2030年までのキーワードとして注目を集める、持続可能な開発目標「SDGs」。いま、スポーツ界でも積極的な取り組みが広がっている。
日本サッカー協会(JFA)は、元旦に国立競技場で行われた「天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会」決勝戦で、主催大会として初となるSDGs推進活動を実施。エコ製品の推進や省エネを意識した大会運営、人混みや大音量への対応に悩みを抱える発達障害の子供たちを対象にした「センサリールーム」の設置など、社会や環境に配慮した取り組みをスタートさせた。
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日本サッカー協会(JFA)は、元旦に国立競技場で行われた「天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会」決勝戦で、主催大会として初となるSDGs推進活動を実施。エコ製品の推進や省エネを意識した大会運営、人混みや大音量への対応に悩みを抱える発達障害の子供たちを対象にした「センサリールーム」の設置など、社会や環境に配慮した取り組みをスタートさせた。
4年目のB.LEAGUEは10月3日に川崎vs宇都宮で開幕
バスケットボールのプロリーグ「B.LEAGUE」の4年目のシーズンの開幕に先駆け、「B.LEAGUE TIPOFF CONFERENCE」が8月27日、東京都内で開催された。
冒頭、大河正明チェアマンがあいさつに立ち「昭和の野球、平成のサッカー、令和のバスケットボールとなれるように」と今シーズンのB.LEAGUEのシーズンコンセプトが「NEWNESS」となったことを発表した。
新しいことにチャレンジしていくという意気込みが含まれたスローガンで、それを象徴すべく「先出し開幕」として10月3日に「川崎ブレイブサンダースvs宇都宮ブレックス」が他の開幕カードより2日早く開催される。
この開幕戦においては「アリーナエンターテインメント」をテーマにB.LEAGUEが掲げるエンターテインメント性の追求に徹底的にこだわったものになるという。
大河氏は具体的には「Bリーグ史上最多の機材数による圧倒的な照明演出」「選手をより象徴的にフォーカス・シェープした本質的なシーンづくり」「来場者それぞれの観戦体験を尊重したアリーナエンタメ」の3つを挙げた。ダンサーの菅原小春がハーフタイムサポーターを務めることも合わせて発表された。
また今シーズンからVRでの試合配信を開始することから10月3日の開幕戦では来場者にオリジナルの「B.LEAGUE VRゴーグル」がモニター配布されるという。
今年のB1は川崎vs宇都宮線以外は10月5、6の両日に開幕。B2は9月20日に開幕する。シーズンに先駆け、地区別トーナメントカップ戦「B.LEAGUE EARLY CUP 2019」を開催。今年は初めてBリーグ全36クラブが参加。東北、関東、北信越、東海、関西、西日本の6地区で開催される。
今秋スタートする男子プロバスケットボールの新リーグ「B.LEAGUE」誕生に尽力した川淵三郎氏が6月25日付で日本バスケットボール協会会長を任期満了につき退任した。後任には三屋裕子副会長が昇格した。川淵氏はエグゼクティブアドバイザーに就任する。
B.LEAGUEは27日、退任する川淵氏に感謝の意を込めたサプライズ企画を計画。メディアに公開した。
B.LEAGUE事務局の会議室にメディアが集まったところで川淵氏を呼び込むと大勢のメディアに川淵氏はびっくり。
最初にスタッフが作った田臥ら日本代表選手からの感謝の動画メッセージが流される。続いてその中で代表選手がサインを書いたTシャツを来た“川淵人形”と開幕戦のチケットが大河正明B.LEAGUEチェアマンから送られた。そして花束贈呈、ファンからのメッセージがいくつか読み上げられた後は、サッカー評論家の前園真聖氏からサプライズメッセージが届けられた。
9月22日に開幕する男子バスケットボールの新リーグ、B.LEAGUEの決起集会が6月16日、東京都内のホテルで開催された。
集会にはB.LEAGUE B1、B2 の全36クラブの代表者に川淵三郎日本バスケットボール協会会長と大河正明B.LEAGUEチェアマンが参加。
冒頭、川淵会長が「男子の代表チームが7月4日からオリンピック予選が行われる。なんとか奇跡を起こしてもらってB.LEAGUEのスタートにいい影響をもたらしてくれるといいのですが、かなり厳しいのも事実。しかし私は奇跡を信じています」と代表について語る。続けて「今日みなさんにお願いしたいのは、全く新たな発想のもとにB.LEAGUEを成功させようという気概がなくては絶対に成功しないということ。これを肝に銘じてください。少なくとも初年度はすべての試合のアリーナを満員にするという決意が必要」とゲキを飛ばす。そしてバドミントンの不祥事をあげ、しっかりと選手を管理することを要望。
そして「常識にとらわれるな。どこまで考えても解決できないときは、例え常識に反するとしても考え方を180度変えて考えろ!」という言葉で挨拶を締めくくった。
その後の囲み取材でも川淵氏が「スタートダッシュが大事。3年間は死ぬ気でやれ」と繰り返すと、大河チェアマンも「人生で勝負をかけるときはそうはない。今が人生で1回か2回あるかの大勝負をする時。死ぬ気でやってほしい」と語気を強めた
今秋開幕する男子バスケットボール「B.LEAGUE」の開幕日と開幕カードが24日発表された。
9月22日(土)、24日(日)の2日間を「開幕2DAYS」と題し、22日にオープニングセレモニーを行い、23日にアルバルク東京vs琉球ゴールデンキングス戦で開幕する。会場は国立代々木競技場第一体育館。アルバルクは今季NBLでレギュラーシーズン1位、琉球はTKbjリーグの最後の王者。
開幕戦のチケットは6月18日から特設サイトで特別先行予約が始まる。
会見にはB.LEAGUEの大河正明チェアマンと、対戦するアルバルクの田中大貴、琉球の岸本隆一が登壇。
田中は「開幕という舞台に立てるのは限られた人だけ。しっかりとプライドを持って、勝ちにこだわって頑張りたい。沖縄はbjリーグを代表するチーム。いいチームだと思うので対戦が楽しみ」、岸本は「日本のバスケットボールの歴史的な日に立ち会うことができて興奮しているし、それと同じくらい責任を感じている。アルバルクとはプレシーズンマッチで何度か対戦したことがあるが、まだ一度も勝っていないので、負けないように頑張りたい」とそれぞれ挨拶。そして「見に来てくれた方がまた見に行きたいと思うようなプレーをしたい」(田中)、「勝ち負け以上にまた見に行きたいと思ってもらえるようなプレーをして、多くの人にバスケットボールの魅力を伝えられるように頑張りたい」(岸本)と、ともに開幕戦の重要さを意識したコメントを残した。
ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(JPBL)が15日会見を開き、同日開催した臨時社員総会で理事、監事を専任し、臨時理事会で理事長を専任したことを発表した。
理事長(チェアマン)には日本バスケットボール協会専務理事・事務総長を務める大河正明氏が就任した。その他に元オリンピック代表で全日本テコンドー協会の理事を務める岡本依子氏ら11人の理事と2人の監事が発表された。
川淵会長がらしいエール「院政を張ります!!」
冒頭、川淵三郎日本バスケットボール協会会長が挨拶に立ち「1月から私がTASKFORCEチェアマンとして、バスケットボールの改革に取り組んできましたが、正直言って僕はあまり目立ちたくはありませんでした。いい年をして何もしらないくせに、Jリーグを成功させたからといっていい気になっている、などと言われるに決まっているからです。しかしそういうことを今回はマスコミのみなさんからも言われませんでした。僕も意気に感じて一生懸命やってきましたが、今日からはサッカー界からこのバスケットリーグに足を踏み入れてくれた大河チェアマンが僕の後を引き継いでくれます。彼がいなかったらどうなったかと、僕自身不思議な気がします。それだけサッカー協会のバックアップが非常に大きかったからです。