立ち技格闘技「Krush.75」(4月2日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベントの第2試合で行われた「第5代Krush -65kg王座決定トーナメント決勝」で中澤純が小宮由紀博を2-1の判定で破り第5代王者に輝いた。
2月大会で開幕したこのトーナメントで小宮は松下大紀を、中澤は篠原悠人を破り、この日の決勝へ。最近では若い選手の台頭が目立つKrushの中では異例のベテラン同士の決勝となった。
手数で上回る小宮だったが、中澤も右ローに左フックで反撃。小宮は2Rにはボディーブローを多用し追い詰めるが中澤はこれをしのぐと3Rには右のローで反撃。2Rあたりから2人の距離が詰まりバッティング気味の場面も見られたが、3R終盤、バッティングで中澤が左まぶたをカット。ドクターチェックが入るが試合は続行。再開後の残り1分強、2人は互角に打ち合い判定を待った。