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ジャニーズWESTの神山智洋、初めてづくしの単独主演舞台に「燃えます」

2021.05.30 Vol.Web Original

 

 ジャニーズWESTの神山智洋が単独主演する『LUNGS(ラングス)』が10月から上演される。現代戯曲の最高傑作との呼び声も高い作品で、今回が日本初上演。

 主演の神山は、今作が初の単独主演で、二人芝居にも初挑戦。

「ここまで初めて尽くしを一気にやらせてもらえることは燃えますし、とてもありがたいことだなと感じています。二人芝居は未知数すぎて、ワクワクしている部分ももちろんありつつ、素舞台という絵変わりがないチャレンジングな作品なので、魅せるためには細かいとこまで詰めていかないとと思っていて、稽古期間中は追い詰められているかもしれないです(笑)。日本初演ということで参考にできるものがないのですが、今後どこかで上演されるときには今回がベースになることもあると思うので、僕たちなりの『LUNGS』を創り上げたいです」と、意気込む。

 ミニマムなスタイルの2人芝居で、そろそろ子供をもつべきなのかという若いカップルが直面する問いがきっかけとなって、リアルでシャープな言葉で、スピーディーに男女の会話が展開していく。

 演出の谷賢一は「戯曲を初めて読んだとき、手が震えました。こんなにすごい本があったのか!と。演劇は俳優の演技を通じて、観客が自分の想像力のキャンバスに絵を描いていく芸術です。演者と観客で共に描く絵画なのです。すべての演劇がそうですが、この『LUNGS』は俳優の身体を通じて時間も空間もすべて観客が描き、塗る。演劇の究極の形」といい、「主演の神山さんと手を取り合い、息を合わせ、同じ理想を共有し、日本の観客にこの素晴らしい作品を最高の形でお届けしたいと思います」と、話している。

 神山は「今の時代にリアルで身近なテーマを持つ作品です。演出の谷さんともう一人の出演者の方と三人四脚で、スタッフの皆さんにも支えてもらいながら一丸となって、皆さんに楽しんでもらえる、面白いものを創りたいと思います。僕自身初めて尽くしだからこそ、まずは楽しみながら、せりふの一言一言に想いをこめ、意味を持って伝えられるよう頑張ります! 」と、燃えている。

 東京・東京グローブ座で2021年10月から、大阪・サンケイホールブリーゼで11月より上演。  

竹内涼真が最高のパフォーマンス誓う ミュージカル『17 AGAIN』開幕

2021.05.16 Vol.Web Origial

 竹内涼真が主演するミュージカル『17 AGAIN』が16日、池袋の東京建物Brillia HALLで開幕した。竹内は本作が初めての舞台。「最高のパフォーマンスをして、楽しい気持ちで劇場を後にしていただけるように全力で頑張ります」と意気込んでいる。

 2009年に公開された同名の映画が原作。映画はハイスクール・ミュージカル」シリーズで知られるザック・エフロンが主演して話題を呼んだ人気作だ。

 主人公は、人生に行き詰った35歳のマイク。高校時代はバスケットボールのスター選手で、有名大学のスカウトが見ている試合でいつものプレーさえすれば華々しい未来が待っているはずだったが、恋人が妊娠したことで彼女と人生を共にすることに。しかし結婚は破綻、娘と息子には負け犬呼ばわりされて、友人のところに転がり込んだ。ある日、不思議な現象に巻き込まれて17歳に戻り、娘や息子と同じ学校に通うことになって……。

深津絵里と中村七之助がW主演の舞台『ETERNAL CHIKAMATSU』上演開始

2016.03.10 Vol.661

 深津絵里と中村七之助がW主演を務める舞台『ETERNAL CHIKAMATSU-近松門左衛門「心中天網島」より—』(演出・デヴィッド・ルヴォー)が10日、幕を開けた。
 同作はルヴォー氏が、かつて故中村勘三郎とともに近松の世界を作品化しようと約束しあっていたことがきっかけとなった作品。
 近松門左衛門の『心中天網島』をベースに、自らも作家・演出家として活躍し、そして翻訳家としての顔も持つ谷賢一が脚本を担当。ルヴォー氏と何度もディスカッションを繰り広げこの物語が出来上がったという。
『心中天網島』は遊女・小春、治兵衛、その妻・おさんの三角関係を描いた作品。本作では過去と現代という2つの世界を行き来しつつ”究極の愛”を描いている。
 深津が演じる現代の売春婦・ハルと七之助が演じる江戸時代の遊女・小春はともに妻子ある男性との恋に落ちていた。
 自暴自棄になって街をさ迷うハルは“ある場所”で意外な人物と遭遇したことから過去に引きずりこまれ、時代を超えて小春と通じ合う。
 ハルは過去の世界では近松門左衛門のような人物の手引きで『心中天網島』の小春と治兵衛、そしておさんの繰り広げる物語を眺めることになるのだったが…。
 W主演の深津と七之助の好演は言うまでもないが、現代ではハルが働く店のやり手ババアを、過去では近松門左衛門のような男を演じる中嶋しゅうが得も言われぬ存在感を見せている。
 渋谷のBunkamura シアターコクーンで3月27日まで上演される。

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