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訃報 | TOKYO HEADLINE
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FANTASTICS 中尾翔太さん死去 3月から胃がん治療のため活動を休止

2018.07.08 Vol.Web Original

 闘病中だった「FANTASTICS」のパフォーマー中尾翔太さんが6日、亡くなったことが分かった。22歳だった。

 8日、グループが所属するLDH JAPANは、公式ウェブサイトで「FANTASTICS 中尾翔太を応援してくださる皆様へのお知らせ」を公開。その中で「今年3月に活動の一時休止を公表して以降、病気治療に専念しご家族のご看病のもと、懸命に病と闘ってきましたが、7月6日、誠に残念ながら永眠致しました」と報告した。

 中尾さんは、昨年末に体調不良を覚え、今年3月には胃がんを公表。治療のために活動を一時停止していた。「絶対に勝ちます! 待っていてください!」と力強いコメントを発表していた。

 EXILE HIRO、「FANTASTICS」のメンバーは中尾さんの早すぎる死を悼み、LDH JAPANの公式ウェブサイトにコメントを寄せている。

 葬儀は、親族、LDH所属メンバー、スタッフ関係者で行う。後日、お別れの会を行う予定。

 

高倉健さん逝く、男の美学貫き笑顔で天国へ

2014.11.21 Vol.631

 日本を代表する名優、高倉健(たかくら・けん、本名・小田剛一=おだ・ごういち)さんが10日午前3時49分、悪性リンパ腫のため都内の病院で死去した。83歳だった。18日に所属事務所が発表した。

 同事務所によると、次回作の準備中に体調を崩して入院。治療を続けたが、容体が急変し、病院スタッフらに看取られ、息を引き取った。事務所が発表した書面によると「生ききった安らかな笑顔でございました」。葬儀は故人の遺志に従い、近親者で執り行われた。

 次回作は、遺作となった映画『あなたへ』(2012)のスタッフで作る親子の物語だった。脚本は固まっており、降旗康男監督で来春撮影予定だった。最後の仕事も、8月に撮影された健康食品通販『健康家族』のCMで、この後に闘病生活に入ったようだ。

 所属事務所の書面につづられた「往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし」の言葉は、比叡山延暦寺の大阿闍梨、酒井雄哉氏(故人)から贈られたもので、健さんの座右の銘だった。お別れの会は故人の遺志で行わない。同事務所は「派手なことが嫌いなので、本人は静かに逝きたいと…」と説明。最後まで“忍ぶ”美学は健さんらしかった。

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