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EXILE | TOKYO HEADLINE - Part 49
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EXILE TETSUYA DANCEの道 第13回 12周年を迎えたEXILEはこれからも進化する!

2013.09.30 Vol.601

 日本時間2013年9月8日、この日は早朝から日本中が歓喜に沸く一日になりました。1964年(昭和39年)10月10日から24日まで行われた第18回夏季オリンピック、そして同年11月8日から12日まで行われた第2回夏季パラリンピック。この世界一のスポーツの祭典が56年もの時を越え、東京での2回目の開催が決定しました。アルゼンチンのブエノス・アイレスにてIOCジャック・ロゲ会長から“TOKYO 2020”と書かれたカードがめくられた瞬間の感動は一瞬にして歓喜を起こしてくれましたし、日本が笑顔になり、復興へ向けての力強い追い風になったようにも感じました。7年後、遠いようで近い未来に、世界中の人々に日本はこんなに元気になりましたとアピールできることを願いながら、自分も微力ですが何かお役に立てることを考えて行きたいと思っています。

 自分も学生時代は水泳をやっていて、1992年のバルセロナオリンピックで岩崎恭子選手が14歳で金メダルを獲った瞬間を観た時、「僕もオリンピックに出てみたい!」なんて夢を見た時もありました。まぁ、夢で終わりましたが……(笑)。あの時、確実にスポーツの力で夢を持つことができたのは間違いありません。きっと“TOKYO 2020”のカードがめくられたその時にも、夢を持てた人はたくさんいたと思いますし、7年後の東京オリンピック・パラリンピックで活躍する選手たちを見て、夢を持つ子供たちも多いと思うので、今から本当に楽しみです。

 さてそんな中、EXILEのツアーはラストを迎えようとしています。この連載が載るころには無事に最高のフィナーレを迎えているころだと思いますが、長いツアーの中でたくさんのことを勉強することができました。全国のファンの皆さんの温かい応援がパワーとなり、僕にまた新しい夢をいくつも持たせてくれて、未来への活力にもなりました。本当に感謝しかありません。やはりEXILEにとって一番重きを置くべき表現方法がライブだと改めて再確認することができたんです。それは先輩方が2001年からずっと主張してきた変わらないことで、ダンス&ボーカルグループという言葉を日本に根付かせました。

 そして、EXILEは9月27日で12周年を迎えることができました。12年持続させる事は簡単ではありません。しかしEXILEはこれからも進化をやめるつもりはありません。遠いようで近い未来、EXILEもオリンピックやパラリンピックのように世界に誇れるグループ目指して頑張りたいと思います。

 今回でHIROさんにとってはパフォーマーとしてラストのツアーになりました。いつもEXILE PRIDEを背中で、DANCEで魅せていただき、感謝です。DANCEをやっている自分から言わせていただくとHIROさんは世界で1番DANCER’S DREAMな生き方をしている方だと思います。

 来年のPERFECT YEARはもちろん、HIROさんを筆頭に皆さんに喜んでいただくエンターテインメントを創造しますのでぜひ楽しみにしていてください(^O^)

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第13回「12周年を迎えたEXILEはこれからも進化する!」

2013.09.15 Vol.DANCEの道

 日本時間2013年9月8日、この日は早朝から日本中が歓喜に沸く一日になりました。1964年(昭和39年)10月10日から24日まで行われた第18回夏季オリンピック、そして同年11月8日から12日まで行われた第2回夏季パラリンピック。この世界一のスポーツの祭典が56年もの時を越え、東京での2回目の開催が決定しました。アルゼンチンのブエノス・アイレスにてIOCジャック・ロゲ会長から”TOKYO 2020″と書かれたカードがめくられた瞬間の感動は一瞬にして歓喜を起こしてくれましたし、日本が笑顔になり、復興へ向けての力強い追い風になったようにも感じました。7年後、遠いようで近い未来に、世界中の人々に日本はこんなに元気になりましたとアピールできることを願いながら、自分も微力ですが何かお役に立てることを考えて行きたいと思っています。

 自分も学生時代は水泳をやっていて、1992年のバルセロナオリンピックで岩崎恭子選手が14歳で金メダルを獲った瞬間を観た時、「僕もオリンピックに出てみたい!」なんて夢を見た時もありました。まぁ、夢で終わりましたが……(笑)。あの時、確実にスポーツの力で夢を持つことができたのは間違いありません。きっと”TOKYO 2020″のカードがめくられたその時にも、夢を持てた人はたくさんいたと思いますし、7年後の東京オリンピック・パラリンピックで活躍する選手たちを見て、夢を持つ子供たちも多いと思うので、今から本当に楽しみです。

 さてそんな中、EXILEのツアーはラストを迎えようとしています。この連載が載るころには無事に最高のフィナーレを迎えているころだと思いますが、長いツアーの中でたくさんのことを勉強することができました。全国のファンの皆さんの温かい応援がパワーとなり、僕にまた新しい夢をいくつも持たせてくれて、未来への活力にもなりました。本当に感謝しかありません。やはりEXILEにとって一番重きを置くべき表現方法がライブだと改めて再確認することができたんです。それは先輩方が2001年からずっと主張してきた変わらないことで、ダンス&ボーカルグループという言葉を日本に根付かせました。

 そして、EXILEは9月27日で12周年を迎えることができました。12年持続させる事は簡単ではありません。しかしEXILEはこれからも進化をやめるつもりはありません。遠いようで近い未来、EXILEもオリンピックやパラリンピックのように世界に誇れるグループ目指して頑張りたいと思います。

 今回でHIROさんにとってはパフォーマーとしてラストのツアーになりました。いつもEXILE PRIDEを背中で、DANCEで魅せていただき、感謝です。DANCEをやっている自分から言わせていただくとHIROさんは世界で1番DANCER’S DREAMな生き方をしている方だと思います。

 来年のPERFECT YEARはもちろん、HIROさんを筆頭に皆さんに喜んでいただくエンターテインメントを創造しますのでぜひ楽しみにしていてください(^O^)

EXILE TETSUYA DANCEの道 第12回 「DANCE」で気持ちを伝えたい

2013.09.02 Vol.599

自分の想いを相手に伝えるのって難しいなぁと思うことってありませんか? うれしさ、怒り、悲しみ、楽しさ……。さまざまな感情を伝える言葉、ジェスチャー、表情、涙……。どれを持ってしても100%正確に自分の思っていることを伝えるのはなかなか難しいことです。

 こんな話を聞いたことがあります。まだ言葉のない大昔、人類の感情の伝え方は、自分が思っている感情と似た形をした「石」を拾って相手に渡したそうです。受け取った相手はその「石」を見てその人の気持ちを感じることができたと聞きました。そんなシンプルな方法で意思疎通をしていた大昔の人は、発信する側も受け取る側もコミュニケーションの天才だなと思います。今、僕はお腹が空いているという「石」を誰かに渡したらかなり驚かれると思いますが(笑)。

 最近になって発見したことがあります。それは僕が気持ちを伝える方法論に「DANCE」があるということです。これも言葉のない表現なので、すべてを伝えるにはかなり難しいですが、「DANCE」で会話ができたら楽しそうじゃないですか?(笑) たくさんの方々に「DANCE」で伝えられるように、これからチャレンジして行きたいと思っています。

 今、メンバーのUSAさんと一緒にやらせていただいている『Eダンスアカデミー』という番組で、子供たちにダンスを教えているのですが、もうあの子たちと数カ月一緒にいるので、その時何を考えているのかがよく分かるようになってきました(笑)。長い収録で疲れてしまった子や緊張している子、まだ人前やカメラの前で踊ることに照れてしまう子、とさまざまですが、やはり楽しくなってきて夢中に踊った後の笑顔は格別にキラキラしています。

 子供たちが思ったことをストレートに表現しているのを見ているといつも自分と照らし合わせてしまいます。もちろん大人に成長したからこそ「我慢」できるようにもなりましたが、逆に考え過ぎてしまい思ったように伝えきれなかったりと、いい所と悪い所があるなぁなんて発見もしています(笑)。

 まぁそれも個性と言ってしまえばそうなんですが……自分としては「DANCE」だけは素直に感じていることをそのまま表現したいといつも心がけています。その楽曲の世界観や音楽、歌詞、声を感じてみんなと心を一つにして、EXILEの信念だったり価値観、歴史を伝えて行けたら良いなと思います。
 9月からライブツアー「EXILE PRIDE」が再び始まります。7月までのライブとはまた少し内容をパワーアップさせて皆さんがキラキラした笑顔になれるエンターテインメントをお届けできるように集中したいと思っていますし、皆さんが「EXILE PRIDE」ってこういうことなんだ、と感じられるように、自分の役割である「DANCE」で伝えられるように一生懸命踊りたいと思っています。

EXILE TETSUYAと弊社社長が淑徳大学 オープンキャンパスでトークショーを実施

2013.08.16 Vol.598

 来年2014年より新設される、淑徳大学人文学部表現学科のオープンキャンパスが、4日に淑徳大学東京キャンパスで開催され、来年度より同大学で客員教授に就任予定のEXILE TETSUYAと株式会社ヘッドライン代表取締役社長の一木広治が、約200名の受験生、その保護者を対象にトークショーを行った。

 トークショーのテーマは『私たちが伝える、自己発信力と表現方法』。現在2人がそれぞれに行っている日々の活動内容や、来年に向けたカリキュラム説明などについての講演を行った。

 来年より、一木はさまざまなメディア論を通じて、TETSUYAはダンスを通じて、計15回、表現方法についての講義を行う予定だ。

 2人は「“話す・書く・体を動かす”などの“プレゼンテーション能力”という自己表現が多く求められる今の世の中で、さまざまな表現方法の分野を融合し、“心を動かす”プレゼンテーションができるよう、生徒の皆さんと学んでいきたい」と、来年の授業への抱負を語った。

 トークショーの後の質疑応答では、現在の学生たちの等身大の悩みや、保護者の方々からのさまざまな質問に、これまでの体験談などを生かし答え、時折笑いも交えながら、会場を和ませるなど、早速教員としての一面が現れていた。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第08回「経験をアウトプット! それが僕のDANCEの道」

2013.08.15 Vol.DANCEの道

 いつもと変わらない朝、いつもと同じように起きて朝食を食べ、珈琲をポットに淹れて家を出る。毎日の朝のルーティンは変わらないのに、その日だけは胸がワクワクドキドキしている。なぜなら、あと数時間後には約5万人弱の人々の前で大好きなダンスができるからだ。

 ついに始まった【EXILEライブツアー2013 EXILE PRIDE】。まずは大阪、そして東京が終わり、これからまた大阪に戻ります。ライブツアーがすべて終わった時にまた感想をここで書こうと思っていますが、やはりこの規模のステージに立てることは、自分の人生の中でも飛び抜けて幸せなことだなと感じています、先日メンバーのUSAさんと食事をさせていただいた時、「やっぱりあのステージは最高に楽しいね!!」と、しみじみおっしゃっていました(笑)。僕より何度も多くのステージに立っている先輩が心からその言葉を言っていたことがなんだかうれしくて……。これからのEXILE人生がさらに楽しみになりました!! そんなドームツアーはまだまだ始まったばかりなのでこれから観にきてくれるファンの皆様! 踊れる格好でいらして思いっきり楽しんで行ってくださいね(笑)。

 さて、そんななか、実はライブ中にあることをしています、月刊EXILEでも紹介したことがありますが、ライブ中の自分の心拍数や消費カロリーを専用の機械を使って計測しています。これは、2011年から始めた活動に「EXILEパフォーマンス研究所」略して「E.P.I.」と言うものがあって、その一環として行っていることです。EXILEのパフォーマンスの向上、そして未来のパフォーマーがより素敵な表現ができるようにDANCEを多角面から研究して行こう!ということを目的とした活動です。このデータをもとにトレーナーさんと話し合いながら最高のパフォーマンスを目指しています。今回のライブの数値もかなりハードな数字をたたき出しています。そんなマニアックな事もしていますが(笑)、「E.P.I.」は今年、全国のEXPG(EXILEが所属するLDHがやっているダンスや歌、お芝居を教えるスクール)をまわって、今まで学んだことや自分が体験してきたことをカリキュラムにしてレッスンしようと思っています。どんなレッスンになるのか今から僕もワクワクしていますが、内容としてはEXILEメンバーが日々やっているコアパフォーマンストレーニングのアップやDANCE EARTHの稽古から取り入れているマット運動があったり、僕がライブ中に計測している心拍数を実際に計ってみたり。もちろんDANCEもしますが、みんなで振りを作って発表したりと、かなり盛りだくさんになっています。生徒さんはもちろんですが、僕も楽しんで学んでしまおうと思っています(笑)。

 もともと僕もEXPGのインストラクターをしていて、ここで学んだことや思い出はたくさんあります。こういう機会にまたEXPGでレッスンできることが本当にうれしいです。ここから必ず未来のスターが誕生すると思っていますし、誕生させたいです。とはいえ、まだまだ僕も現役ですし負ける気はしませんが(笑)。

 自分の経験を惜しげも無くアウトプットすることも僕の役目、僕のDANCEの道だと思います。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第12回「「DANCE」で気持ちを伝えたい」

2013.08.15 Vol.DANCEの道

 自分の想いを相手に伝えるのって難しいなぁと思うことってありませんか? うれしさ、怒り、悲しみ、楽しさ……。さまざまな感情を伝える言葉、ジェスチャー、表情、涙……。どれを持ってしても100%正確に自分の思っていることを伝えるのはなかなか難しいことです。

 こんな話を聞いたことがあります。まだ言葉のない大昔、人類の感情の伝え方は、自分が思っている感情と似た形をした「石」を拾って相手に渡したそうです。受け取った相手はその「石」を見てその人の気持ちを感じることができたと聞きました。そんなシンプルな方法で意思疎通をしていた大昔の人は、発信する側も受け取る側もコミュニケーションの天才だなと思います。今、僕はお腹が空いているという「石」を誰かに渡したらかなり驚かれると思いますが(笑)。

 最近になって発見したことがあります。それは僕が気持ちを伝える方法論に「DANCE」があるということです。これも言葉のない表現なので、すべてを伝えるにはかなり難しいですが、「DANCE」で会話ができたら楽しそうじゃないですか?(笑) たくさんの方々に「DANCE」で伝えられるように、これからチャレンジして行きたいと思っています。

 今、メンバーのUSAさんと一緒にやらせていただいている『Eダンスアカデミー』という番組で、子供たちにダンスを教えているのですが、もうあの子たちと数カ月一緒にいるので、その時何を考えているのかがよく分かるようになってきました(笑)。長い収録で疲れてしまった子や緊張している子、まだ人前やカメラの前で踊ることに照れてしまう子、とさまざまですが、やはり楽しくなってきて夢中に踊った後の笑顔は格別にキラキラしています。

 子供たちが思ったことをストレートに表現しているのを見ているといつも自分と照らし合わせてしまいます。もちろん大人に成長したからこそ「我慢」できるようにもなりましたが、逆に考え過ぎてしまい思ったように伝えきれなかったりと、いい所と悪い所があるなぁなんて発見もしています(笑)。

 まぁそれも個性と言ってしまえばそうなんですが……自分としては「DANCE」だけは素直に感じていることをそのまま表現したいといつも心がけています。その楽曲の世界観や音楽、歌詞、声を感じてみんなと心を一つにして、EXILEの信念だったり価値観、歴史を伝えて行けたら良いなと思います。

 9月からライブツアー「EXILE PRIDE」が再び始まります。7月までのライブとはまた少し内容をパワーアップさせて皆さんがキラキラした笑顔になれるエンターテインメントをお届けできるように集中したいと思っていますし、皆さんが「EXILE PRIDE」ってこういうことなんだ、と感じられるように、自分の役割である「DANCE」で伝えられるように一生懸命踊りたいと思っています。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第11回 “かなり熱々の夏”

2013.08.05 Vol.597

先日、初めて伊勢市に行くことができました。自分としてはずっと行きたかった場所で、今年こそ絶対に行こうと心に決めていたんです。伊勢市にある伊勢神宮で式年遷宮(しきねんせんぐう)という20年に一度の行事が行われる年という事で、地元の方も含めてたくさんの観光客で盛り上がっていました。実際にお移りになられるのは10月なのですが、この機を逃すと次は20年後なので、この期間をぜひ経験してみたかったのです。

 五十鈴川の上流に位置する伊勢神宮の土地は今までに感じたことのない心の落ち着きと、みなぎるパワーを同時に与えてくれる不思議な場所。ふと、こんな土地で踊ったらどんな感覚でDANCEができるんだろうとワクワクしました。いつかそんな機会を持てたらいいなと思います。

 そんな風流な場所で暑い夏を涼しく過ごすのもいいですが、暑い夏をさらに熱く過ごすという方法もありますね(笑)。 今年のTHE SECOND from EXILEは14日に2枚目のNEWシングルをリリースするということで、かなり熱々の夏になっています!! THE SECONDはEXILEからKENCHI、KEIJI、NESMITH、SHOKICHIと自分からなる派生ユニット。メンバー全員がEXILEメンバーなのですが、表現方法はEXILEとはまた少し違う角度からのエンターテインメントです。まず、ボーカルのSHOKICHIとNESMITHは、歌はもちろんですが、EXILEではDANCE&ボーカルとして活躍していることもあり、歌いながら踊れます。歌って踊る2人の周りをさらに僕らパフォーマーの3人が固めてパワフルかつエネルギーに満ちあふれていくような、5人でエッジの効いたパフォーマンスを目指しています。世界観も規模観も壮大なEXILEではなかなかやりにくい事や表現しきれない事をSECONDではこれからも挑戦して行きたいと思っています。

 シングルは2曲両A面で両方ドラマの主題歌という誠にありがたい1枚。『SURVIVORS』はフィーチャリングにDJ MAKIDAIというEXILE TRIBEとして新しい試みで、可能性を広げる1曲となりました。この曲のMVはSECONDが毎回取り入れている撮り方で、1曲を流してメンバー全員が何も決めずにその場のノリとインスピレーションでDANCEするフリーな撮り方をしています。振り付けやソロはもちろんあるのですが、この方法は一番SECONDらしさが出せるんです。僕はEXILEの中でもこの5人が1番付き合いが長いですし、特にKENCHIとKEIJIとは毎日夜な夜なクラブで踊っていたころからの言わば戦友。いい時も悪い時も一緒にいた仲間だからこそ何も言わず、その場の感覚で踊る。それが僕たち自身を表現する最良策なのです。

 最近「本当に大事な事は言葉にならないんだ。それを伝えて、僕に教えてくれたモノこそDANCEなんだ」と感じます。ダンサーの僕にとっては言葉より大切な自分の想いを伝える方法論なのかもしれません。どんな場所でもどんなグループでもDANCEには変わりないし、伝えたい事はいつも「Love,Dream&Happiness」。その場所を与えてくれたEXILEに心から感謝しています。

サプライズ講師にEXILE NAOTO、NAOKI &三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE 岩手県野田村で『夢の課外授業』を開催

2013.08.02 Vol.597

 著名人が、夢を持って挑戦することの大切さを子どもたちに伝える「夢の課外授業」が7月27日、岩手県野田村野田村立野田中学校で開催された。今回サプライズ講師として訪問したのは、国民的ダンス&ヴォーカルグループEXILEのNAOTOとNAOKI。さらに2人もメンバーであるEXILEの想い・信念を受け継ぐダンス&ヴォーカルグループ・三代目 J Soul Brothersのメンバー全員が参加し、7名が先生となりダンスレッスンを行った。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第11回「THE SECOND from EXILEの”かなり熱々の夏”」

2013.07.15 Vol.DANCEの道

 先日、初めて伊勢市に行くことができました。自分としてはずっと行きたかった場所で、今年こそ絶対に行こうと心に決めていたんです。伊勢市にある伊勢神宮で式年遷宮(しきねんせんぐう)という20年に一度の行事が行われる年という事で、地元の方も含めてたくさんの観光客で盛り上がっていました。実際にお移りになられるのは10月なのですが、この機を逃すと次は20年後なので、この期間をぜひ経験してみたかったのです。

 五十鈴川の上流に位置する伊勢神宮の土地は今までに感じたことのない心の落ち着きと、みなぎるパワーを同時に与えてくれる不思議な場所。ふと、こんな土地で踊ったらどんな感覚でDANCEができるんだろうとワクワクしました。いつかそんな機会を持てたらいいなと思います。

 そんな風流な場所で暑い夏を涼しく過ごすのもいいですが、暑い夏をさらに熱く過ごすという方法もありますね(笑)。 今年のTHE SECOND from EXILEは14日に2枚目のNEWシングルをリリースするということで、かなり熱々の夏になっています!! THE SECONDはEXILEからKENCHI、KEIJI、NESMITH、SHOKICHIと自分からなる派生ユニット。メンバー全員がEXILEメンバーなのですが、表現方法はEXILEとはまた少し違う角度からのエンターテインメントです。まず、ボーカルのSHOKICHIとNESMITHは、歌はもちろんですが、EXILEではDANCE&ボーカルとして活躍していることもあり、歌いながら踊れます。歌って踊る2人の周りをさらに僕らパフォーマーの3人が固めてパワフルかつエネルギーに満ちあふれていくような、5人でエッジの効いたパフォーマンスを目指しています。世界観も規模観も壮大なEXILEではなかなかやりにくい事や表現しきれない事をSECONDではこれからも挑戦して行きたいと思っています。

 シングルは2曲両A面で両方ドラマの主題歌という誠にありがたい1枚。『SURVIVORS』はフィーチャリングにDJ MAKIDAIというEXILE TRIBEとして新しい試みで、可能性を広げる1曲となりました。この曲のMVはSECONDが毎回取り入れている撮り方で、1曲を流してメンバー全員が何も決めずにその場のノリとインスピレーションでDANCEするフリーな撮り方をしています。振り付けやソロはもちろんあるのですが、この方法は一番SECONDらしさが出せるんです。僕はEXILEの中でもこの5人が1番付き合いが長いですし、特にKENCHIとKEIJIとは毎日夜な夜なクラブで踊っていたころからの言わば戦友。いい時も悪い時も一緒にいた仲間だからこそ何も言わず、その場の感覚で踊る。それが僕たち自身を表現する最良策なのです。

 最近「本当に大事な事は言葉にならないんだ。それを伝えて、僕に教えてくれたモノこそDANCEなんだ」と感じます。ダンサーの僕にとっては言葉より大切な自分の想いを伝える方法論なのかもしれません。どんな場所でもどんなグループでもDANCEには変わりないし、伝えたい事はいつも「Love,Dream&Happiness」。その場所を与えてくれたEXILEに心から感謝しています。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第10回 静かなひとときに、機上で考えたこと。

2013.07.08 Vol.595

 今、見えている景色は飛行機の座席の二重になった小さな窓から見える雲の上の世界…。ちょうど夕方で太陽が沈みそうな神秘的な空の真ん中で、ツアーの本編最終地である福岡を目指しています。移動の時はだいたいメンバーみんなで動きますが、その過ごし方はさまざまです。寝ている人、本を読む人、食事をする人、仕事をしている人と、各々ですが、僕はこの雰囲気がなぜか好きです。明日には福岡ドームの満員のファンのみなさんの前でEXILE PRIDEを胸に全力パフォーマンスをしますが、その前の静かなひと時って感じがして心も身体もリラックスしています。

 僕はステージに上がる時はそんなに緊張するタイプではなかったのですが、最近、なんでか緊張するようになってきました。ステージをこなすごとにだんだん慣れていき、緊張なんて無くなるものかと思っていたのですが、不思議なことです(笑)。今、この移動中のリラックスな状態でステージに上がれば、きっと心が付いてこないかもしれないし、緊張し過ぎな状態でステージに上がればきっと身体が硬くなってしまい100パーセントのパフォーマンスが発揮できないかも知れません。では、身体はリラックスしながら心が適度に緊張した状態を毎回ステージ前に保つことができれば、常に素晴らしい状態といえるのか…、これもまた未知数です。きっと正解なんて無いのかも知れません。その日の睡眠、起きた時間、食べた物、出会う人、話した言葉、見たもの、聞いたこと、天気や気温、湿度、アップの内容や練習量、身体の状態などで、さまざまなのだろうと思います。

 しかし経験を重ねることで、自分の心と身体と会話をして一番いい状態に近づけることができるようになります。若いころにはその経験が無かったので、いい時と悪い時の差が激しかったと思うんです。今、立たせていただいているステージにはたくさんの人々の想いや願いが詰まっていることを感じるようになると、自然と責任感が湧いてきて、どんな状況でもBESTなパフォーマンスをしたいと集中します。これが大人になったということなのか!?(笑)と、最近はいい意味で真面目にDANCEに取り組んでいるなと思います。
 ノリや勢いでいえば、10代や20代の若い時がやはりMAXですが、最近ある人からこんな言葉を聞きました。「若い」は形容詞ですが、「若い」の動詞はさて何でしょう? 実際の答えは分かりませんが、その人が言うには「湧く」だそうです。アイデアが湧いたり、力が湧くといった自分の中の何かが出て来るような状態。そう考えると経験や知識をつけて、自信が湧き、勇気が湧き10代や20代の時にはできない発想を湧かしてDANCEができると思うと人間どんどん若返ることができるのかも知れません(笑)。

 僕のDANCEの道はこれからも続きますが、とりあえず福岡で一区切りするEXILE PRIDEはまた9月にパワーアップして帰ってきます。その時は今以上にできることをたくさん湧かして、最高のDANCEをしたいと思っていますのでぜひ楽しみにしていてください!

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第10回「静かなひとときに、機上で考えたこと。」

2013.06.15 Vol.DANCEの道

 今、見えている景色は飛行機の座席の二重になった小さな窓から見える雲の上の世界…。ちょうど夕方で太陽が沈みそうな神秘的な空の真ん中で、ツアーの本編最終地である福岡を目指しています。移動の時はだいたいメンバーみんなで動きますが、その過ごし方はさまざまです。寝ている人、本を読む人、食事をする人、仕事をしている人と、各々ですが、僕はこの雰囲気がなぜか好きです。明日には福岡ドームの満員のファンのみなさんの前でEXILE PRIDEを胸に全力パフォーマンスをしますが、その前の静かなひと時って感じがして心も身体もリラックスしています。

 僕はステージに上がる時はそんなに緊張するタイプではなかったのですが、最近、なんでか緊張するようになってきました。ステージをこなすごとにだんだん慣れていき、緊張なんて無くなるものかと思っていたのですが、不思議なことです(笑)。今、この移動中のリラックスな状態でステージに上がれば、きっと心が付いてこないかもしれないし、緊張し過ぎな状態でステージに上がればきっと身体が硬くなってしまい100パーセントのパフォーマンスが発揮できないかも知れません。では、身体はリラックスしながら心が適度に緊張した状態を毎回ステージ前に保つことができれば、常に素晴らしい状態といえるのか…、これもまた未知数です。きっと正解なんて無いのかも知れません。その日の睡眠、起きた時間、食べた物、出会う人、話した言葉、見たもの、聞いたこと、天気や気温、湿度、アップの内容や練習量、身体の状態などで、さまざまなのだろうと思います。

 しかし経験を重ねることで、自分の心と身体と会話をして一番いい状態に近づけることができるようになります。若いころにはその経験が無かったので、いい時と悪い時の差が激しかったと思うんです。今、立たせていただいているステージにはたくさんの人々の想いや願いが詰まっていることを感じるようになると、自然と責任感が湧いてきて、どんな状況でもBESTなパフォーマンスをしたいと集中します。これが大人になったということなのか!?(笑)と、最近はいい意味で真面目にDANCEに取り組んでいるなと思います。

 ノリや勢いでいえば、10代や20代の若い時がやはりMAXですが、最近ある人からこんな言葉を聞きました。「若い」は形容詞ですが、「若い」の動詞はさて何でしょう? 実際の答えは分かりませんが、その人が言うには「湧く」だそうです。アイデアが湧いたり、力が湧くといった自分の中の何かが出て来るような状態。そう考えると経験や知識をつけて、自信が湧き、勇気が湧き10代や20代の時にはできない発想を湧かしてDANCEができると思うと人間どんどん若返ることができるのかも知れません(笑)。

 僕のDANCEの道はこれからも続きますが、とりあえず福岡で一区切りするEXILE PRIDEはまた9月にパワーアップして帰ってきます。その時は今以上にできることをたくさん湧かして、最高のDANCEをしたいと思っていますのでぜひ楽しみにしていてください!

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