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注目バンドWEAVERが最新EP『S/S』に込める想いを語る

2017.05.10 Vol.690

 毎週土曜日の夜9時から「AbemaTV」で放送中の音楽番組『BPM~BEST PEOPLE‘s MUSIC~』。5月13(土)日放送の『BPM~BEST PEOPLE‘s MUSIC~』#30では、3ピースピアノロックバンドのWEAVERがゲストに登場する。

 同番組は、EXILE/EXILE THE SECONDの黒木啓司がプロデュースし、DJ SOULJAHと共に、最高のアーティストにスポットを当て、スペシャルセッションとトークを展開し、『BPM~BEST PEOPLE‘s MUSIC~』でしか見ることの出来ない化学変化を巻き起こす、1時間のレギュラー番組となっている。

 番組内では、5月3日(水)に5曲入りEP『S/S』をリリースしたWEAVERが、過去の曲のリアレンジも含まれる同EPに込めた想いを明かす。さらには同EPのリリースを皮切りにスタートし、「幅広い年齢層の方に楽しんでもらえる」と話す全国ツアーに関して、その見どころを語っている。また、2014年に突然、メンバー全員で半年間にわたりロンドン留学へ行く決意をした理由や、留学先で苦労した経験なども告白。メンバー3人それぞれが明かす、ホームステイ先でのエピソードには、スタジオ驚愕!?

 さらにWEAVERの素顔に迫るコーナーでは、活動スタート当初は違う名前だったバンド名が“WEAVER”になった驚くべき理由や、ピアノとヴォーカルを務める杉本雄冶さんの“天然”エピソードなど、意外な一面が次々と明らかに。そして偏差値70以上の超進学校に通っていたというメンバーが、IQテストに挑戦。黒木さんとSOULJAHさんも参加し、様々なIQテストにチャレンジしていく。中には全員が大苦戦する問題もあり、珍解答や惜しすぎる解答が続出し、スタジオは大盛り上がりに!

 そして、スペシャルパフォーマンスのコーナーでは、最新EP『S/S』から『Shake! Shake!』と、WEAVERの人気曲『くちづけDiamond』『さよならと言わないで』の3曲を披露する。

GENERATIONS from EXILE TRIBE おさいふPonta登場!!

2017.05.05 Vol.690

<br> 毎回さまざまなコラボレーションで話題のおさいふPontaに今回、「GENERATIONS from EXILE TRIBE おさいふPonta」が登場した。プリペイド機能付き、入会費・年会費無料、オンライン決済にも使用できポイントもたまる便利でお得なこのカードは、ローチケHMVサイト、ローソン店内Loppi、HMV店頭(一部店舗を除く)にて現在予約受付中。予約枚数に達し次第受付終了となるため、気になる人は急いで予約を。詳しくはWEB( http://l-tike.com/ponta/generations/ )で!

PKCZ®『 PLAY THAT feat. 登坂広臣,Crystal Kay,CRAZYBOY 』を配信

2017.04.28 Vol.689

 DJ MAKIDAI(EXILE)、VERBAL(m-flo/HONEST BOYSR)、DJ DARUMA(ex.Dexpistols)によるクリエイティブユニットPKCZRが28日、満を持して初のオリジナル音源「PLAY THAT feat. 登坂広臣,Crystal Kay,CRAZYBOY」(Produced By AFROJACK)を配信リリースした。

 今作は、2015年に開催された三代目 J Soul Brothers LIVE TOUR 2015『BLUE PLANET』で初披露されて以来、様々なイベントやライヴで会場を沸かし続け、先月のリリース情報解禁時にはBUZZを起こすなど、彼らの“絶対的なアンセム”と化したビッグチューン。

 プロデュースには、世界のTOP DJとして活躍し、LDH EUROPEの代表も務めるAFROJACKを迎え、客演には、三代目?J Soul Brothersの登坂広臣&CRAZYBOY、そして紅一点のシンガーCrystal Kayが華を添え、マスタリングには、数々のAFROJACK仕事やNicky Romero,Dimitri Vegas & Like Mike, Bjorkなども手掛けるWIRED UKのCass Irvineが完璧なDANCE MUSIC仕様に仕上げている。

 リリースを迎え、VERBALは「『PLAY THAT』は、PKCZRが始まったばかりのときに、“これからどんなことをやっていきましょうか”と言っていたなかで作った曲なので、そこからのリリースまでの道のりは長かったですが、こうして皆さんにお届けできてとても嬉しいです」と想いを語ると、DJ DARUMAは「楽曲としてきちんとマスタリングされた今回のバージョンは、かなりパワーが増幅されています。家でも外でも車の中でも聴いていただいて、やっぱりこの曲はかっこいいなと感じてもらえる仕上がりになっています」と今作への手応えを口にした。

 続いて、MAKIDAIも「今作は僕らにとっても、ファンの皆さん、新たにPKCZRの楽曲を手に取って聴いてもらう方々にも、“そこから始まるストーリー”ではないですが、本当に新たなスタートになると思っています。まずは楽曲をしっかり皆さんに届け、“次”もどんどん用意しているので、今後の活動にも期待していただけたらと思います」と意気込みを語った。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第57回 早稲田大学院へ入学

2017.04.24 Vol.689

 私事ではありますが、2017年4月から早稲田大学院 社会人修士1年制に入学した事をご報告させていただきます。

 2011年から『月刊EXILE』という雑誌の中で「EXILEパフォーマンス研究所」という企画を立ち上げ、DANCEパフォーマンスを向上させるためのインプットを毎月してきたのですが、そこで得た知識や経験を重ねるたびに、もっと勉強したいという気持ちが強くなっていきました。

 そんな中、いろいろな方々との出会いだったり、タイミングだったり、自分の夢への方向性がさらに明確になったこともあり、今回の早稲田大学院への入学というチャレンジに至りました。もともと勉強が嫌いで、なるべく勉強をしないで済む環境を選んで生きてきたのですが(笑)。

 大学を出ていない自分でも大学院に入学して学生になれることを知り、今は毎日ワクワクしています!

 スポーツ科学研究科で研究をさせていただくのですが、スポーツに関係する勉強はもちろんやりますし、とにかくまずは勉強の仕方を勉強させていただきたいと思っております。そしてその先に、自分が愛しているDANCEを研究して、少しでもDANCEの可能性を広げていけたり、DANCEの未来につなげていけるように精一杯努力していきたいと思いますし、難しいことは抜きにして、さらに皆さんに楽しんでいただけるDANCEエンターテインメントを作っていけるように自分も楽しんで勉強していきたいと思いますので、引き続きどうか変わらぬ温かい応援をよろしくお願い致します。

 そしてそんなチャレンジも始まりましたが、現在進行系のEXILE THE SECONDのツアーもあと少しでファイナルを幕張メッセで迎えようとしています。昨年の10月末から始まったツアーは、皆様のおかげで、追加公演を重ねて7カ月間ものロングランにすることができました、本当に感謝です。

 ここまで長いツアーは2009年にEXILEに加入した時のアリーナツアー『EXILE LIVE TOUR 2009 “THE MONSTER”』以来だと思います。全国の皆さんに、いつも以上に近い距離で見て感じていただけたことがものすごくうれしかったですし、毎公演めっちゃくちゃ踊りがいがありました!

 残りわずかのEXILE THE SECOND LIVE TOUR 2016-2017 『WILD WILD WARRIORS』ですが、皆さんと悔いのないように思いっきり最高の思い出を残したいと思いますので、最後まで応援していただけたらうれしいです。

 今年はツアーが終わっても、EXILE THE SECONDでの次のシングルのリリースが決まっていたり、DANCE EARTH PARTYで石垣島Fesが6月に決まっていたり、とにかく止まる事なく走り続けて1年間楽しみたいと思っておりますので、ぜひついてきてください!

 最後に宣伝ですが(笑)、AMAZING COFFEE NAKAMEGUROではフォトグラファー Dream Ayaとのコラボイベント「HAPPY DAY」を5月7日まで開催しています!! AyaのHAPPYな写真たちで店内が彩られますので、遊びに来ていただけたらうれしいです。

GENERATIONSの素顔が知れる

2017.04.17 Vol.688

 男性ダンス&ボーカルグループのGENERATIONS from EXILE TRIBEが4月17日発売の女性ファッション誌「JELLY」6月号の表紙に7人全員で登場。JELLYで表紙を飾るのは、2015年10月号以来2度目となり、約2年前の初表紙のときよりも、実力も人気もパワーアップさせた7人が表紙を飾る! 

 中面では、それぞれ大人の魅力をグッと増した「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のクールな表情はもちろん、仲の良さが感じられる撮り下ろしビジュアルを4Pにわたって披露。また、合わせてインタビューもたっぷりと掲載されている。今回のインタビューは、片寄&数原、白濱&佐野、関口&中務&小森の3組に分かれた、JELLYでしか見られないスペシャルな対談形式となっている。

 まずは、それぞれに新曲『太陽も月も』についてインタビュー。今作ついて数原は「曲の冒頭にもあるのですが、恋愛は表裏一体だということを伝えている曲です」、片寄は「恋愛の歌詞をロックサウンドに乗せて力強く歌うというのも、新しいGENERATIONSのスタイルかなと思います」と語った。続けて白濱は「メリハリがあり、ストーリー性も感じられる。最初から最後まで見ていて飽きないダンスになっていると思います」とパフォーマンスについて語った。

黒木啓司『BPM』にサンボマスターが登場!

2017.04.13 Vol.688

 株式会社AbemaTVが運営する“無料で楽しめるインターネットテレビ局”「AbemaTV(アベマティーヴィー)」は、「AbemaSPECIALチャンネル」において、『BPM~BEST PEOPLE‘s MUSIC~』#26を4月15日21時から放送する。

 同番組は、EXILE/EXILE THE SECONDの黒木啓司さんがプロデュースし、DJ SOULJAHと共に、最高のアーティストにスポットを当て、スペシャルセッションとトークを展開し、『BPM~BEST PEOPLE‘s MUSIC~』でしか見ることの出来ない化学変化を巻き起こす、1時間のレギュラー番組です。4月15日の放送回は、パンク・ロックバンドのサンボマスターがゲストとして登場。

 番組内では、4月12日に新曲『オレたちのすすむ道を悲しみで閉ざさないで』を発売し、5月10日には約2年ぶりのアルバム『YES』を発売するサンボマスターが、新曲に込める思いや、メンバーが「胸を張って“最高傑作”と言える」「これより凄いものは作れない」と話す最新アルバムについて語っていきます。

 また、メンバーの素顔に迫るコーナーでは、数々の“サンボマスター伝説”が紹介され、その秘話をメンバーが明かしていきます。2007年に開催した全国対バンツアーで、デビューから発表してきた全55曲を約6時間にわたり披露したツアーファイナルや、デビュー直後にドラム・コーラスの木内泰史さんの車が車上荒らしの被害に遭い、車内に置いていたギターとベースが盗まれた事件についても語られ、ヴォーカル・ギターの山口隆さんが突如、犯人は木内さんだと暴露!?その真相とは!?また、山口さんが「常に、今何しているんだろう?と思っている」と語るほど大ファンだという、コメディアンのビートたけしさんと某映画祭のステージで「浅草キッド」の共演を果たした時のエピソードなど、数々の秘話がメンバーの口から明かされる。
 

EXILE TAKAHIROが沖縄空手会館に“書”を贈呈

2017.04.06 Vol.688

 ダンス&ボーカルグループEXILEのTAKAHIROが4日、沖縄県・豊見城市にある沖縄空手会館に、自ら手掛けた「清(せい)」の書を贈った。同日は除幕式も行われ、TAKAHIROと翁長雄志沖縄県知事が参加した。

 TAKAHIROは、沖縄空手道首里手松林会本部佐世保尚武館(長崎県佐世保市)で幼少期から空手を学び、初段の腕前を持つ。「人としての精神の根っこの部分を空手道に鍛え上げてもらった」と振り、「どんな形でもいいので、空手道に恩返しをしたいという想いがずっとあったので、少し恩返しができたように感じ、自分としてもすごく嬉しいです」と想いを語った。

 書道八段の腕前を持つTAKAHIROが揮毫した「清」は、「清ら手」(よみ:ちゅらでぃー)の1文字で「美しい空手」の意味を持つ。「僕のなかで空手には、清らかさや凜とした側面があると感じていて、そういう側面と、優しさと力強さの対比というものを筆に乗せ表現してみた」と書に込めた想いを語った。

 続けて、「書は自分自身と対峙するものでもありますし、今の自分自身に問うものでもある」と語り、「僕がこの書に込めた想いを忘れることなく、人としてもアーティストとしても、そして空手をやってきたひとりの人間としても、精進し続け、成長していきたいという一心です」と熱い想いを語った。

 また、空手は2020年東京オリンピックの正式種目にも決定。「微力ではありますが、自分なりに空手道を盛り上げていけたら」と意気込みを見せた。

 尚、作品は6日から公開される。

EXILE 黒木啓司の初プロデュース『九楽舞博多座』千秋楽

2017.04.03 Vol.687

 EXILE / EXILE THE SECONDのパフォーマー黒木啓司がプロデュースする、九州発のオリジナル・エンタテインメント・プロジェクト「THE NINE WORLDS」(ヨミ:ザ・ナイン・ワールズ)の旗揚げ公演「九楽舞 博多座」(ヨミ:クラブ・ハカタザ)が2日、福岡・博多座で千秋楽を迎えた。歴史ある演劇専用劇場「博多座」(福岡県福岡市)を会場に、3月31日(金)、4月1日(土)、4月2日(日)の3日間で全5公演を実施し7,500人を動員。公演には黒木と同じ九州出身のEXILEのTAKAHIROのほか、EXILE THE SECONDやTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEらがパフォーマンスを披露した。

『THE NINE WORLDS』とは、宮崎出身の黒木が抱いてきた夢と地元愛を具現化すべく始動した、九州発のオリジナル・エンタテインメント・プロジェクト。「自分というものを形成してくれた宮崎、そして九州に恩返しがしたい」。そして、「これまで培ってきたEXILE流のエンタテインメントで地元・九州を盛りあげ、地域密着型のエンタテインメントを作りたい」と、2014年頃から構想を練ってきた。これまでに雑誌「月刊EXILE」における九州出身の著名人との対談や、様々なアーティストとコラボするインターネット放送番組(AbemaTV「bpm~BEST PEOPLE’s MUSIC~」)を企画。3年越しの想いを具現化し、今回の「九楽舞博多座」が旗揚げ公演となった。

完全復活“PKCZ®”が遂に配信リリース

2017.03.27 Vol.687

 2015年に開催された三代目 J Soul Brothers LIVE TOUR 2015『BLUE PLANET』にて初披露されて以来、様々なイベントやライヴにて常に会場を沸かし続け「PKCZRの絶対的なアンセム」へと成長した今作『PLAY THAT』がついに解き放たれる。

 プロデュースに、世界のTOP DJとしてLDH EUROPEの代表も務めるAfrojackを迎え客演には、三代目 J Soul Brothersより登坂広臣&CRAZYBOY、そして紅一点のシンガーCrystal Kayが華を添える。

 またマスタリングは、数々のAfrojack仕事やNicky Romero,Dimitri Vegas & Lile Mike, Bjorkなども手掛けるWIRED UKのCass Irvineが完璧なDANCE MUSIC仕様に仕上げている。

 そして、現在発売中の「月刊EXILE」にて事故後初のインタビューが掲載されているのでこちらも併せてチェックしたい。このリリースを機に、今年は精力的に国内/海外にて活動予定のPKCZRの動きから当分目が離ない。

「子どもたちにも良い経験になった」 EXILE ÜSA&EXILE TETSUYAらに感謝状

2017.03.27 Vol.687

 昨年行われた「第71回国民体育大会2016希望郷いわて国体」の総合閉会式エンディングイベントで、EXILEのメンバーが東日本大震災被災地の中学生とともにダンスを披露し、イベントを盛り上げたとして、希望郷いわて国体・希望郷いわて大会実行委員会が、このプロジェクトを率いたÜSA、TETSUYAらに感謝状が贈られることになり、15日、都内で贈呈式が行われた。

 感謝状を受け取ったTETSUYAは「このプロジェクトを通じて、参加した生徒が成長していく姿を見ることができて、本当にうれしかった」、ÜSAは「ダンスをしたことのない生徒もいたのに、あの日、全員が踊れるようになっていて感動しました。地元のおじいちゃんやおばあちゃんたちが、中学生たちがダンスする姿を手拍子しながら見守っている光景も感動的でした」と振り返った。

「これからもこのプロジェクトを続けていきたい」とTETSUYA。「やっぱり続けていくことが大事。最初は復興支援のプロジェクトとして始めたけれど、今では全国的に広がっている。ダンスを一緒に踊る仲間がどんどん増えているんです。これをますます大きく広げて、ダンスの力で笑顔を増やしていきたいですね」と決意を新たにした。ÜSAは「国体のような、大きなイベントで発表する場を頂けたことは、僕らにとっても子供たちにとってもありがたいこと」と振り返った。

 ÜSAとTETSUYAに感謝状を手渡した、いわて国体・障がい者スポーツ大会局岩間隆局長は「EXILEの皆さんとダンスを披露できたことは、子供たちにも良い経験となったと思います」と感謝の言葉を述べた。

 中学生たちが披露したダンスパフォーマンスは、EXILEのメンバーが東日本大震災復興支援及び交流事業として、2012年から二十一世紀倶楽部と行っている〈中学生Rising Sun Project 夢の課外授業 SPECIAL〉の成果を披露したもの。東北の復興支援と中学生の交流を目的に、被災地の中学生らがEXILEの復興支援ソング『Rising Sun』を課題曲にダンスパフォーマンスを行うプロジェクトで、プロジェクトリーダーのÜSA、TETSUYAをはじめとするEXILEのメンバー、ダンスインストラクターらが参加中学校に足を運んで、直接ダンスの指導をした。

元気な日本は、思いを込めた指の先に

2017.03.27 Vol.687

 あの日から6回目の3月11日を迎えたこの日、エンターテインメントスクール「EXPG」の仙台校内のスタジオは熱気でムンムンだった。『ダンスで日本を元気に!夢の課外授業 SPECIAL in 仙台』のためで、小林直己(EXILE/三代目J Soul Brothers)が、岩手県大槌町、山田町、そして宮古市から集まった子供たちに直接ダンスレッスンをした。

 参加者のほとんどは女の子。何らかのダンス経験があるとみえて、振り付けを1回してみせただけでほぼ完全マスター。お題の『Rising Sun』の楽曲をかければ、小林にそう遅れることなくステップを踏む。「できるじゃん!」と小林。その精度にも「僕がレッスンする必要はないんじゃないか(笑)」と舌を巻く。授業をアシストするために参加したHappinessのメンバーもみな驚きの表情だ。

 その一方で苦戦していたのは、スクールジャージー姿の男子2人。スタジオのはじっこに陣取り、お互いに目くばせしながら、何度も何度もステップを踏み続ける。そんな彼らにHappinessの楓は付きっきり。声をかけ、自分で踊って見せる。熱心なレッスンで、男の子たちは休憩時間を返上してまでステップを踏み続けた。「惜しい! あと少し(で完璧)」。通しで踊り切ったときには彼らの周りは大喜びだった。

『Rising Sun』は、EXILEが東日本大震災復興支援ソングとして発表したもの。「最後の♪ Rising Sunの前の動きは、よさこいさんさの動きを取り入れているんだよ。東北のみなさんをイメージして作ったから、みんなと一緒にできたらって思ってたんだ」と、小林。一つひとつの動きや振り付けに込められている意味や思いをシェアして、みんなで一緒にくみ取りながら踊る。最後に右上を指さす動作についても「みんなで同じ方向を見ようって、そんな思いを込めた」。

 授業では、子供たちとのQ&Aセッションの時間も設けられ、「何年ダンスをやってきたか」といったところから、「ダンススタイルをどのように使い分けているか」といったテクニカルな質問まで飛び出し、自分の夢を実現するためのヒントを先生たちから聞き出そうと一生懸命だった。小林は「Happinessのメンバーは夢ややりたいことを早く見つけられたんだと思う。僕は、EXILEみたいになりたいと思ったのは20歳を超えてから。見つけたら突き進んで」と話し、授業を締めくくった。

 授業が終了し、子供たちもスタジオを後にした2時46分。小林やHappinessのメンバー、そしてスタッフ全員が黙とうを捧げた。「これからも東北のみなさんと一緒にやっていきたい」。今回の授業はその思いをいっそう強くしたようだった。

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