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DRUM TAO | TOKYO HEADLINE
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和太鼓でロック!DRUM TAO「ドラムロック 疾風」

2017.07.10 Vol.999

 和太鼓によるエンターテインメントショーで国内外で人気を集めているグループ、DRUM TAO(ドラムタオ)の新作「ドラムロック 疾風」が19日、六本木のZepp ブルーシアター六本木で幕を開ける。

 新作はロックがテーマ。ロックを美しくかつ圧倒的な和太鼓パフォーマンスで表現する。和太鼓のリズム、演者の動き、それにプロジェクションマッピングが融合した舞台は、一般的な和太鼓パフォーマンスを超えて新たな領域へ。本公演は今年5月にグループの本拠地である熊本からスタートして全国各地を回っており、すでにとてつもない反響が巻き起こっている。演者も演目も、環境も温まりまくったなかで幕開けする東京公演は、これまで以上に熱を帯びたものになりそうだ。

 座長の西亜里沙によれば「昨年の“ハチャメチャ楽しい”作品をさらにハヤメチャにした、とてもカッコ良い舞台ができた」という。きらびやかな音楽ライブとして、楽しいエンターテインメントとして、和太鼓とテクノロジーが融合したパフォーミングアーツとして、あらゆるアングルから見たいステージだ。

【日時】7月19日(水)〜30日(日)【会場】Zepp ブルーシアター 六本木【料金】全席指定前売8500円【URL】 http://www.drum-tao.com/ 【問い合わせ】東京音協 03-5774-3030

DRUM TAOが宮本亜門迎え最新公演「新しい魅力というか、表現力つかんだ」

2015.07.12 Vol.646

 和太鼓グループのDRUM TAO(ドラムタオ)が新たな挑戦をしている。演出に宮本亜門を迎えた最新公演『百花繚乱 日本ドラム絵巻』で、これまでにないステージを展開している。

「最初は賛否両論。プレビュー公演では“これはTAOじゃない”“もうTAOは見ません”という反応をいただきました。アンケート用紙の裏まで使って批判が書かれていたものも…」と、結成当初からTAOを率い、作曲・演出、舞台のすべてを指揮してきたフランコ・ドラオ氏は苦笑いする。「ただよく考えてみると、TAOを始めたころも似たことがあったなあって。法被に鉢巻が和太鼓でしょうって。それもかっこいいんだけど、僕らはそれとは違うかっこよさを求めて、革ジャンやサングラスっていうスタイルでしたからね(笑)」

 公演を重ねるなかで反応はポジティブなものに変化。アンケート用紙の裏まで使ったかの方も「すばらしいね」と、何度も足を運んでいるという。

 舞台にはストーリーがあり、和太鼓のパフォーマンスもその表現のひとつとして物語に組み込まれている。華麗で、優雅で、煌びやか。勇ましくもある。タイトルが示すがごとく、“絵巻”といった様相。

「叩かないで表現するシーンも多いので、稽古を始めたころは分からないところもたくさんあって難しかったですね」と、座長の西亜里沙。「それぞれ役どころもあるので、お父さん、お母さんなんて役どころで呼び合ったりしながら、なりきって稽古を重ねてきました。それによって、太鼓を叩くということにおいても新しい魅力というか、表現力をつかんだ感覚はあります。これまでも表現したいものがあって演奏してきましたが、その色が深まったというか。大きい小さい、激しい優しいだけじゃないんです。1曲1曲の意味がはっきりして、曲の持つ表現力も膨らんでいます」

 新しいTAOの魅力、まもなく東京でも見られる。

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