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2018 Tournament of Nations | TOKYO HEADLINE
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男子8強ならず!に女子代表・高倉監督が「来年、絶対敵討ち」

2018.07.13 Vol.Web Original

「2018 Tournament of Nations」メンバー発表
 サッカーの「2018 Tournament of Nations」(7月26日~8月2日、アメリカ)に出場する日本女子代表(なでしこジャパン)23人が7月13日、発表された。

 ボランチの阪口夢穂が右ヒザのケガのため、DFの要である熊谷紗希が国際Aマッチデーではないことから招集されなかった。DFの國武愛美が初招集されたが、あとは常連が並んだ。

 高倉麻子監督は今回の選考について「一人だけ新しい選手を入れた。リーグの中で個人の強さを出せる選手ということで気になっていた。思い切って今回呼んで、どんな選手か試してみたかった。中心でやってきた2人がいない中で、誰が核として、チームの中心になってやれるということを表現してくれるか非常に楽しみにしている」などと話した。初招集の國武については「センターバックとして頑張っている。昔から体の強さとスピードがある。今は縦に速い選手が相手FWに多い中で(DFにおいても)スピードというものは不可欠になってきている。そういう体が強くてスピードのある選手を発掘していきたいという思いはあった。ヘッディングも強く、そういう自分の良さを見せてくれれば」などと話した。

 また大会の位置づけとしては「大会自体は去年はなかなかいいことがなかった。今回はチーム力が上がってきているということを世界にも示していかないといけない。来年のワールドカップに向けたリスタートということと新しい戦力の発掘、チーム力の積み上げということを考えて戦っていきたい」としたうえで「就任当初から誰かがいないとチーム力が極端に下がるチームにはしたくないと思っている。誰が出てもチーム力が変わらない。誰かが出ることによって戦術的な変化がもたらされるというチームにしていきたいと思っている。阪口は素晴らしい選手ですし、もちろん痛手ではありますが、いない中でチームの新たな力というものをこの時期に試せる、逆にいいチャンスととらえている。他の選手には阪口にとって代わるようなプレーを見せてほしい」と阪口の離脱についても他の選手の成長の機会とポジティブにとらえているよう。

 しかし具体的にどの選手の起用を考えているかを問われると「確かに頭が痛いところ。誰かいませんか?って皆さんに聞きたいくらい(笑)」と本音をのぞかせる場面もあった。

 一方、西野朗監督のもとワールドカップ(W杯)ロシア大会でベスト16に進んだ男子日本代表については「家で見ていた。大興奮して応援していた。マイナスなイメージが多い中で戦って、チームの中は大変だったと思うが、日本人は賢く戦えるということを感じたし、一つにまとまった時の力が日本の強さだということを感じた。それが日本の戦うべき道だということを示してくれたと思う」などと話した。そして「残念ながら8強にいくことはできなかったが、私個人としては来年、絶対敵討ちをしてやると思いながら見ていました(笑)」と来年、フランスで行われる「女子W杯2019」へ向けて新たな発奮材料となったようだ。

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