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新たな出会いとなる作品『パンドラの鐘』

2021.04.13 Vol.740

 劇作家・演出家の野田秀樹氏が芸術監督に就任後、東京芸術劇場では「RooTS」と題した自主事業で、日本の現代演劇の源流を探るためにアングラ時代の戯曲を掘り起こし、若い演出家がチャレンジする企画を実施している。この「RooTS」の延長戦上にあるのが、野田戯曲を野田氏以外の人が演出することにも積極的に取り組む企画。

 今回は演出家・熊林弘高が『パンドラの鐘』の演出を手掛ける。

 同作は1999年が初演なのだが、野田と故蜷川幸雄氏がほぼ同時期にそれぞれが演出した作品を上演し、大きな話題を集めた。

「現代」と「古代」を行き来する物語なのだが、野田、蜷川演出では別々に演じていた異なる時間軸の登場人物を熊林演出では1人2役で演じる。過去に同作を見たことのある人にも新たな出会いとなる作品となりそう。

俺は“見ちゃいけない”映画だった!『あのこは貴族』【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2021.03.03 Vol.web original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 演出をやらせていただく舞台「白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます」の稽古が順調に進んでおります。今回は俳優さんの人数が多く、新型コロナ対策で全員が集まって密にするわけにもいかないので、これまでの現場とはちょっと違った稽古のやり方をしたりしているので、ちょっとチャレンジングです。

 チケットも発売中ですので、ご興味を持っていただけたらぜひ!

 さて今週も始めましょう。

門脇麦は役さながらの箱入り娘?「事前告知なく撮影現場に両親が来る」

2021.02.15 Vol.Web original

 映画『あのこは貴族』の公開直前イベントが15日、都内にて行われ、門脇麦、水原希子、石橋静河、山下リオ、岨手由貴子監督が登壇した。

 作家・山内マリコによる同名小説の映画化。都会の中で異なる環境を生きる2人の女性が、恋愛や結婚だけではない人生を切り拓く姿を描く。

 この日は、門脇と石橋、水原と山下が、それぞれお互いの印象を明かし合った。門脇は石橋について「笑顔が太陽のような人。朗らかな笑顔で底抜けに明るい。その場が明るくなるので大好き」と語り「表情の表し方とか、ちょっと欧米っぽい」と紹介。

 石橋は門脇について「家族思い」と言い「あるシーンの撮影にご家族がいらしていました。撮影現場に家族が来るというのを今まで聞いたことがなくて。でもそれぞれが独立している感じなので、その距離感が素敵。いい家族なんだと思った」と現場エピソードを披露。門脇は「うちの両親はすぐに来る」と苦笑いしつつ「事前告知もなく、突然現場に“やっほー!”という感じで親が来る。でももう慣れました」。

 一方、以前にドラマで共演して以来、仲がいいという水原と山下。水原は「いつも口角が上がっている」と山下のチャームポイントをあげ、山下は水原について「素直で、思ったことをはっきりと言う。嘘がないところがお芝居にも出ている」と、人となりに加え役者としての魅力を語った。さらに、山下が水原の脇腹を触るというアドリブシーンでは「スポンジ・ボブみたいに“ウッキャー!”というリアクションをしていてかわいい」と水原の見どころシーンをアピールする仲の良さ。

【インタビュー】門脇麦「駒をやっている時は明るくいられる」大河ドラマ『麒麟がくる』でヒロイン

2020.01.19 Vol.Web Original

 長谷川博己が明智光秀を演じる大河ドラマ『麒麟(きりん)がくる』。主人公の光秀は、歴史上のなかでも指折りの有名人でありながらその人物像はほとんど知られていないミステリアスな存在。反逆者、裏切者といったイメージが強い彼だが、本作ではこれまでになかった光秀像を描くと注目を集めている。本作でヒロインのポジションを演じるのは門脇麦。重要な役どころを託された門脇はどう本作に挑む?

門脇麦「もう若手の気分ではいられない」エルシネマアワード2019

2019.12.13 Vol.Web Original

 ファッションメディア『ELLE(エル)』が独自の視点でその年のナンバーワン映画を選ぶ「エルシネマアワード2019」の授賞式が12日、都内で行われ、門脇麦が日本の映画界で輝く女優に贈られる「エル ベストアクトレス賞」を受賞した。

中村倫也、タキシードと重い時計で魅力が「今日は5割増し」!? エルシネマアワード2019

2019.12.12 Vol.Web Original

 ファッションメディア『ELLE(エル)』が独自の視点でその年のナンバーワン映画を選ぶ「エルシネマアワード2019」が12日、都内で行われ、今年目覚ましい活躍をした男性に贈られる「エル メン」賞を中村倫也が受賞した。

佐久間由衣、エル・ガール ライジングスター賞受賞!「身に余る光栄」

2019.12.12 Vol.Web Original

 ファッションメディア『ELLE(エル)』が独自の視点でその年のナンバーワン映画を選ぶ「エルシネマアワード2019」が12日、都内で行われ、今後の活躍に期待したい「エル・ガール ライジングスター賞」に佐久間由衣が輝いた。

舞台版『ねじまき鳥クロニクル』に、成河、渡辺大知、門脇麦ら

2019.08.04 Vol.Web Original

 村上春樹の同名の長編小説を舞台化する『ねじまき鳥クロニクル』のキャストが2日、発表された。主人公の岡田トオルを演じるのは成河と渡辺大知。門脇麦は不登校を続ける女子高生の笠原メイを演じる。

【インタビュー】門脇麦、“門脇麦史上” 最高にスタイリッシュに!? 映画『チワワちゃん』

2019.01.14 Vol.714

 若者たちの刹那的な輝きと痛みを、毒を忍ばせつつもポップに描いた岡崎京子の短編漫画を映画化した注目作『チワワちゃん』が公開。「私自身はクラブに行ったこともなくて、青春時代のエネルギーは映画を見ることで発散していましたね(笑)」と振り返る主演・門脇麦が“これまでにない”経験をしたという本作を語る。

西島秀俊がゲームで20歳に若返り! でも理想は「35歳ぐらいで」

2018.03.22 Vol.Web Original



 ゲーム『二ノ国Ⅱ レヴァナントキングダム』の完成披露会が22日、都内で行われ、主要キャラクターの声を担当した志田未来、西島秀俊、門脇麦、木村文乃、そして山崎育三郎が出席した。また株式会社レベルファイブの代表取締役/CEOの日野晃博氏も登壇し、「キャラクターにぴったりと合った人にキャスティングができました。できあがったものも非常に良くて、大変に満足しています」と話した。

 国内外で発売が待たれていた大人気シリーズの続編。

 主人公のエバンを担当した志田は「ファンの方からすると待ち望んでいた作品。主人公をやらせていただけるのは光栄な事」とあいさつ。
 
 もう一人の主人公ともいえるロウランを担当した西島もいっそうの気合をいれて本作に臨んだようで「プレーヤーのみなさんがゲームの中に入って一緒に過ごす。普通の作品よりも人物を作り上げなければいけないと思いました。現場ではビシビシやってくださいとお願いして、ビシビシやってもらいました」と、振り返った。

 日野氏によれば、西島演じるロウランは「今回のお話の最大のポイント」。ゲームの中で、48歳の大国の大統領と20歳の2つの人格があり、20歳の時も48歳の大統領の人格を持ったままという難しい役どころだったという。
 
 日野氏に「(現実として)……20歳に戻るよりも35ぐらいがいいと思いませんか」と振られると、西島も同意。「正直20からやり直すのは嫌ですね。35ぐらいのほうがコントロールしやすいし。……20歳ぐらいだとエネルギーも余っていて、状況は思い通りにならないし、空回りしていた覚えがあるので」と、笑った。

門脇麦 不器用で引っ込み思案なヒロインを自然体で演じる

2017.06.26 Vol.693

 デビューしてわずか6年で、映画、ドラマ、舞台など広いフィールドで活躍中の門脇麦。そこにいるだけで目が離せなくなる不思議な魅力で、超個性的な役をさらりとこなし、普通の女の子の役を自然に演じる。そんな門脇の主演映画『世界は今日から君のもの』が7月に公開。生きることに不器用な主人公の真実について、また最近の自身の撮影に向き合う時の変化などを率直に語る。

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