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HIROYA | TOKYO HEADLINE - Part 3
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木村がHIROYAを完全KO

2015.04.25 Vol.641

 K-1ではトーナメントが終わった階級は王者を軸にワンマッチが組まれていく。この日は今後の−65kg戦線を大きく左右する3試合と−60kg王者である卜部功也の試合が組まれた。

 当初、−65kgトーナメントには出場しなかったものの、実力者として誰しもが認める野杁正明とトーナメントを制したゲーオ・フェアテックスの対戦が予定されていた。しかし、ゲーオが3月の試合で負った額の傷がいえず欠場。野杁はマサロ・グランダーとの対戦となったのだが、1R終盤にマサロのテンカオで右まぶたから出血。2R40秒でドクターストップによりTKO負けとなってしまった。

「−65kg日本人最強決定戦」とうたわれた左右田泰臣vs久保優太。トーナメントではともにゲーオに敗れており、次期挑戦権をかけた戦いでもあった。序盤は距離を詰めての打ち合いが展開されたが、徐々に左右田のヒザが効き始め、3Rには久保に組み付きでの減点1があり、大差の判定で左右田が勝利を収めた。

 1月大会でゲーオを破るという金星をあげ、ただいま絶好調の木村“フィリップ”ミノルとHIROYAの対戦は互いの戦いにおけるポリシーの違いもあって、戦前から激しい舌戦が繰り広げられたが、木村が1Rに3つのダウンを奪ってKO勝ち。試合後のマイクも「今のK-1は階級がいくつもあるんで各階級にスターがいるけど、俺が盛り上げます。K-1復活!」と冴えわたった。

 −60kg王者の功也は準決勝で兄・弘嵩を苦しめたハビエル・エルナンデスと対戦。功也はエルナンデスのローキックに苦しめられたものの、ボディーへのヒザ、左右フックの連打で追い詰める。KOこそできなかったものの、ジャッジ3人が功也に30点をつけ、3−0の判定勝ち。大きな山をひとつクリアした。

11・3『K-1 WORLD LEAGUE -65kg初代王座決定トーナメント』組み合わせ発表

2014.09.22 Vol.626

 K‐1実行委員会が22日、都内で会見を開き、『K-1 WORLD LEAGUE』(11月3日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で開催される「-65kg初代王座決定トーナメント」の出場全選手とトーナメントの組み合わせを発表した。
 これまでアマチュアの大会、K-1甲子園が開催されてきたが、新生K-1の本格始動戦とあって刺激的なカードが並んだ。
 1回戦は「HIROYA vs マイケル“トマホーク”トンプソン」「左右田泰臣vs 木村“フィリップ”ミノル」「山崎秀臣vs ゲーオ・フェアテックス」「久保優太vs ラズ・セルキシアン」の4試合。
 会見にはトンプソンとセルキシアン以外の6人が登壇した。
 カード発表で一番ざわついたのが、左右田と木村の一戦。木村が「どう頑張ってもしょせんは左右田なんで。僕には敵わない。自分と戦ってこの世界で生きていくことをあきらめさせたい」と挑発すると、左右田は「この試合が盛り上がるように挑発してくれて、おつかれさまでした。用意してきたコメントを言われても響かないですし、気持ちはたぎりません。木村選手のコメントについては…特にありません」と切り返した。

Krush.43 34歳・寺崎が壮絶KOで初戴冠

2014.07.18 Vol.622

 立ち技格闘技の「Krush.43」が13日、東京・後楽園ホールで開催され、トリプルメーンのトリで行われた「Krush −65kg級タイトルマッチ」で挑戦者の寺崎直樹が王者HIROYAを1R1分29秒、KOで破って初戴冠した。

 ゴング早々、HIROYAはハイスピードで威力抜群のローキックを放つ。しかしこの一発で寺崎にスイッチが入る。「このままだとやられる」と腹を決めた寺崎は距離を詰め短期決戦に出る。ボディーからの右フックでぐらつかせると、焦りを見せたHIROYAから立て続けに2度のダウンを奪ってKO勝ちした。HIROYAは王者の意地で立ち上がったが、足元がふらつきレフェリーが試合を止めた。

 HIROYAは王座決定トーナメントを全試合KOで勝ち抜き、今回が初防衛戦。現在、6連勝で4連続KO勝ち中とあって、下馬評ではHIROYA有利の声が大半だったが、引退をかけて臨んだ寺崎の執念にのみこまれた。

 トリプルメーンの第2試合では「ISKA 世界バンタム級タイトルマッチ」が行われ、王者の寺戸伸近がヴェダット・ウルックを1R1分8秒、右ストレート一発で沈め、3度目の防衛。

 トリプルメーンの第1試合で行われた「Krush 女子タイトルマッチ」では初代女子王者・朱里が谷山佳菜子を判定で破り初防衛。秋に行われるK−1への出場をアピールした。

Krush.43  34歳・寺崎がHIROYAに壮絶KO勝ち

2014.07.14 Vol.621

 立ち技格闘技の「Krush.43」(13日、東京・後楽園ホール)で三大タイトルマッチが開催された。
 トリプルメーンイベントで行われたタイトル戦。トリを飾ったのは「Krush -65kg級タイトルマッチ」。王者HIROYAに寺崎直樹が挑戦した。HIROYAは王座決定トーナメントを全試合KOで勝ち抜きベルトを巻いた、今最も勢いに乗っている選手だ。対する寺崎は梶原龍児の引退カウントダウンでの熱闘と前戦のKO勝利の内容を評価されての挑戦。34歳、キック人生10年にしてやってきた最大のチャンスだった。
 とはいっても寺崎は一時不調を極め、「WILDRUSH リーグ2012」では最下位。戦績と現在の勢いを考えるとHIROYAの優位は動かないと思われた。
 しかし試合は1R、KOで決着。勝者は寺崎だった。1R開始早々、HIROYAのハイスピードのローキックを食らった寺崎は「長期戦になったらやられる」と方向転換。一気に距離を詰め打ち合いに持ち込む。コーナーに詰め放った右ストレートでHIROYAをぐらつかせると、足を使って距離を取ろうとするHIROYAを追いかけ右ストレートでダウンを奪う。立ち上がったHIROYAに、寺崎は追撃のパンチの連打。HIROYAは寺崎に寄りかかるように2度目のダウン。王者の意地でなんとか立ち上がったが、足元がふらつき、レフェリーが試合を止めた。
「チャンピオンになれなかったらやめようと思っていた」という寺崎の執念が若さと勢いを上回った。

前田憲作プロデューサーのもと「K-1 WORLD LEAGUE」発足

2014.05.29 Vol.618

 日本で生まれ、世界的なビッグイベントとなった立ち技格闘技の「K-1」が新たに「K-1 WORLD LEAGUE(K-1ワールドリーグ)」として始動することとなった。K-1実行委員会が29日、都内で発足会見を開き、その概要が発表された。
 実行委員会はK-1プロデューサーとK-1GYM総本部の代表を務める前田憲作氏、K-1GYM目黒の代表・内田康弘氏、K-1GYM EBISU 小比類巻道場代表の小比類巻貴之氏、K-1GYM総本部チーフトレーナーの梶原龍児氏からなる。運営は現在、立ち技格闘技の「Krush」を運営するグッドルーザーが担当する。
 この日はまず前田氏とグッドルーザーの宮田充氏が登壇。前田氏が「K-1は日本が誇れる武道であり、格闘技。このままK-1をなくすわけにはいかない。誰かがやらなければならないというなかで、今回プロデューサーを引き受けることになった」とし、「K-1には選手としても指導者としても大きな経験をさせてもらった。そのK-1に恩返しをするためにも、今まで人生をかけて頑張ってきたチームドラゴンの代表を降りて、これからはK-1のために人生をかけて頑張りたい」と決意を語った。
 新しいK-1は「プロイベント」「アマチュア大会」「K-1ジム」を展開していく。プロイベントは「K-1 WORLD LEAGUE」の名称で55キロ級からヘビー級まで5階級で展開。11月3日に代々木競技場第二体育館で第1回大会が開催される。
 K-1ジムは現在都内に3つあるのだが、今後は「プロを目指す人から一般の方々まで、武道として、スポーツとして、フィットネスとして、ともに汗を流せる場所として全国に広めていきたい」(前田氏)という。

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