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風立ちぬ | TOKYO HEADLINE
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マエストロたちの表現力に圧倒『風立ちぬ』

2014.06.08 Vol.619

 2013年、日本の興業収入100億円を超える大ヒットを巻き起こした、宮崎駿監督、5年ぶりの監督作。ゼロ戦の設計者・堀越二郎と作家の堀辰雄をモデルに、1930年代の日本で飛行機作りに情熱を注いだ青年の姿を描く感動のアニメーション。『エヴァンゲリオン』シリーズなどを手掛けた庵野秀明が主人公・二郎の声に抜擢されたことも、大きな話題となった。二郎と恋に落ちる美しいヒロイン・菜穂子の声を『てっぱん』の瀧本美織。他、二郎の親友役で西島秀俊、二郎に大きな影響を与えるイタリア人飛行機製作者・カプローニ役に野村萬斎。主題歌には『魔女の宅急便』以来24年ぶりのタッグとなる松任谷由実の『ひこうき雲』。切なくも爽やかな歌声とメロディーが映画の余韻を広げてくれる。大正から昭和へ。不景気、大震災、そして戦争…。生きるのに辛い時代を、当時の若者たちはどう生きたのか。巨匠・宮崎駿、渾身にして“最後”の作品。

宮崎駿監督最新作『風立ちぬ』ヒロイン瀧本美織「すんなりキスしちゃいました」

2013.06.07 Vol.592

20130606a.jpg宮崎駿監督の最新作『風立ちぬ』の中間報告会見が6日、都内にて行われ、鈴木敏夫プロデューサーと、ヒロインの声を演じる瀧本美織が登壇した。


 同作は、ゼロ戦の誕生秘話に、技師の青年とヒロインとの恋物語を絡ませて昭和30年代の青春を描く物語。主人公・二郎の声を『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズで知られる庵野秀明が務め、ヒロイン・菜穂子を瀧本が演じる。


「宮崎さんにお会いできるだけでいいと思っていました。それがこうしてヒロインを演じることができて光栄です」という瀧本。鈴木プロデューサーから、宮崎監督も瀧本の演技と声を絶賛していたと聞くと「良かった(笑)」と安堵の笑みを見せた。また『キューポラのある街』や『無法松の一生』など、昭和の作品を見て役作りを研究したと明かし「昔の女性はけっこう早口なんですよね。そのほうがイキイキしているように感じます」と語った瀧本に、鈴木プロデューサーも「あっという間に菜穂子になったのが頼もしかった」とニッコリ。また『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明監督が演じた主人公とキスシーンがあることも明かし、「ジブリ作品でキスシーンがあったのでびっくりしましたが、意外とお互いに照れずに、すんなりキスしちゃいました」と瀧本。すると報道陣から、実際にキスの演技を?という質問が。これには瀧本も「してません!(笑)」と照れ笑いしていた。


 この日は、その他に西島秀俊、西村雅彦、竹下景子、大竹しのぶ、野村萬斎、志田未来らのキャスティングが発表された。


『風立ちぬ』は7月20日全国公開。

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