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2年連続「東京ドームMVP賞」の菅野「今年も満場一致はうれしいが…」

2018.10.23 Vol.Web Original

岡本が特別賞を受賞
 東京ドームをフランチャイズとすると巨人の選手の中から、東京ドームでの公式戦で最も活躍した選手に贈られる「東京ドームMVP賞」の表彰式が10月23日、東京ドームで行われた。

 MVPは菅野智之投手が2年連続3度目の受賞を果たした。

 菅野は今年、セ・リーグの最多勝、最優秀防御率、最多奪三振のタイトルを獲得。東京ドームでも10勝3敗、6完封、防御率1.68、奪三振102の成績を残し、満場一致での受賞となった。

 また今年は岡本和真選手に特別賞が贈られた。

 岡本は今シーズン、史上最年少で「打率3割、30本塁打、100打点」を達成。東京ドームでもチームトップの13本塁打を記録。6月からは第89代の4番打者として活躍した。

 表彰式と合わせて行われた会見で菅野は「今年もこの場にいることができて本当にうれしく思う。今年も満場一致で選んでもらえたのはうれしいことだが、来年は少しでも票が割れるくらいの活躍をしてくれる選手が出てきてくれたらうれしいし、僕もそれが刺激となってもっともっといい成績を上げられると思う。今年は3位に終わってしまったので、優勝してまたここに帰って来られるように頑張っていきたい。来年も取れるように頑張る」

 岡本は「去年のことを考えるとこんな賞を頂けるということは考えられなかったのですごくうれしい。表彰されるのは多分初めてだと思う。賞状をもらうのは卒業式で一度もらった記憶があるくらい。来年はしっかり東京ドームでもっと活躍できるように頑張って、MVPを頂けるように頑張ります」と挨拶した。

大谷翔平 来季は40本塁打に期待

2018.10.06 Vol.711

トミー・ジョン手術無事成功。二刀流は2020年までお預けも…

 大谷翔平のメジャー1年目のシーズンが終わった。

 今季、二刀流でメジャーに殴り込みをかけた大谷だったが、打者としてはオープン戦では思うような成績を残せなかった。しかし開幕前に打撃フォームを微調整。

 開幕戦(3月29日)のアスレチックス戦ではメジャー初打席でヒットを放った。4月1日のアスレチックス戦では先発し、6回を投げ3安打3失点で初登板初勝利。3日の本拠地開幕戦のインディアンス戦では第1打席でメジャー初本塁打を放った。

 その後も投打にわたり順調に成績を伸ばしていった大谷だったが、6月8日に右ヒジの内側側副靱帯損傷で故障者リスト入りしてしまう。7月3日に約1カ月ぶりに復帰すると打者として出場を重ね、2ケタ本塁打も達成した。9月2日には満を持して投手としても復帰。この登板で1シーズンに15本塁打と投球回50イニングを達成。これは1919年のベーブ・ルース以来の快挙だった。

 しかしその後、右ヒジ靭帯に新たな損傷が判明したことから、以降は投手としての出場は封印。打者として試合に出続け、最終的に打者としては打率.285、22本塁打、61打点、投手としては4勝2敗、防御率3.31の成績を残した。

 シーズン終了後の10月1日には靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を行い無事に成功した。

 投手として復帰するには1年以上かかるとされるが、「打者」としての出場は可能と見られており、その場合は来季は打者に専念する。ただし開幕戦に間に合うかは定かではないという。またトミー・ジョン手術を受けた投手が「打者」として翌年プレーをしたというケースはもちろんなく、投手のリハビリと並行しての出場というのも異例で、今年とは違った形で来季も注目を集めそうだ。

 今年は367打席で22本塁打を放っており、打者に専念する来季は30本はもちろん、40本塁打の期待もかかる。これまで日本人の最多本塁打は2004年に松井秀喜が記録した31本。

 なお二刀流の復活は2020年シーズンになる見込みだ。

安西慎太郎「正々堂々、全力プレーすることを誓います!」 舞台「野球」記者会見

2018.07.17 Vol.Web Original

 舞台「『野球』飛行機雲のホームラン」の記者会見が17日、都内で行われ主演の安西慎太郎ら主要キャスト、作・演出の西田大輔、野球監修を担当した元プロ野球選手で、解説、評論、そして指導者として野球に携わる桑田真澄が出席。記者会見では、安西がカンパニーを代表し、「僕たち舞台野球一同は正々堂々全力プレーすることを誓います!」と宣誓した。

 野球は弾圧され甲子園は中止されていた1944年を舞台に、甲子園への夢を捨てきれないまま予科練に入隊した少年たちが、最後の1日に、出身校同士で紅白戦を行うというストーリー。

SB工藤公康監督、福岡の小学生に『夢の課外授業』

2018.01.22 Vol.Web Original

 プロ野球ソフトバンクの工藤公康監督が22日、福岡市の城原小学校で特別授業を実施し、キャッチボールやピッチングトレーニングで、児童たちと一緒に汗を流した。

 監督は歓迎を受けて登壇すると、夢についてトーク。小学生の頃から続けてきた野球を辞めずに努力を続けたことが今につながっているとし、夢を実現するためには自分の夢を人に伝えるとともに、できることを行動に移すことが大切と話した。また、努力は誰かに認められたいから努力するのではなく、自分と向き合ってする事で夢や目標に近づいていけるとした。

「迷ったり悩んだりしたときは相談して自分を良くするための方法論を学んでほしい。失敗しても前に進むことが大切です。自分もずっと夢を追い続けて、自分を信じて前に進んで行くのでみなさんも頑張って」とエールを送った。

 授業ではまた、今期のソフトバンクのテーマでもある『もう1頂』についても触れ、合言葉のように日常でたくさん使って欲しいとユーモアを含めて話し、児童たちの笑いを誘っていた。

 授業は、子供たちが夢や目標を持つためのきっかけづくりを目指す『夢の課外授業』(主催:二十一世紀倶楽部)の一環として行われたもの。この授業では、和田毅投手も登壇している。

10・12ドラフト 早実・清宮は何球団が1位指名するのか!?

2017.10.06 Vol.699

 卒業後の進路が注目されていた早実の清宮幸太郎(18)は9月22日、プロ志望を表明。清宮は同日、東京都国分寺市の同校で会見を開き、プロの厳しさを認識したうえで挑戦する覚悟を示す一方、将来的に米大リーグで活躍する夢についても言及した。

 また、理想として早実の先輩でプロ野球ソフトバンクの球団会長、王貞治氏を挙げ「王さんに憧れ野球をやってきた。(王氏が持つプロ野球本塁打記録)868本は目指さなければいけないし、王さんのような人間にもなりたい」と話した。

 26日には日本高野連にプロ志望届を提出。10月2日には同校で広島と日本ハムを除くプロ10球団と面談した。

 面談時間は各球団とも約30分。父でラグビーのトップリーグ、ヤマハ発動機監督の克幸氏、母の幸世さんも同席し、練習環境や育成方針などの説明を受けた。将来的な海外移籍についての話はなかったという。

 各球団スカウトの清宮評は「数年に1人の逸材」でほぼ一致しており、複数球団の1位競合は確実。過去、6球団以上から1位指名された高校生は福留孝介、清原和博、菊池雄星の3人だけで競合数も注目される。

 注目のドラフト会議は10月12日に行われる。

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