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K-1 WORLD G | TOKYO HEADLINE
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「K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ」 山崎「中に入ってドン!」で因縁決着へ

2017.04.09 Vol.688

 新生K-1は好カードの出し惜しみをしない。今回もスーパーファイトも豪華なカードが並んだ。

 中でもそのドラマ性とタイトルマッチということから最も注目を浴びるのが王者ゲーオ・ウィラサクレックに山崎秀晃が挑む「K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ」だろう。

 両者は2014年11月の新生K-1旗揚げ戦で行われた「?65kg初代王座決定トーナメント」の1回戦で対戦し、ゲーオがハイキックで山崎の額を破壊し、勝利を収めると、勢いそのままに優勝。一方、山崎は額の陥没骨折などで長期欠場と明暗を分ける。

 復帰し?65kgに階級を上げ、Krushのベルトも獲り、K-1に戻ってきた山崎は昨年3月の「?65kg日本代表決定トーナメント」に出場し戦前の予想を覆し優勝。6月の「世界最強決定トーナメント」への出場権を獲得しついに打倒ゲーオに王手をかける。しかし準決勝でイリアス・ブライドに不覚を喫し、リベンジの機会を逃してしまう。

 しかしその敗戦が延長の末スプリットの判定であり、トーナメントで日本人の有力選手が軒並みゲーオに敗れてしまったことから、最後の砦として山崎に9月大会での王座挑戦のチャンスが巡ってくる。

 しかし戦いの神様は山崎にとことん冷たい。今度はゲーオがおたふくかぜで欠場というよもやの展開。しかもゲーオの代役で出場したゴンナパー・ウィラサクレックに敗れてしまうという失態を犯した山崎。その試合で左ヒザに深いダメージを負い、またも長期欠場。今回はもう何度目かの仕切り直しの一番なのだ。

 山崎の打倒ゲーオの作戦は「中に入ってドン!」。2年半ぶりの因縁の対決は果たしてどう転ぶのか…。

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