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挑戦者の上から目線に王者・林健太カチン。「3年前の逆バージョンで仕留めたい」【K-1】

2020.12.12 Vol.Web Original

約3年ぶりの再戦

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1冬の大一番~」(12月13日、東京・両国国技館)の前日計量が12月12日、都内で開催された。

 メインで行われるK-1 WORLD GPライト級タイトルマッチで対戦する王者・林健太(FLYSKY GYM)と挑戦者のゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)はともに1回で規定体重をクリアした。

 2人は2017年にKrushで対戦し、ゴンナパーが1RでKO勝ちを収めている。ゴンナパーは翌年、佐々木大蔵を破りKrush王座を獲得。その年末の新生K-1初の大阪大会で行われた「K-1ライト級世界最強決定トーナメント」に優勝候補の筆頭として出場したものの、1回戦で篠原悠人にまさかの1RKO負けを喫した。

 そのトーナメントで優勝したのが林。そして林は翌年の「K’FESTA.2」で時の王者・卜部功也に延長の末、判定勝利を収め悲願のK-1王座を獲得した。

 今年9月の大阪大会で一度は再戦が組まれたものの、林のケガで流れてしまい、今回はついに約3年ぶりの対戦が実現した。

「K’FESTA.4」でK-1復帰の京太郎の相手がヘビー級のムエタイ戦士・実方宏介に決定【K-1】

2020.12.09 Vol.Web Original

「次の試合、蹴りは使いません」と宣言

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4~」(2021年1月24日、東京・代々木競技場第一体育館)の第2弾カード発表会見が12月9日、都内で開催された。

 第1弾カード発表会見で、プロボクシングからK-1への復帰と今大会への参戦が発表されていた京太郎(チーム京太郎)がスーパーファイトで実方宏介(真樹ジムAICHI)と対戦することが決定した。

 京太郎は2007年からはK-1を主戦場に戦い、「K-1 WORLD GP 2008 IN FUKUOKA JAPAN GP」で準優勝。09年の第2代K-1ヘビー級王座決定トーナメントではK-1で日本人初となる重量級の世界王者となった。2010年4月にピーター・アーツ、10月にはジェロム・レ・バンナからも勝利。そして、2011年にプロボクシングに転向すると、デビュー8戦目で日本ヘビー級王座を獲得。2017年にはOPBF東洋太平洋ヘビー級・WBOアジア太平洋ヘビー級王者に。そして、今年11月にプロボクシングからの引退を表明し、今回は約10年ぶりにK-1復帰を果たす。

 対する実方ははムエタイテクニックを武器とするヘビー級ファイターで、主戦場にしているBigbangではK-1でも活躍する愛鷹亮とも拳を交えた。現在は第2代Bigbangヘビー級王者に君臨、今回がK-1初参戦となる。

 コアラの被りもの姿で会見に現れた京太郎は、顔面含め全身タイツの赤と緑の人物を2人従えて登場。3人で実方の写真がプリントされたTシャツに着替えて、実方の顔がプリントされたお面を付けるなどやりたい放題。会見でも京太郎はマイペースに語る中で「次の試合、蹴りは使いません。蹴ったら痛いということが分かったので」と、パンチのみで戦うことを宣言。実方が「パンチで倒される前に、僕が蹴り倒す。周りには『ヤバいぞ。オマエ、やられるんじゃないか』と言われるが、やられる前に僕がやっちゃえばいい」と意気込むと、京太郎は「僕、この年になっても強いんですよね。あんまり練習しなくても。才能があるんですよ」と百戦錬磨の貫禄を示した。

スーパー・バンタム級王者・武居由樹がK-1からの卒業を発表【K-1】

2020.12.09 Vol.Web Original

12.13両国大会で卒業理由と今後の活動についてファンに報告

 K-1が12月9日、東京都内で会見を開き、第2代K-1スーパー・バンタム級王者の武居由樹がK-1ルールの試合から卒業することが発表された。

 この日は「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4~」(2021年1月24日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の第2弾カード発表会見が行われたのだが、その後に武居の会見が行われた。

 武居は「12月13日の両国大会でK-1を卒業させていただくことになりました。ここまで応援してくれたファンの皆さん、そして快く送り出してくれたK-1関係者の皆さん、ありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。卒業の理由と今後の活動については「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1冬の大一番~」(12月13日、東京・両国国技館)の第7試合(朝久泰央vs蓮實光)後に武居自身がファンに向けて報告する。

 武居はこれまでKrushバンタム級王座、K-1スーパー・バンタム級王座を獲得し、昨年はK-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントでも優勝するなど、圧倒的な強さで武尊と共に現K-1の顔といえる存在となっていた。

前戦惨敗の不可思が原点回帰「楽しむことを忘れていた」【K-1】

2020.12.03 Vol.Web Original

スーパーファイトで鈴木勇人と対戦

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1冬の大一番~」(12月13日、東京・両国国技館)に出場する不可思(クロスポイント吉祥寺)が12月3日、都内の所属ジムで公開練習を行った。

 不可思はスーパー・ライト級のスーパーファイトで鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)と対戦する。

 この日は2分間のミット打ちを披露。トレーナーの持つミットへパンチのコンビネーション、切れのいい左右のミドルキックを打ち込むなど仕上がりの良さを感じさせる動きを見せた。

 練習後に行われた会見でも「体調もコンディションもすごくいい。追い込みのピークも過ぎて、疲労を抜きつつ最後の仕上げという感じ」と仕上がりに自信を見せた。

兄弟で2日連続の王座奪取を狙う加藤虎於奈が王者・山際和希に挑戦【Krush.121】

2020.12.02 Vol.Web Original

王者・山際にとっては真価の問われる一戦

「Krush.121」(2021年1月23日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が12月2日、都内で開催された。

 今年8月に行われた「第7代Krushウェルター級王座決定トーナメント」で優勝し王座に就いた山際和希(谷山ジム)が加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS)を相手に初防衛戦に臨む。

 山際はトーナメントでは準決勝で一吉をKO、決勝では優勝候補と目されていた近藤魁成と対戦し、近藤が1R終了間際に自ら放ったパンチで右腕を痛め、試合続行不可能となり、TKO勝ちを収めた。

 王座戴冠後の初戦となった11月の「スーパービッグバン2020 ビッグバン10周年記念興行・谷山ジム35周年記念興行」ではFUMIYA(ポゴナ・クラブジム)にまさかのKO負けを喫しており、今回は王者としての真価を問われる一戦となる。

 対する加藤は11月大会で松岡力と対戦。勝者がタイトル挑戦に大きく近づくとされていたこの一戦で松岡に反則勝ち。結果自体はすっきりしないものであったが、それまでに2度のダウンを奪うなど圧倒的な強さを見せ、今回の挑戦にこぎつけた。

“剛腕”大月晴明が「最後にリングで会いたい人がいる」と6年ぶりにKrush復帰【Krush.121】

2020.12.02 Vol.Web Original

明戸仁志と対戦

「Krush.121」(2021年1月23日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が12月2日、都内で開催された。

 第3代Krushスーパー・フェザー級王者の大月晴明(NEXT LEVEL渋谷)が2015年1月のレオナ・ぺタス戦以来、6年ぶりにKrushに参戦。明戸仁志 (K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦する。

 大月は試合時には47歳になるベテランで55戦42勝(29KO)13敗のキャリアを誇る。タイトルもISKAムエタイ・インター コンチネンタル・スーパーライト級、WPKC世界ムエタイ・ライト級、元全日本ライト級を獲得。「2003全日本ライト級最強決定トーナメント」で優勝するなどレジェンドと称される存在だ。

悲願の王座獲得の菅原美優「自分との精神的な戦いに勝てたのが勝因」【Krush.119】

2020.11.28 Vol.Web Original

MOEを破り第3代Krush女子アトム級王者に

「Krush.119」(11月27日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が11月28日、都内で開催され、「第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント」決勝戦で勝利を収め、王座を獲得した菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が登壇した。

 菅原は「取りあえず勝てて、ホッとしています。(試合は)自分が想像していた試合展開ではなかったと思う。(MOEは)前蹴りの対策をしてくるということだったので、もっと強引に前に出てきたり、サイドを回られるかと思っていたが、思った展開とは違ってやりやすかった。あとはまたバッティングがあって申し訳なかった。それで顔を上げてパンチを打ったら“この距離で自分のパンチが当てられるんだ”という新しい発見があった。成長できる試合になったかなと思う」と試合を振り返った。そして「まだチャンピオンになった実感がない。今回はタイトルマッチということはあまり意識していなくて、負けるのが嫌でとにかく必死だった。試合前も全く余裕がなくて、SNSも更新できないくらい切羽詰まっていた。自分との精神的な戦いに勝てたのが勝因かと思う」などと続けた。

フェザー級新王者・新美貴士「寝るとそのまま帰らぬ人になりそうだった」と激闘を振り返る【Krush.119】

2020.11.28 Vol.Web Original

玖村、森坂を破り第5代王者に

「Krush.119」(11月27日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が11月28日、都内で開催され「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」で優勝し、王座に就いた新美貴士(名古屋JKファクトリー)が登壇した。

 新美は準決勝で玖村修平を、決勝で森坂陸とほとんど手を休めない打ち合いを展開。決勝は延長となったことから計7Rを戦い抜き、王座を獲得。この日はその激闘を物語るように顔のはれがひかないことからサングラスをかけたままでの会見となった。

 新美は「いろいろな人の支えのおかげで、このKrushのベルトを獲ることができた。ありがとうございます。2試合とも相手が強かった。試合前は2人とも1Rで倒してやろうという思いで倒しに行ったが、気持ちも強くてなかなか倒れてくれなかった。それでもこのベルトを絶対に獲りたくてずっとやってきたので、最後は執念でなんとか手数を出し続けることができた」などと試合を振り返った。また「今日は寝ていない。頭が痛くて、寝るとそのまま帰らぬ人になりそうだったので寝ずにいました(笑)」とも語った。

新美貴士が玖村修平、森坂陸を倒しフェザー級王座獲得【Krush.119】

2020.11.28 Vol.Web Original

第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント

「Krush.119」(11月27日、東京・後楽園ホール)で行われた「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」で新美貴士(名古屋JKファクトリー)が決勝で森坂陸(エスジム)を破り、第5代王座に就いた。

 新美は2018年8月のKrush名古屋大会からK-1ジャパングループに参戦。名古屋を拠点としていることもあり、K-1にも大阪と名古屋の大会に出場。そのなかで着実に実績を重ね、今回のトーナメントへの参加を果たした。

 9月に行われた1回戦は対戦相手の知良が脱水症状で計量に不参加となったため不戦勝となっていた。

村越優汰「本来の戦い方をすれば問題なく勝てる」【K-1】

2020.11.27 Vol.Web Original

12・13両国大会で山本直樹と対戦

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1冬の大一番~」(12月13日、東京・両国国技館)に出場する村越優汰(湘南格闘クラブ)が公開練習を行った。

 村越はスーパー・フェザー級のスーパーファイトで山本直樹(優弥道場)と対戦する。

 この日の練習は昨年から練習拠点としているK-1ジム三軒茶屋シルバーウルフで行った。2分間のミット打ちを行い、大宮司進代表の持つミットにワンツーなどのパンチ、前蹴りやローなどを打ち込んだ。

 練習後の会見では「いつもと変わらず。すごくいい練習ができています」と調整は順調のよう。
 
 村越は昨年11月の武尊、今年3月のレオナ・ペタスと連敗中。今回の山本戦については「連敗してすごく追い込まれているので、負けられないという気持ちがいつも以上に増している」と連敗脱出へ燃える。ここ2試合については「技術どうこうではなく、自分本来の戦い方ができてなかったというのがあったので、本来の戦い方に戻ってやれば特に問題なく勝てるかなと思う」と分析する。

玖村「3人とのレベルの違い見せる」、森坂「これまでにないチャンピオンになる」【Krush.119】

2020.11.26 Vol.Web Original

第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント

「Krush.119」(11月27日、東京・後楽園ホール)の前日計量と会見が11月26日、都内で開催された。「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」に出場する岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、森坂陸(エスジム)、玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)、新美貴士(名古屋JKファクトリー)の4人は1回で規定体重をクリアした。

 その後に行われた会見では新美は「1回戦は不戦勝で試合を見せることはできなかったが、かなりレベルアップしていると思う」、玖村は「明日、2試合倒してチャンピオンになる練習はしてきた。準備は整っているので明日はやるだ、森坂は「今まで以上に練習してきて、最高の体に仕上げることができた。練習でできたことを出せれば絶対に優勝できると思っている。明日は俺がチャンピオンになります」、岡嶋は「明日は2試合しっかり勝ちます。そのためにまず準決勝、勝ちます」とそれぞれ挨拶。

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