようなタックルからポジションをキープし、パウンドからオモプラッター、腕十字で一本を狙う場面も演出。スタミナが切れ防戦一方の室伏に対して、会場の“大内藤コール”で背中を押された内藤は5Rもタックルから上のポジションをキープしパウンドで攻勢の手を緩めない。ここまでの死闘に判定でも十分価値のある勝利だったが、残り10秒で室伏の必死の防御を破ってついに内藤がチョークスリーパーでとらえると、室伏は残り3秒で無念のタップ。内藤が8連勝で世界のベルトを獲得した。

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