“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第17回目は、あらゆるものがAI化する時代について、独自の梵鐘を鳴らす――。
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AIで自分も知らない本当の自分好みの日本酒が見つかった!「YUMMY SAKE」を体験
AIで自分の味覚にあった日本酒を見つけられるサービス「YUMMY SAKE(ヤミーサケ)」が話題だ。若者の日本酒離れが進む中で新たな取組みとして、2018年春に渋谷で展開し大盛況、現在は代官山と吉祥寺の日本酒店・居酒屋の「未来日本酒店」でこのサービスを提供している。「日本酒離れが進む若者」のひとりである20代の女子ライターが体験してきた。
AIキャラクターが渋谷区民に 区が特別住民登録
渋谷区が4日、AI(人工知能)キャラクター「渋谷みらい」を特別住民登録したと発表した。自治体がAIの特別住民登録をするのは日本初。同日、代々木公園で行われたふるさと渋谷フェスティバルで、長谷部健区長が発表した。
「渋谷みらい」は、渋谷区と日本マイクロソフト株式会社が共同で開発したコミュニケーションアプリ「LINE」を使ったAI会話アカウント。行政を身近に感じてもらうことや、区民や渋谷区に関わる人の声を聞き、区政に活かしていくことを目的としている。
7歳のおませな男の子の設定。「LINE」で友達になると、日常的な会話を楽しんだり、しりとりゲームができたり、「渋谷いくんだけど、おすすめある?」「渋谷でご飯を食べたいんだけど」など渋谷に関する話も聞ける。また絵をかくのが好きで、写真を送るとモヤイ像風にアレンジして返してくれる。顔の表情は渋谷区主催のイベントで撮影した渋谷区民の顔を合成して作られており、今後も撮影や合成を続けて、顔も成長変化していくという。
長谷部区長は「(渋谷みらいが成長していくと)渋谷の子供たちがどんな夢を持っているんだろう、どんな悩みがあるんだろうとか、多種多様な渋谷区らしいことが分かるんじゃないかと思います。(キャラクターが)区と一緒に成長していくと、自動でいろんなことに答えられるんじゃないか、そういうところにつながるんじゃないかなって思っています。みんなで一緒なって育てていただければ」と話した。