ユーロスーペース(東京・渋谷)ほかで公開中の映画『全員切腹』のクライマックス、毒を流して疫病を広めた罪に問われ切腹を命じられた雷漢(窪塚洋介)は、奉行所の強面たちを見渡して「おまえらは俺みてえなことが言えねえだろ」と言い放つ。対談の後半は、豊田利晃と窪塚洋介という、逆境を乗り越えてきた二人だからこそ作り得た渾身の切腹シーンの背景にある、それぞれの覚悟と思いが語られた。
※前編はこちら https://www.tokyoheadline.com/568658/
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action or later. Please see Debugging in WordPress for more information. (This message was added in version 6.7.0.) in /home/newthl/www/tokyoheadline/wp-includes/functions.php on line 6114ユーロスーペース(東京・渋谷)ほかで公開中の映画『全員切腹』のクライマックス、毒を流して疫病を広めた罪に問われ切腹を命じられた雷漢(窪塚洋介)は、奉行所の強面たちを見渡して「おまえらは俺みてえなことが言えねえだろ」と言い放つ。対談の後半は、豊田利晃と窪塚洋介という、逆境を乗り越えてきた二人だからこそ作り得た渾身の切腹シーンの背景にある、それぞれの覚悟と思いが語られた。
※前編はこちら https://www.tokyoheadline.com/568658/
豊田利晃監督・脚本、窪塚洋介主演による新作映画『全員切腹』が、ユーロスーペース(東京・渋谷)ほかで公開中だ。この作品の製作が発表されたのは、おそらく監督すらも公開時の東京が緊急事態宣言下などとは想像もしていなかったであろう、今年3月のこと。“憎悪の連鎖を断ち切り、憎悪にさらされた人たちに勇気を持たせたい”、そう決意した監督は、自らサイトを立ち上げてクラウドファンディングで製作資金を募り、劇場で体感するべき大胆かつ繊細な26分の映画を完成させた。窪塚洋介演じる浪人・雷漢吉右衛門の切腹シーンは鬼気迫る演技と称するにふさわしいが、その実、紡がれる言葉は誰よりも人間らしく、それゆえに鋭い刃のようにひとつひとつが見る者に突き刺さる。8月14日、初日舞台挨拶直後の豊田利晃監督と主演の窪塚洋介に、今、この世の中に本作を放った “覚悟”を語ってもらった。
※後編はこちら https://www.tokyoheadline.com/568676/
窪塚洋介が主演を務める映画『全員切腹』の初日舞台あいさつが8月14日、東京・渋谷のユーロスペースで行われた。
同作は製作資金を従来のクラウドファンディングプラットフォームで集めるのではなく、豊田組のショップサイトを開設し、その売り上げを活用するという形を取った。また支援金額によって映画の上映時間が変わるという新しい観客参加型の製作に挑んだことでも話題となっていた。
この日は豊田利晃監督、主演の窪塚、音楽を担当した切腹ピストルズが登壇した。
豊田監督はこのタイトルについて「思いついたのは去年。その意味をいろいろと問われるかと思ったが、まさか五輪をやってこんなにコロナが増えるとは思っていなかったので、誰もがこのタイトルの意味を問わなくなった。みんな分かっているみたいな(笑)。”その通りだろ”みたいなことになっているんですけど、でもそれだけの映画じゃなくて、この国のトップとかリーダーだけではなくて、それぞれ個人に、侍の儀式のなかで行われる“切腹”で、みんなが責任を取っているのかということを自分自身を含めて問いたかった」などと語った。
窪塚は「“自分”と書くと“自由の分身”と読める。こんな時代に、自分らしく、なるたけ自由に人生を生きたいと思う人たちの何かの支えだったり、道しるべのようなものにこの作品がなれたら幸せだと思う」と挨拶。
女優・希良梨が27日にオンエアされた自身のラジオ番組で、窪塚洋介、池内博之、山崎裕太が集まった「GTO」同窓会の様子を語った他、コロナ再拡大の台湾エンターテインメントに応援メッセージを送り、台湾国内で話題を呼んでいる。
同番組「Kirari の、あなたの人生の光~自分の人生を歩む人たち~」は、希良梨による台湾から帰国後初の冠ラジオ番組。その中の「&Taiwan コーナー」に、日本と台湾で長年映画に携わるプロデューサー小出正雪が登場。希良梨の初主演映画『ラブ&ポップ』(庵野秀明監督)をきっかけに交流が続いているという2人。台湾と日本の間で活動するクリエイターやエンターテイメント業界を応援する「&Taiwan」プロジェクトに参画する希良梨、同主宰のメディアプロデューサー陳善豪とともに、台湾の話題で盛り上がった。
さらに希良梨は、窪塚洋介、池内博之、山崎裕太と23年ぶりに集まった「GTO」同窓会の様子を語りつつ「皆もこれまでに台湾に旅したり仕事をしてゆかりのある仲間同士」と話し、コロナ再拡大の台湾エンターテインメントに応援メッセージを送った。
この様子は台湾でも記事化され、話題を呼んでいるとのこと。
映画『ファーストラヴ』完成報告イベントが12日、都内にて行われ、主演の北川景子と共演の中村倫也、芳根京子、窪塚洋介、堤幸彦監督が登壇。新型コロナウイルスの影響で当初の予定を変更し無観客での開催となったが、一同は華やかにレッドカーペットイベントを盛り上げた。
第159回直木賞を受賞した、島本理生による同名小説を映画化。北川が演じる主人公の公認心理士・真壁由紀が、女子大生による動機なき殺人事件の真相に迫るサスペンス。
堤監督も「こんな幸運なキャスティングはない」と語る演技力の持ち主である4人。キャスト同士も互いの演技力を大絶賛。
実は同年齢で初共演同士という北川と中村。北川が「(中村とは)緊張することもなく、同級生という感じがしました」と言うと、中村も「話をしていもジェネレーションギャップがなかった」と振り返り、和気あいあい。一方、夫婦役を演じた窪塚について北川は「それこそ私たちの世代にとってはカリスマ。緊張するねと話していた」と明かすと、窪塚は「そういうことは直接言って。無視されているのかと思った」とぼやき会場を笑わせた。
さらに中村は、北川について「もっとつんけんしているのかと思った」。「よく言われます」と苦笑する北川に「でもオープンマインドな方だし、求められている仕事への意識もすごく高い。僕とは真逆だな、と。芳根さんもそうですけど。爪の垢を煎じて飲みたいです。だから後で爪をください」と、北川と芳根に“爪”をねだり、2人を苦笑させていた。
映画『破壊の日』の初日舞台挨拶が7月24日、東京・渋谷のユーロスペースで行われ、出演した窪塚洋介が新型コロナウイルスの影響でエンターテインメントに対していまだに自粛ムードがある世間の空気に疑問を呈した。
同作は『泣き虫しょったんの奇跡』『狼煙が呼ぶ』の豊田利晃監督の最新作。当初は2020年7月24日の東京オリンピックが開催される日に公開日を定め、映画製作と共に進むプロジェクトとして開始されたのだが、オリンピック自体が新型コロナウイルスの影響で延期に。そしてその新型コロナ禍の猛威も含め、脚本を書き換えたうえで緊急事態宣言解除後の6月22日にクランクイン。7月22日に完成したという。
本作では疫病の噂が広がり、疑心暗鬼の中、心を病む者が増える田舎の村を舞台に、即身仏になるべく修行を続ける修験道者の若者・賢一の目を通じて、今日における「破壊」とは何か、「祈り」 とは何かといったことを自問自答を繰り返しながら日本に問いかける。
窪塚は「豊田さんは常に破壊してきた監督。僕が感じるのは、豊田さんの怒りというか何か壊したいという気持ちなんですけど。じゃあ俺は何に怒っているのかなと思ったら、今のムードというか、空気というか…。これ言っちゃってもいいのかな?」と前置きしたうえで「そんなに、暗くなるのはやめましょうよ。こういう映画だったり、自分が好きな音楽だったり。だって“病は気から”なんだから、そこをそぐなよ!ということを常々感じていました」と昨今またぶり返してきた“自粛ムード”に一言申した。
そして作品については「豊田監督は今まさに、この瞬間、この時代、この時にしかできない表現をしている監督であり、表現者だと思っているので、そのへんもひっくるめて、“楽しんで”という言葉があっているかは分からないがご覧になっていただければ」と話した。
求人検索エンジンの「Indeed(インディード)」の最新CMが話題を集めている。人気の『ONE PIECE』とコラボレーションしたCMで、同CMの斎藤工をはじめとした出演者が、「麦わらの一味」に扮して登場している。
日本でも映画ファンから絶大な支持を得るマーティン・スコセッシ監督が、遠藤周作の小説を映画化。19日、都内にて記者会見を行い、その一部映像を全世界に先駆けて披露した。
最新作『沈黙?サイレンス?』は、キリスト教が弾圧されていた江戸時代を舞台に、日本にやってきたポルトガル人宣教師が迫害に苦悩しながらも、信仰とは何かを求道する姿を描く。
約15分間、4つのシーンのフッテージ映像を披露した後、万雷の拍手で迎えられたスコセッシ監督と、隠れキリシタン・キチジロー役の窪塚洋介、通辞役・浅野忠信の3人。
監督が原作と出会ったのは1988年のこと。「黒澤明監督の『夢』に出演したのですが、ちょうど日本で撮影を行っていたときに本を読み終わりまして、映画化したいと思いましたがどうアプローチすべきか分からず、数年後に脚本を書きはじめ、2006年に書き終わりました。しかしその後、権利関係が複雑になったりして、なかなか撮影にこぎつけられなかった」と振り返った監督。「私自身がカトリックの家に育ったことも映画化したいというモチベーションの一つだったが、異なる文化の衝突というテーマに引かれた。とにかくこの作品については語り尽くせない。まずは早く皆さんに作品を見てもらわないと(笑)」と笑顔を見せた。
オーディションを経て、それぞれの役を勝ち取ったという2人。窪塚は「役が決まったときはドッキリかと思った」、浅野も「オーディションでは本当に撮影しているかのように楽しかった」と、スコセッシ監督との仕事を終え感激の面持ち。監督も「オーディション用の映像で、窪塚さんがキチジローを力強く、正直に演じているのを見てこの人しかいないと思った。浅野さんは『アカルイミライ』や『殺し屋1』を見ていたので通辞の役にぴったりだと思った」と2人の役者を絶賛。また同作には、映画監督でもある塚本晋也やイッセー尾形らも出演しており「14歳で溝口健二の『雨月物語』をテレビで見て以来、黒澤作品はもちろん、多くの日本映画を見てきた私にとって彼らは家族のような、なじみの顔だった」と日本の俳優陣にも大満足。
前日には第28回世界文化賞の映像・演劇部門を受賞。日本映画もまたイタリアやアメリカ映画とともに、映画監督としての基礎を作ってくれたと語る世界的巨匠が、また一つ、日本との絆を結んだ。
『沈黙?サイレンス?』は2017年年1月21日公開。
映画『サンブンノイチ』の初日舞台挨拶が1日、都内にて行われ監督の品川ヒロシ、主演の藤原竜也ら豪華キャストが勢ぞろいした。
同作は『ドロップ』『漫才ギャング』に続く品川監督第3作目。大金をかけて繰り広げられる悪党たちの騙し合いを描くクライムムービー。
舞台挨拶には、品川監督、藤原に加え、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、田中聖、中島美嘉、窪塚洋介さん、池畑慎之介☆、赤羽健一(ジューシーズ)、さらには原作者・木下半太、主題歌を担当した→Pia-no-jaC←という総勢11名が集結。
この日はエイプリルフールとあって、ジューシーズの赤羽がウソの“小杉”として登場。「小杉です、ヒーハー!」とあいさつとしたところで本物の小杉が現れ「おかしいでしょ!」とツッコミ。しかし共演者から笑いを取ることができず「どうですこの仲の良さ!」とヤケ気味に。さらに窪塚が「ラブ&ピース、窪塚洋介です。初日に集まっていただきましてありがとうございます。ヒーハー!!」、池畑が「池畑慎之介☆です。ピーター!!(ヒーハー風に)」と、小杉の持ちネタの“ヒーハー”で笑いを取るなど、小杉は終始イジラレまくり。
また、田中について「聖くんはアクションシーンもすべて吹き替え無しだった」、藤原について「素晴らしい座長として頑張ってくれた」と絶賛する品川監督に、すかさず小杉が「なんで、俺には(ほめ言葉が)無いねん!」と憤慨すると、監督は「先日、竜也くん、聖くん、小杉さんの4人で飲みに行ったんですよ。僕が眠くなっちゃったら、小杉さんが先輩なのに膝で寝てええでって言ってくれて。寝ながら3人の楽しそうな声を聞いていたら、このまま死んでも幸せかな~って思いましたよ」と“ちょっといい話”を披露。互いにイジり合いながらも、仲の良いチームだったことをうかがわせる舞台挨拶となった。
映画は現在公開中。