SearchSearch

クドカンが描く地獄絵図は爆笑青春ストーリー?『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』

2016.06.25 Vol.669

 映画『謝罪の王様』や『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」などヒット作の脚本を手掛けてきた宮藤官九郎。待望の最新作は、監督&脚本を務めた完全オリジナル作品。その舞台となるのは“地獄”。これまで、その世界観をモチーフに数々の作品が生み出されてきたが、鬼才クドカンが仕掛けるのは、誰も見たことが無い爆笑と感動の地獄めぐり!

 17歳でこの世を去り、大好きなクラスメイトにキスしたい一心で現世によみがえるため奮闘する主人公・大助役には『るろうに剣心』シリーズの神木隆之介。大助をサポートする地獄の赤鬼キラーK役は、ドラマ『ムコ殿』以来、15年ぶりに神木と共演する長瀬智也。一目見たら忘れられない赤鬼メイクで、これまでにない怪演を披露している。キラーKが率いる地獄のロックバンド・地獄図(ヘルズ)が演奏する、映画オリジナル曲や、神木が披露する歌とギターの腕前にも注目を。他、尾野真千子、森川葵、宮沢りえらの超豪華キャストに加え、驚きの実力派ミュージシャンも多数出演。

 豪華な顔ぶれ、一筋縄ではいかないキャラクター、そしてバカバカしくも中毒性のあるギャグ満載と、クドカンワールドが炸裂する一本。

STORY:ごく普通の高校生・大助は、修学旅行の最中に不慮の事故に遭う。ふと目を覚ますとそこは、空が深紅に染まり人々が責苦を受けるホンモノの地獄だった。大好きな同級生・ひろ美ちゃんとキスもしたことがないのに…とショックを受ける大助の前に現れたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図を率いる赤鬼のキラーK。キラーKから現世に転生するチャンスがあると聞いた大助は彼の特訓のもと地獄めぐりをすることに…!

監督:宮藤官九郎 出演:長瀬智也、神木隆之介、尾野真千子、森川葵、桐谷健太他/2時間5分/アスミック・エース、東宝配給/全国公開中  http://tooyoungtodie.jp/

佐藤健”命がけ”の撮影を終え「日本映画の歴史を変える」!

2014.06.06 Vol.618

 映画『るろうに剣心 京都大火編』の完成披露レッドカーペットイベントが5日、都内にて行われ、主演の佐藤健をはじめとする豪華キャストと、大友啓史監督が登場。雨の中かけつけた1000人を超えるファンから大歓声を浴びた。

 同作は、和月伸宏の人気コミックを実写化した映画第2弾。『京都大火編』『伝説の最期編』の2部作で公開する。

 主人公・緋村剣心役で、前作でも見事なアクションを披露した佐藤は「前作を超えられるかというプレッシャーももちろんありましたし、何よりハードで危険な撮影で、やり遂げられるか不安になったほど。みんな生き残れるのかなと思っていました(笑)」と、過酷だった撮影を振り返った。それだけに「完成した今は、心から誇りに思うことができます」と胸を張っていた。

 また、ヒロイン・神谷薫役の武井咲は「今回は剣心と離れている時間が多くて、さみしかったです」、宿敵・志々雄真実役の藤原竜也は「今まで経験したことがないような撮影で、体力も消耗しましたが、監督のもとで自由に遊ばせていただきました」、その腹心・瀬田宗次郎役の神木隆之介は「大好きな作品の中でも大好きな役でこの作品に参加することができて、本当に光栄です」と語り、豪華キャストたちは一様に完成作に自信を見せていた。

 最後に佐藤は「あえて言わせてもらいます。日本映画の歴史が変わる瞬間をぜひ体験してください」と大観衆に向かってアピールした。

『るろうに剣心 京都大火編』8月1日より全国公開。『るろうに剣心 伝説の最期編』9月13日より全国公開。

Copyrighted Image