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K-1 | TOKYO HEADLINE - Part 10
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松岡力が加藤虎於奈からダウンを奪っての判定勝ちで王座獲得【Krush.124】

2021.04.24 Vol.Web Original

昨年11月の対戦では加藤が反則勝ち

「Krush.124」(4月23日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベント第2試合で行われた「Krushウェルター級タイトルマッチ」で王者・加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)に松岡力(K-1ジム五反田チームキングス)が挑戦。松岡が2Rにダウンを奪ったうえで3-0の判定で勝利を収め第9代王者に就いた。

 2人は昨年11月に、次期挑戦者決定戦の意味合いもあった試合で対戦。2Rに加藤が2つのダウンを奪った後に松岡がヒザ蹴りでダウンを取り返したが、この時の攻撃がK-1ジャパングループでは禁止されている両手で相手をつかんでのものだったことからダウンにはならず。そしてこの攻撃で加藤が試合続行不可能となり、試合は加藤の反則勝ちとなった。加藤は1月に山際和希から王座を奪った後のマイクで次の挑戦者に松岡を指名。今回の決着戦となる再戦が実現した。

王者になるために必要なもの。壽美「一番は強さ。二番目は心」、真優は「一番は気持ち。二番目は華」【Krush.124】

2021.04.22 Vol.Web Original

女子フライ級王座決定トーナメント決勝で対戦

「Krush.124」(4月23日、東京・後楽園ホール)の前日計量が4月22日、東京都内で行われ、全選手が1回目の計量で規定体重をパスした。

 今大会ではダブルメインイベントでタイトルがかかった2試合が行われる。

 その第1試合で「第5代Krush女子フライ級王座決定トーナメント」の決勝戦が行われ、真優(月心会チーム侍)と壽美(NEXT LEVEL渋谷)が対戦する。

 同トーナメントは今年の1月大会からスタート。準決勝で真優はNA☆NAをKOで、壽美は芳美をフルマークの判定で破り決勝に進出した。

 会見に同席したKrush エバンジェリストの石川直生氏は「K-1ジャパングループの女子戦線もだいぶ層が厚くなってきた。個性あふれる選手もだいぶ多くなってきた。壽美選手はKANA選手を破ったことで首を狙われる存在になったが、まだまだここから、という気持ちを大切にしているのが伝わってくる。真優選手は月心会という素晴らしいチームに所属し、その中心選手として心身ともに無限の成長をしていることが感じられる。2人ともKrushのベルトを巻くことで女性としてはもちろん、ファイターとして、どのような輝きを見せてくれるか楽しみにしている」と2人の戦いに期待した。

1週間性欲禁止で初防衛戦に臨む加藤虎於奈「ヤバい試合を見せる」【Krush.124】

2021.04.22 Vol.Web Original

昨年11月に反則裁定。タイトルをかけて完全決着戦

「Krush.124」(4月23日、東京・後楽園ホール)の前日計量が4月22日、東京都内で行われ、全選手が1回目の計量で規定体重をパスした。

 今大会ではダブルメインイベントでタイトルがかかった2試合が行われる。

 その第2試合では王者・加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)に松岡力(K-1ジム五反田チームキングス)が挑戦する「Krushウェルター級タイトルマッチ」が行われる。

 2人は昨年11月に対戦。次期挑戦者決定戦の意味合いもあったこの試合は2Rに加藤が2つのダウンを奪った後に松岡がダウンを取り返したが、この時の攻撃がK-1ジャパングループでは禁止されている相手をつかんでのヒザ蹴りだったことから、加藤の反則勝ちとなった。

 加藤はこの後、今年1月に王者・山際和希に挑戦し判定勝ちを収め、第8代Krushウェルター級王座を獲得。今回が初防衛戦。

 松岡はその11月の反則負けの一戦からの再起戦となる。

新フェザー級王者・椿原龍矢が玖村修平を迎撃。「椿原流の戦い方を作る」【5・23 K-1】

2021.04.20 Vol.Web Original

椿原が王座戴冠後の初戦迎える

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」(5月23日、東京・大田区総合体育館)の第2弾カード発表会見が4月19日、東京都内で開催された。

「K’FESTA.4 Day.1」で行われた「K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ」で江川優生に挑戦し、延長にもつれ込む接戦を制し第4代K-1 WORLD GPフェザー級王者となった椿原龍矢(月心会チーム侍)が王座戴冠後の初戦を迎える。対戦相手は玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)となった。

 椿原は昨年9月の大阪大会でスーパーファイトで江川と対戦し判定勝ち。タイトルをかけた再戦でも判定勝ちを収めた。

 玖村はかつてはスーパー・バンタム級で戦っていたが、階級を上げ、昨年9月から「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」に出場。1回戦は勝ち上がったものの、11月に行われた準決勝では王者となった新美貴士に判定負け。今年の「K’FESTA.4 Day.2」で当初は才賀紀左衛門と対戦予定だったが、才賀がケガで欠場したため鷹大と対戦し、判定勝ちを収め再起を果たした。

前ライト級王者・林健太がスーパー・ライト級に階級を上げヴィトー・トファネリと対戦【5・23 K-1】

2021.04.20 Vol.Web Original

前戦でゴンナパーに敗れ王座陥落

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」(5月23日、東京・大田区総合体育館)の第2弾カード発表会見が4月19日、東京都内で開催された。

 前K-1ライト級王者の林健太(FLYSKY GYM)がスーパー・ライト級のスーパーファイトでヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館)と対戦する。

 林は、昨年12月の両国大会で王座をかけてゴンナパー・ウィラサクレックと対戦。判定で敗れ王座から陥落した。

 林は階級アップの理由として「一番は減量。やっぱりライト級だと少し厳しいと思ったので、階級を上げようかなというのは思っていた。ライト級だったら少し減量がきついけど、スーパー・ライト級だったら、体が少し小さいかなという不安もあったが、トレーナーと話し合って今年に入ってからフィジカルも徹底してやってきた。今はスーパー・ライト級で戦える万全な身体になってきていると思うので、しっかり攻撃力を見せてKOで倒せると思う」と語り、スーパー・ライト級での戦いには不安はないよう。

MIOが対戦相手の菅原美優の発言に「天然!?」と戸惑い【5・23 K-1】

2021.04.17 Vol.Web Original

スーパーファイトでMIOと菅原美優が対戦

 K-1が4月17日、東京都内で「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」(5月23日、東京・大田区体育館)の第1弾カード発表会見を行った。

 女子アトム級のスーパーファイトでMIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が対戦することが発表された。

 MIOはシュートボクシング(SB)の元日本ミニマム級王者。昨年9月の大阪大会でK-1初参戦を果たしたものの高梨knuckle美穂に判定負け。しかし今年3月の「K’FESTA.4」では山田真子と対戦し、ダウンを奪ったうえでの判定勝ちでK-1初勝利を挙げている。

 菅原は現Krush女子アトム級王者。今年の「K’FESTA.4」でK-1初参戦を果たし、こちらもダウンを奪ったうえでNOZOMIに判定勝ちを収めている。

 会見で菅原は「またK-1という素敵な舞台に出られることをうれしく思っています。キャリアもすごく上の選手。挑む形での試合はあまりなかったと思うのでワクワクしています。一生懸命頑張ります」と連続参戦に笑顔を見せた。

 MIOについては「格闘技を見ていただけの時から存在は知っていた。打撃より投げで勝っているイメージだった。K-1の初戦は“ああ、こんな感じなんだ”と思って、そんなに怖いとは思わなかったが、この前の試合は別人のようになっていて、ちょっと分からなくなった。でもいつかはやるなと思っていたので、倒したい」、試合については「(MIOは)パンチが上手なイメージ。キャリアもありますし、その場の応用がいっぱいできると思うので、やっぱり気持ちでは負けてはいけないというのと、今はパンチの練習もしていて打ち合いもできるようになっているので、パンチの選手にパンチで勝ちたい」と話した。

壬生狼一輝ら8選手が参加の「バンタム級日本最強決定トーナメント」開催【5・23 K-1】

2021.04.17 Vol.Web Original

「3つのコンセプト」を掲げて大会を開催

 K-1が4月17日、東京都内で「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」(5月23日、東京・大田区体育館)の第1弾カード発表会見を行った。

 会見の冒頭、中村拓己プロデューサーが今大会は「3つのコンセプト」を掲げて大会を開催することを発表。その3つとは「原点回帰」「ワンデートーナメントの復活」「未来のスターの青田買い」。

「原点回帰」については「K’FESTA.4で武尊選手とレオナ・ぺタス選手が素晴らしい試合を繰り広げてくれた。武尊選手は2014年の旗揚げからエースとしてK-1を引っ張ってきた王者。レオナ選手はKrushから実績を積み上げて、最強の挑戦者として武尊選手に挑んだ。あの2人がK-1の歴史に残るような素晴らしい試合を見せてくれて、我々としてはいい意味で旗揚げからやってきたことが一つの形になったと思うし、ひと区切りがついたのではないかと思っている。そういう意味で次の大田区大会は新たなスタートになると思う。新生K-1の旗揚げ戦の気持ちを思い出して、またここから新しいK-1を作っていくんだという気持ちを持って、この大会をやっていく。そういう気持ちで原点回帰というコンセプトを挙げさせてもらった」と説明。

「ワンデートーナメントの復活」については「これがK-1の醍醐味。最もK-1の色が出るもの。昨年はコロナの影響でできない状況が続いていたが、今大会では原点回帰のコンセプトのもと8人参加のトーナメントを1年2か月ぶりに開催する」。

晃貴が兄貴分の武尊とレオナ・ぺタスの試合に「あれは凄い。自分もああなりたい」【Krush.125】

2021.04.17 Vol.Web Original

スーパー・バンタム級戦線を占う2カードが発表

「Krush.125」(5月30日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が4月16日、東京都内で開催された。

 この日は晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)、小倉尚也(スクランブル渋谷)vs 小巻海斗(真樹ジムAICHI)という今後のスーパー・バンタム級戦線を占う2カードが発表された。

 晃貴は元Krushバンタム級王者。スーパー・バンタム級に階級アップ後は惜しい形で星を落とすこともあったが、前戦の野田蒼戦では約3年半ぶりのKO勝ちを収め、復活の狼煙を挙げた。

 対する黒田は黒星が先行しているものの、森坂陸、椿原龍矢といったトップ戦線で戦う選手に敗れた星もあり、K-1の中村拓己プロデューサーも「一つのきっかけがあればまた勝っていけるポテンシャルを持っている」と期待をかけるファイター。

 晃貴は「前回勝って、練習もいい環境でできていてコンディションもいいんで、今回もしっかり倒して、上にいきたい」と話した。前回は久々のKO勝ちだったのだが「今までは相手を見ずにがむしゃらにやっていた感じだった。前回はしっかり相手を見て戦えたんで、それがKOにつながったと思う」と振り返った。

 黒田については「身長も高いし、リーチも長いし、上手い選手」と評した。

武尊がボクシング転向の那須川天心にエール。そして「立ち技での最強は僕ということを証明する。それからボクシングに行ってほしい」

2021.04.16 Vol.Web Original

ラジオではレオナ・ぺタスとの激闘を振り返る

 K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王者の武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が4月16日、先日、来年3月でキックボクシングを引退しボクシングに転向することを正式に発表した那須川天心にエールを送った。

 この日、武尊はTOKYO FMのラジオ番組『JAPAN MOVE UP』の収録に参加。収録後に本紙の直撃に答えた。

 武尊は「新しい目標に向かって進むというのはすごいことだと思うし、格闘技界全体で見れば格闘技が盛り上がることだと思うので頑張ってほしいです」と那須川の決断にエールを送った。

 そしてその一方で「でもK-1、立ち技、キックボクシングルールでの最強は僕だということをしっかり証明するので、それからボクシングに行ってほしいと思います」とも続けた。

 来年4月以降はジャンルは変わるが、格闘技を盛り上げるという意味ではお互いに頑張ろうということ?と聞くと「そうですね」と大きくうなずいた。

 武尊は大晦日にRIZINの会場に姿を現し、那須川天心戦の実現に自ら大きな一歩を踏み出した。那須川も3月28日に行われた「K’FESTA.4 Day.2」に来場した。

 二度の延期もあり、大きなプレッシャーの中で最強の挑戦者レオナ・ぺタスを2RKOで破った武尊は試合後にはプレッシャーで不眠症になったことや笑顔を忘れていたことなどを明かし、大きな話題となった。

 あの試合以上のプレッシャーはそうそうないのでは?と聞くと武尊は「毎回、いつもこの試合が一番きついと思って、勝てばそれも背負って次の試合に行かないといけないので、さらに大きくなっていく。それをここ数年繰り返している感じ。プレッシャーは毎回大きくなりますね」と改めてレオナ戦でのプレッシャーを振り返った。

 武尊はこの日の収録ではレオナとの試合を改めて振り返り、今後の目標などについても語った。この模様は4月17日の21時30分から放送される。

壽美「紅絹さんと“絶対にチャンピオンになる”と約束した」と王座奪取を誓う【Krush.124】

2021.04.13 Vol.Web Original

王座決定トーナメント決勝で真優と対戦

「Krush.124」(4月23日、東京・後楽園ホール)で行われる「第5代Krush女子フライ級王座決定トーナメント・決勝戦」に出場する壽美(NEXT LEVEL渋谷)が4月13日、都内の所属ジムで公開練習を行った。

 壽美は決勝で真優(月心会チーム侍)と対戦する。

 同トーナメントはKANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)の王座返上に伴い4選手によって行われるもので、今年1月からスタート。壽美は準決勝で芳美(OGUNI-GYM)を、真優はNA☆NA(エスジム)を破り決勝に進出した。また壽美は昨年11月のK-1福岡大会でK-1 WORLD GP女子フライ級王者のKANAを破っており、今回のトーナメントの大本命でもある。

 壽美はこの日は2分間のミット打ちを行い、左右のパンチに左ミドル、ヒザ蹴りと繰り出し、好調な仕上がりをうかがわせた。

武尊がレオナ戦を語る「真剣で切り合っているような緊張感」「行けると思う前に打ち合いに行ったのは初めて」【K-1】

2021.03.29 Vol.Web Original

「最高の相手と最高の舞台で最高の試合ができたなという気持ち」

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」(3月28日、東京・日本武道館)の一夜明け会見が3月29日、都内で開催された。

 レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)を相手に2度目の防衛を果たしたK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が改めて激闘を振り返った。

 二度の延期を経て実現したこの試合、武尊はレオナについて「K-1で戦う中で最高の相手と思っていた。強さも分かっていた。もちろん勝つつもりではいたが、打ち合ったらどっちが倒れるか分からない相手だなと思っていた。K-1の60kgの選手を倒して、トップまで上り詰めてきてくれての挑戦だったので、最高の相手と最高の舞台で最高の試合ができたなという気持ち。試合が終わってちょっと話したが、すがすがしいというか、恨みとか一切なしに全力でぶつかり合えた相手なのでリスペクトしているし、いい相手だったなと思う。戦っていて楽しい相手は今までも何人もいたが、今回は特別な気持ちで戦えたというのはある。殴り合いたいと思った選手はもちろんいたが、あそこまで強さがあって、実力がいい意味で拮抗していて、ファイトスタイルも噛み合って、という選手はなかなかいなかった。真剣で切り合っているような緊張感を感じられて、恐怖ではあったが、この恐怖をもっと感じたいということで、作戦を無視して打ち合いに行ったので、幸せな恐怖でした。それはレオナ選手に殺傷能力があったからかもしれない。これまでは“この人のパンチだったら大丈夫だな”と思う人と打ち合っていたところもあった。いつもは自分がペースを取りながら“どんなもんなんだろう?”ということを感じつつ、行けると思ったら打ち合っていた。昨日は行けると思う前に打ち合いに行った。それは初めてかもしれない」とこれまで戦った選手の中でも一番の強敵と認めた。

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