映画『翔んで埼玉Ⅱ(仮)』の製作決定が11日、発表された。前作に引き続きGACKT、二階堂ふみが続投する。
2009年、魔夜峰央による伝説的作品を実写映画化し、埼玉を徹底的にディスるという衝撃的な内容で大きな話題を呼んだコメディー。興行収入37.6億円、日本アカデミー賞では最優秀監督賞を含む12部門を受賞するという予想を超える大ヒットを果たした。
前作の公開から2年の時を経て、続編となる『翔んで埼玉Ⅱ(仮題)』の製作が決定。
麻実麗(あさみれい)役のGACKTは「また高校生を演じるのか」「不安しかありません」と微妙なコメントを寄せ、原作者・魔夜峰央は「改めて言うが、正気か」と困惑気味。一方、壇ノ浦百美(だんのうらももみ)役の二階堂ふみは「真面目に不真面目な大人たちが集まる現場にまた呼んでいただけて、とても光栄です」、武内英樹監督も「日本最高峰の茶番劇をお届けしたいと思っています」と意気込みのコメント。
若松央樹プロデューサーいわく「前作の公開中、埼玉の皆さまから“もっとディスっても大丈夫!”、他県の皆様には“自分たちの地元もいじってほしい!”といった熱い反響が多数寄せられ、続編の話が持ち上がった」とのこと。
「埼玉県人にはそこら辺の草でも食わせておけ!」「埼玉なんて言っているだけで口が埼玉になるわ!」といった名セリフの数々を超える“ディス”セリフが生まれるのか、期待せずにはいられない。
『翔んで埼玉Ⅱ(仮)』は2022年公開予定。