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細野豪志 | TOKYO HEADLINE
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【今月の“人”】細野豪志衆議院議員(二階派特別会員)

2019.02.07 Vol.715

 旧民主党で幹事長を務め、2017年9月に希望の党の結党メンバーとなったものの、2018年4月の民進党と希望の党が合流した国民民主党の結党には参加せず、無所属で活動していた細野豪志元環境相。1月31日に自民党二階派(志帥会)に特別会員として入会した。

 細野氏は二階派の会合後、「(目指してきた)二大政党というやり方ではなく、まずは志帥会に入って(政策を)実現していくべきではないかと判断した」などと今回の判断を説明した。2月4日に東京都内で開いた政治資金パーティーでは「自民党の中で自分の政策の実現を目指す」と改めて自民党入党の意欲を見せた。しかし選挙区の衆院静岡5区には岸田文雄政調会長率いる岸田派の元職・吉川赳氏がいる。細野氏が選挙区を変えなければ、次の衆院選では吉川氏と党公認を争うこととなるが、細野氏は「選挙区を出る時は政治家を辞める時」と明言しており、後々火種となりそう。

希望の党が改選前下回る。東京で勝利は長島昭久氏のみ【第48回衆院選】

2017.10.23 Vol.Web Original

「自民党にブレーキをかけるという意味では共闘できる部分もある」
 第48回衆議院選挙の投開票が10月22日行われた。台風の影響で一部の開票が23日に持ち越されたが、小池百合子東京都知事が代表を務める希望の党は小選挙区で17、比例で32の49に終わり、改選前の57 から大きく議席を減らした。希望の党は東京では25選挙区で23人の候補を擁立したが、勝利したのは21区の長島昭久氏一人だった。

 最終的な議席の発表は23日午後の予定。

 投票が締め切られる20時、都内に設けられた開票センターにはチャーターメンバーである細野豪志氏と樽床伸二代表代行が姿を現した。

 やや表情が硬めの両者は、会場に用意されたモニターに映される開票速報に目を向ける。

 じきに各局の選挙特番の中継がつながり始める。一番最初は細野氏の地元である静岡放送。やりとりをする細野氏の後ろで8時4分、樽床氏が一番最初に当選確実が出た東北ブロックのしなたけし候補の名前を後ろのボードに張っていく。

 同党最初の当選確実が出るが、2人の表情は硬いまま。続いて東海ブロックの古川元久候補、四国ブロックのたまき雄一郎候補と続く。いずれも旧民進党の前職。希望独自の候補は4人目の九州ブロックの中山成彬候補が最初だった。

 各局との掛け合いが続く中、樽床氏は今回の結果について「排除という言葉ひとつで風が変わるほど土台がしっかりしていなかった」などと話した。一方で「排除という表現が厳しかったという一方、考え方や政策が一致していることが望ましいという意見もある。私もそう思う」と話した。

 また細野氏は選挙前の民進党との“合流”については「前原さんは本当に大きな決断をされた。私もかつての仲間達と一緒にやりたいという気持ちもあった。しかし安全保障、憲法について同意してくれる方ではないと難しかった」などと話した。また今回の野党の分裂について「(かつて所属した民進党の仲間とは)長く一緒にやってきたのだから、一緒にやりたい気持ちは山々。しかし安全保障の問題などを考えると、共産党とは一緒にやって行くことはできない。現実的ではない」などと繰り返した。しかし選挙後の野党共闘については「自民党にブレーキをかけるという意味では共闘できる部分もある」などと話した。

「さらば、しがらみ政治」小池都知事が代表務める希望の党が結党会見

2017.09.27 Vol.Web Original

小池氏「日本には今、希望が足りない。国民のみなさんに希望を届けていきたい」
 小池百合子東京都知事が代表を務める 国政新党「希望の党」が9月27日、都内で会見を開き、党の綱領を発表した。

 会見は最初に若狭勝衆院議員、細野豪志元環境相、本紙コラムニストの長島昭久衆議院議員ら結党メンバーの15人が登壇。そして「さらば、しがらみ政治」といったスローガンが盛り込まれた動画が流された。それは勝負服の緑のスーツをまとった小池氏が一歩一歩しっかりとした足取りで前に向かい歩き続けるといったもの。その動画が終わると満を持して小池氏が登壇。議員たちは立ち上がって拍手で迎え入れた。

 そして小池氏は挨拶の冒頭で「しがらみのない政治、そして大胆な改革を築いていく新しい政治。まさに日本をリセットするために、この希望の党を立ち上げます。リセットするからこそ、しがらみがない。いえ、しがらみがないからリセットができる。そしてまた、今この時期に日本をリセットしなければ、国際間競争、そしてまた日本の安全保障等々を十分守りきれないのではないだろうか。そんな危機感を共有する仲間が集まりました。今日から希望の党、スタートいたします」と高らかに宣言した。

 そして「日本にはありとあらゆるものがあります。物があふれています。でも、今、希望が足りない。みんなが不安を抱いている。そんな不安の中で、私たちは希望の党をつくり、しがらみのない政治を作り上げることによって、国民のみなさんに希望を届けていきたい。そして改革をする、その精神のベースにあるのは、実はこれまでの伝統や文化や、日本の心を守っていく、そんな保守の精神。寛容な、そして改革の精神に燃えた保守。新しい政党でございます」と「改革保守」という旗印を掲げた。

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