THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らす浦川翔平が、いろんなバズりのバズったワケを探る! さて、今回のテーマは「音楽の秋」。音楽周りのBUZZについて聞きます!
――今回の『BUZZらないとイヤー!』は「音楽の秋」をテーマにしようかと思いまして……。
いいですよ! しましょう!
――早速ですが、音楽周辺でBUZZっていろいろあると思うんですが、そのなかで、いま、翔平さんが気になっているものを教えてください。
毎年のことですけど、秋になるとR&Bの楽曲がBUZZり出します。人肌が恋しくなるのかな(笑)。最近TikTokでよく見るのが、2000年代初頭であるとか、90年代のR&B楽曲の投稿。オリジナルとは別のアーティスト、アーティストではない人もいらっしゃいますが、楽曲を打ち込みなおしてアレンジしたものだったり、別バージョンを作って歌ったりされています。
本当にいろんな曲が投稿されていますが、「Lay It Down(Steelix Remix)」はよく見ますね。Loyd(ロイド)というアメリカのR&Bシンガーの楽曲ですが、このリミックスが国内外でBUZZってます。これをきっかけに、例えば、Nelly(ネリ―)の「Dilemma」だったり、Usher(アッシャー)の「U Remind Me」だったり、90年代や2000年代初頭にBUZZった楽曲が再BUZZりするのではと思っています。
ーーTikTokでのBUZZってリバイバルものが多く目につきます。
リバイバルと言えるのは以前ヒットした曲でもあということだと思いますから、まず、いい曲だって事だともいます。耳なじみがある曲だったりもするでしょうから、まったく新しい曲と比べて広がりやすさはあるかもしれないです。ひとつの曲も、まずは音だけを投稿する人がいて、それをアレンジする人、エフェクトを効かせる人、歌ったり、踊ったり、いろんな形の投稿で広まっていきます。なかにはオリジナルを知らない人もいるだろうし、これはいい曲だからって広がっていくのはおもしろいですよね。
とはいえ、新しい作品のBUZZもたくさんありますよ。和田アキ子さんとフレデリックがコラボレーションした「YONA YONA DANCE」の広まり具合はすごい。今はその楽曲を使った投稿は1万はくだらないと思います。