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DDT | TOKYO HEADLINE - Part 24
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遠藤哲哉がKO-D無差別級王者・田中将斗への“挑戦剣”を奪還【DDT】

2020.05.16 Vol.Web Original

まずはメインで彰人を破り「いつでもどこでも挑戦権」を奪取

 DDTプロレスリングの無観客による「DDT TV SHOW!#3」(5月16日、DDT TV SHOWスタジオ)が動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」(DDT UNIVERSE改め)で放送された。

 メインに出場し、勝利を収めた遠藤哲哉(28)がその後に行われた「緊急決定試合」で樋口和貞(31)を破り、6月7日に予定されていたさいたまスーパーアリーナ(開催見合わせ)でのKO-D無差別級王座への“挑戦剣”を奪還し、王者・田中将斗(47=ZERO1)へ挑戦する権利を再び手にした。

 遠藤はこの日、「ダムネーション」のリーダーである“カリスマ”佐々木大輔(34)とタッグを結成し、「オールアウト」の竹下幸之介(24)、彰人(33)組と対戦。試合は一進一退の激しい攻防となったが、15分過ぎ、サソリ固めの体勢に入った彰人を遠藤がエビ固めに丸め込んで3カウントを奪取。彰人は「いつでもどこでも挑戦権」を有していたため、この権利は遠藤に移動した。

全日本プロレスの秋山準がDDTのゲストコーチに就任。「DDT TV SHOW!」にもレギュラー参戦【DDT】

2020.05.10 Vol.Web Original

高木三四郎社長が“ダメ元”でオファー

 全日本プロレスの秋山準(50)がDDTプロレスリングのゲストコーチに就任することが5月9日、発表された。

 DDTは5月2日から土曜の午後7時に「DDT TV SHOW!」を動画配信サービス「DDT UNIVERSE」で配信しているのだが、この日の「DDT TV SHOW! #2」(DDT TV SHOWスタジオ)のリングに秋山が登場。

 秋山は「この度、高木(三四郎)社長から言われて、ゲストコーチに就任しました。全日本プロレスから受け継がれたものを、DDTにすべて教えたい。よろしくお願いします」とあいさつ。

 今林久弥アシスタントプロデューサーから「DDTの印象は?」と聞かれると、秋山は「高木さんのもと、一致団結した団体との印象。前に当たった竹下(幸之介)選手がいちばん気になる」と答えた。

 秋山は16日配信の「DDT TV SHOW! #3」に出場し、全日本とも縁が深い石井慧介(35=ガンバレ☆プロレス)とタッグを組み、渡瀬瑞基(29)、岡谷英樹(19)組と対戦する。

 バックステージで秋山は「オレでいいのかなって思った。Twitterで言われて、DDTにはでき上がった選手がたくさんいるので、『オレが何教えるの?』って思った。(ジャイアント)馬場さんから教わった部分を若い選手に教えていければ」と述べた。

 高木社長(50)は「Twitterで秋山さんが『オレが1から10まで教えたら、どんな選手になるんだろう?』『試合で見せてるのは6から10だと思うけど、1から5が大事』というようなことを書かれていて、その言葉が気になって。DDTの選手に培ってきたものを教えていただきたいと思ってDMでお願いしました。タイミング的にNXT(WWE)のコーチになられるのかと思っていたけど、まだ渡米されていなかったので、ダメ元でオファーしたらOKでした。1から10まで教えていただきたい。こういう時期だから、今は時間がある。もう1回プロレスを見つめ直す時期。興行を再開したときに、遅れを取ってはいけない」と語った。

 今後、秋山は全日本のスケジュールと重ならないかぎりは、積極的にDDTに参戦していく予定で、DDTの真骨頂の一つでもある路上プロレスへの参戦に関しては「オレはアイアンマン(ヘビーメタル級)のベルトを持ってたこともあるんだよ」と含みをもたせた。

赤井沙希が七番勝負前哨戦で安納サオリに敗退【DDT】

2020.05.10 Vol.Web Original

七番勝負の勝ち越しに暗雲

 DDTプロレスリングの無観客による「DDT TV SHOW!#2」(会場=DDT TV SHOWスタジオ)が5月9日、動画配信サービス「DDT UNIVERSE」で配信された。

 第1試合で“浪速のロッキー2世”赤井沙希(33)が「おきばりやす七番勝負」の前哨戦で安納サオリ(29)と対戦した。

 赤井は渡瀬瑞基、安納は納谷幸男(25)をそれぞれパートナーに従え、試合がスタート。赤井はキック、エルボーなどの打撃技で攻め込んだが、安納のジャーマン2連発で3カウントを奪われてしまった。

 現在七番勝負は2勝3敗で、勝ち越しで終わらせるためには、第6戦での勝利が絶対条件だが、この日の黒星で暗雲が立ち込めた。

“ピープルズ・バトルドール”のヨシヒコに今度は勝俣が対戦要求【DDT】

2020.05.10 Vol.Web Original

試合は竹下の乱入で彰人がヨシヒコに勝利

 DDTプロレスリングの無観客による「DDT TV SHOW!#2」(会場=DDT TV SHOWスタジオ)が5月9日、動画配信サービス「DDT UNIVERSE」で配信された。

 DDTでは5月2日から23日まで、4週連続で土曜の午後7時から「DDT UNIVERSE」で「DDT TV SHOW!」を配信中なのだが、前回大会(2日)で遺恨が発生した“ピープルズ・バトルドール”のヨシヒコと彰人(33)が対戦した。

 この試合は前回大会で彰人が所属するユニット「オールアウト」を率いる竹下幸之介(24)を襲撃したヨシヒコに彰人が対戦を要求し実現。一進一退の攻防が続くなかで、彰人が劣勢になると、前大会の仕返しとばかりに、今度は竹下が乱入。場外で振り回して鉄柱にぶつけるなど、ヨシヒコをボコボコにしてしまった。リングに戻されたヨシヒコを彰人がカバーすると、そのまま3カウントが入り、ヨシヒコが「いつでもどこでも挑戦権」を保持していたため、その権利は彰人に移動した。

DDT UNIVERSAL王座戦線が混とん! 王者・佐々木に、クリス、吉村、MAOが4WAY戦で挑戦へ【DDT】

2020.05.10 Vol.Web Original

試合はクリスが勝俣にハードコアマッチで勝利

 DDTプロレスリングの無観客による「DDT TV SHOW!#2」(会場=DDT TV SHOWスタジオ)が5月9日、動画配信サービス「DDT UNIVERSE」で配信された。

 DDTでは5月2日から23日まで、4週連続で土曜の午後7時から「DDT UNIVERSE」で「DDT TV SHOW!」を配信中。先週(2日)の配信でダムネーションの“カリスマ”佐々木大輔(34)がDDT UNIVERSAL王座の初防衛に成功したのだが、早速、王座戦戦が混沌としてきた。

 この日のセミファイナルでは2日に佐々木への挑戦を表明したものの「このベルトに挑戦できるのは日本人限定だ!」という理不尽な理由で拒否されたクリス・ブルックス(28)が勝俣瞬馬(27)とハードコアマッチで激突。

 試合は竹刀、巨大バケツ、ラダー、有刺鉄線バット、プラスチックケースなどが飛び交う壮絶な死闘となったが、20分過ぎ、クリスが一気にスパート。イス攻撃3連発から、ヒザ蹴り、そしてテーブル上へのプレイング・マンティスボムを決めてフォールを奪った。

田中将斗が“荒鷲2世”坂口征夫を破りKO-D無差別級王座V3。試合後、樋口和貞と視殺戦【DDT】

2020.05.10 Vol.Web Original

田中がエルボーの連打で坂口をTKO

 DDTプロレスリングの無観客による「DDT TV SHOW!#2」(会場=DDT TV SHOWスタジオ)が5月9日、動画配信サービス「DDT UNIVERSE」で配信された。
 
 メインイベントでは“弾丸戦士”田中将斗(47=ZERO1)が昭和の名レスラー・坂口征二氏の長男・坂口征夫(46)を退けて、KO-D無差別級王座のV3に成功した。

 試合は坂口の奇襲でスタート。坂口はエルボー、キックの連打、三角絞めなど、得意の打撃、関節技で攻め込むと、田中は坂口の右足に的を絞って反撃。しかし田中はなかなかペースを握れない。

 坂口はド迫力のエルボー合戦から胴締めスリーパーで勝負を決めにいく。なんとか脱出した田中はエルボーの連打から必殺のスライディングDを決めるも、坂口はカウント1でクリア。坂口のスリーパーを切り返した田中は、ラリアットからローリング・エルボーをたたき込むがカウントは2。ならばと、田中はマウントの体勢からエルボーの連打、そしてスライディングDを繰り出した。

 坂口は無意識で返したが、ダメージが大きくダウンしたまま。これ以上の続行は危険と判断したレフェリーが試合を止めて、田中がTKO勝ちを収めた。

樋口和貞が遠藤哲哉を下して「KO-D無差別級王座挑戦剣」奪取【DDT】

2020.05.02 Vol.Web Original

DDTが5月23日まで毎週土曜日に無観客の「DDT TV SHOW!」を配信

 DDTプロレスリングの無観客による「DDT TV SHOW!#1」(会場=DDT TV SHOWスタジオ)が5月2日、動画配信サービス「DDT UNIVERS」で配信された。

 DDTでは、この日から23日まで、4週連続で土曜の午後7時から「DDT UNIVERSE」で「DDT TV SHOW!」を配信する。

 メインイベントでは元八角部屋の幕下力士である樋口和貞が遠藤哲哉とのKO-D無差別級王座挑戦剣争奪戦を制し、同王座獲りを宣言した。

 樋口は、所属するユニット・イラプションの同志である坂口征夫から、同王座への挑戦剣を奪うよう指令を受け、剣保持者の遠藤に挑んだ。遠藤の関節技、空中殺法に手を焼いた樋口だが、持ち前のパワーでジリジリと追い詰める。樋口は遠藤が勝負をかけたシューティングスタープレスを交わして自爆させると、後頭部へのラリアット、ぶちかましとたたみかけ、最後はカナダ式背骨折りから、豪快な轟天を決めて3カウントを奪取し、24分を超える激闘を制した。

大仁田厚が“平成のテロリスト”村上和成と一触即発【3・28爆破甲子園】

2020.03.12 Vol.Web Original

「コロナウイルスを吹っ飛ばすくらいの熱い試合をやりたい」

 爆破甲子園実行委員会が3月11日、埼玉・さいたま市のさいたまスーパーアリーナ内で記者会見を開催。プロレスの電流爆破マッチの始祖である大仁田厚が出場する「電流爆破生誕30周年記念ツアー~爆破甲子園2020 in 富山~」(3月28日、富山・南砺市福野B&G海洋センター)で行われる「電流爆破トーナメント」の出場チームと組み合わせを発表した。

 同トーナメントは1回戦では電流爆破バットが1本、決勝では2本使用されるうえ破壊力が1回戦の倍となるルールで行われる。

 大仁田はクリス・ブルックスと組み、1回戦で今成夢人、翔太組のガンバレ☆プロレスチームと対戦する。

 大仁田は「新型コロナウイルスが大流行していて、プロレス界も中止、延期の団体がありますけど、富山大会は大家(健)の地元であり、大家のお父さんが一生懸命頭を下げてチケットを売ってる現状があって、中止になると大家の家がなくなる可能性だってあるわけですから。大家の実家がいつまでも富山でがんばれるように、本人が今回どんなことがあっても富山で電流爆破を実現したいというものですから開催することになりました。僕ら全力でコロナウイルスを吹っ飛ばすくらいの気持ちで、熱い試合をやりたいと思います」とコメントした。

 地元での凱旋試合となる大家は、松本都と組み、1回戦で“大鵬三世”納谷幸男、X組と激突する。大家は「地元に錦を飾るではないですけど、42年間生きてきて、初めて電流爆破に地元で挑戦するというのは、世界、宇宙を見ても初めてじゃないかと思うんです。親父はすごいがんばって応援してくれています。親父はオレに“夢を見せてくれて、ありがとう”と。子どもがプロレスラーになることが、親にとっての夢だと言ってくれたんです。そういう親と一緒に家族で夢を見て、地元で電流爆破ができる。その喜びでいっぱいです」と熱弁を振るった。

ノア新社長に就任の高木三四郎「業界1位を目指す」と新日に挑戦状

2020.01.29 Vol.Web Original

サイバーエージェントがノアの全株式を取得

 株式会社サイバーエージェントが1月29日、都内で会見を開き、プロレスリング・ノアを運営するノア・グローバルエンタテインメント株式会社の発行済み株式の全株式を取得することに合意したことを発表した。

 ノアはDDTとともにサイバーエージェントグループ入りすることとなった。

 会見にはサイバーエージェントの藤田晋社長、DDTの高木三四郎社長、ノアの武田有弘現社長、ノアの丸藤正道を筆頭にノアの中心選手である潮崎豪、杉浦貴、小川良成、中嶋勝彦、清宮海斗が登壇した。

 ノアは故三沢光晴が2000年に設立。当初は三沢、小橋建太、秋山準ら旧全日本プロレスで人気を誇った選手らを中心に日本武道館、東京ドームで大会を開催するなど順調な団体経営を進めてきたが、2006年には小橋が腎臓癌による長期欠場、2009年には三沢がリング上の事故で急逝するといったことが起こり、徐々に観客動員が低下。秋山ら選手の離脱もあり、苦しい経営状況が続いていた。

 何度か経営体制が変わる中、2019年1月にはリデットエンターテインメントの子会社となり、再起を目指したものの思ったような効果は得られなかった。昨年11月に武田氏が高木社長に相談を持ち掛けたところ、高木社長が藤田社長に「いまノアを救うことがプロレス界の発展につながる」などと提言。今回の全株式取得となった。

 今後は高木社長がノアの社長も兼任。丸藤が副社長に就任し、武田氏は執行役員となる。しかし高木氏は「社長を兼務するが、私が担うのは企業経営部分。リング上に関しては一切関知せず、これまで通り、丸藤副社長や武田執行役員に一任する。私が経営責任を負うことで、選手がリングに集中しやすい環境を作り上げたい」などと話した。

DDTの軌跡と奇跡を支える高木三四郎の頭脳『年商500万円の弱小プロレス団体が上場企業のグループ入りするまで』

2019.12.28 Vol.725

 エンターテインメント色を強く打ち出した独自の興行で知られるプロレス団体・DDTプロレスリング。団体の代表取締役兼プロレスラーである大社長こと高木三四郎が11年ぶりに刊行したのが本書だ。

 11年の間にDDTは両国国技館に進出し、『路上プロレス in 東京ドーム』を行い、大田区総合体育館での全席無料興行を成功させ、ついにサイバーエージェントの100%子会社化を果たしてしまった。本書では一問一答形式で、高木がこれまでの道のりとその時々の考え方を述べている。

 驚くのは高木の発想力と柔軟性、そして企業努力。当時メディアに取り上げられなかったことを逆手に、インターネットやSNSを使って自ら発信を強化するなど、気がつけば人の何倍も先をいっている。〈業界の人から「どうかしてる」と思われても仕方ない〉という状況から現在までを支える高木の頭脳の一端が垣間見られるのではないか。

 今回も11年前と同様、書店を舞台にイベント興行「本屋プロレス」を打った。雨の路上で繰り広げる試合の“絵力”は凄まじく、そこには問答無用で惹きつけられる何かがあった。プロレスラーの自伝としても素晴らしいが、高木ならではのユニークな視点はぜひビジネスマンや学生の人に読んでほしい。

11年ぶりに復活!伝説のDDT「本屋プロレス」とは何か?

2019.11.25 Vol.Web Original

 新宿区・中井の伊野尾書店にて23日、DDTプロレスリングの大社長こと高木三四郎が「本屋プロレス again」を行った。11年ぶりの著書『年商500万円の弱小プロレス団体が上場企業のグループ入りするまで』(徳間書店)の発売を記念したイベント。同イベントは2008年に高木が『俺たち文化系プロレス DDT』を刊行した際にも開催され、当時DDT所属だった飯伏幸太(現・新日本プロレス)とのアスファルト上の死闘は伝説として語り継がれてきた。試合開始前に伊野尾書店の伊野尾宏之店長が「2008年の『本屋プロレス』にきた方ってどれくらいいます?」と聞くと、1/3程度の人はリピーター客であることが判明。

 伊野尾店長は「前回の『本屋プロレス』の1年後に両国(国技館)に出るぞっていった時に『絶対潰れるわ』って思ったんですよ(笑)。その時に『うちで本屋プロレスをやってくれたDDTが、一世一代の勝負をやるんでみんなで両国に行こうよ』って声をかけたら、50人くらいの人が集まってくれた。それで観たのがHARASHIMA 対 飯伏幸太戦で、みんな感動しました。そこで『DDTいいね』ってみんなが行くようになって、いまでも30人くらいの方が両国に一緒に行ってくれるようになり、11年経ってなんとか伊野尾書店も続くことができ、その間にDDTはさいたまスーパーアリーナでやるような団体になってしまいました。ここまでくることができて個人的には感慨深いです」と挨拶。

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