2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が1月30日、東京五輪の開閉会式と全33競技の国内一般向け公式チケット販売の概要を発表した。4月以降に公式チケット販売サイトで全競技・式典の抽選申し込みを開始。結果は入場券不正転売禁止法が施行される6月14日以降に発表される。
開閉会式と各競技のチケット価格の詳細も発表され、陸上の男子100メートル決勝のA席は13万円、開会式のA席は30万円となった。
組織委員会はより多くの子供たちに観戦してほしいという観点から日中に行われる競技の予選を中心に、小学校から高校生までの児童・生徒や特別支援学校を対象にした1枚2020円のチケットを用意した。高齢者や障がい者のための同様のチケットもある。
会見には先日、現役引退を発表したレスリング女子五輪3連覇の吉田沙保里さんも登場。「たくさんの人に生でスポーツの良さを感じてもらいたい」とアピール。自らも一般向けのチケット抽選に申し込むと話した。