今年のテーマは『未来ノマツリ』
六本木の街で一夜限りのアートの饗宴が繰り広げられる『六本木アートナイト』が今年は9月30日から10月1日に開催。今年は「未来ノマツリ」をテーマに、アジアを中心に世界中から彩り豊かなアートやパフォーマンスが集結する。
メインプログラムのアーティストを務めるのは写真家・映画監督として幅広く活躍する蜷川実花。今回のテーマ「未来ノマツリ」に共鳴した、蜷川テイストあふれる複数のインスタレーションを発表する予定。
今年のテーマは『未来ノマツリ』
六本木の街で一夜限りのアートの饗宴が繰り広げられる『六本木アートナイト』が今年は9月30日から10月1日に開催。今年は「未来ノマツリ」をテーマに、アジアを中心に世界中から彩り豊かなアートやパフォーマンスが集結する。
メインプログラムのアーティストを務めるのは写真家・映画監督として幅広く活躍する蜷川実花。今回のテーマ「未来ノマツリ」に共鳴した、蜷川テイストあふれる複数のインスタレーションを発表する予定。
アメリカの統治下にある沖縄、今帰仁村(なきじんそん)に生まれ、61歳で亡くなるまで、生涯にわたって沖縄を撮り続けた写真家・平敷兼七(へしき けんしち)。
亡くなる前年に第33回伊奈信男章を受章し、近年では、2015年にヒューストン美術館で開催された展覧会『来るべき世界の為に 1968から1979年における日本美術・写真における実験』に選出されるなど、国内外で再評価が進んでいる。
平敷は生まれ育った沖縄の地で、確かな信頼関係を築きながら、家族、街の人、夜の女など、貧しさの中でもたくましく生きる市井の人々を撮り続けた。被写体を尊重する平敷の姿勢によって写された人々のはつらつとした姿は、当時の沖縄の空気をそのままに伝えてくれる。
本展では平敷のライフワークといえる沖縄を記録した写真集『山羊の肺』と、1970年から80年代に撮影された、東京狛江市にある沖縄出身大学生のための寮を撮影したシリーズ「南灯寮」から選んだ作品を展示する。
東京都写真美術館の映像コレクションを軸に、映像メディアの歴史を振り返りながら未来の映像の可能性を探る映像展を開催中。
「エクスパンデッド・シネマ(拡張映画)」とは、映画館での上映のような、従来のかたちとは異なった方法で上映される映画のこと。今日では既に定着しているマルチプロジェクションやループ上映、 ライヴ・パフォーマンスをはじめ、同時代のインターメディアやアート&テクノロジーの状況と呼応しながら、 本来の映像がもつ多様性を再発見していく試みとして、1960年代半ばごろから欧米を中心に美術家や実験映像作家によって展開されていった。
本展では「エクスパンデッド・シネマ」の誕生からさまざまな実験を繰り広げた日本の作品に着目。その独自性と先見性を同館の映像コレクションを中心に検証する。日本におけるエクスパンデッド・シネマの作品13点や歴史的な関連資料110点を紹介する。
美術家・杉戸洋と建築家・青木淳。アーティストと建築家のコラボが生み出す、表現の広がりを楽しめる展覧会。その青森県立美術館で4月23日から開催される開館5周年記念展「はっぱとはらっぱ 青木淳×杉戸洋展」の、さきがけとして行われる。
建築も美術も完結することのない“テストピース”だと言う2人。本展では、日常で誰もが目にするものを使って、ギャラリーを“スタディー空間”にする、ユニークなインスタレーションを披露する。作品は完成すればおしまい、ではなく、使う人や見る人によって、常に少しずつ生まれるもの…そんな作り手の思いを共感できるはず。