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久保ののらりくらりにピケオーが「試合の話をしろ!」と激怒【3・22 K’FESTA.3】

2020.03.21 Vol.Web Original

待ちに待った対戦なのに久保のコメントは試合以外のことばかりで…

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量と会見が3月21日、都内で開催された。

 ウェルター級タイトルマッチで対戦する王者・久保優太(サラバニアファミリー)と挑戦者のジョーダン・ピケオー(オランダ/Mike’s Gym)が会見で静かに火花を散らした。

 ついにこの2人の対戦が実現する。一昨年11月のK-1で木村“フィリップ”ミノルをKOした後にリング上から久保の持つ王座への挑戦をアピールしたピケオーに対し、久保も「個人的にはピケオーと戦いたい」と発言。一気に対戦の機運が高まったが、かねてから久保との対戦をアピールしていた城戸康裕が「順番は守って!」と主張。昨年の「K’FESTA.2」では久保vs城戸が行われ、久保vsピケオーは実現せず。その後、久保がケガで長期欠場となったことからピケオーにとっては長く“おあずけ”を食らい、今回は待ちに待った王座挑戦となる。

緊急参戦のペッダム「武尊は足が弱い」【3・22 K’FESTA.3】

2020.03.20 Vol.Web Original

スーパーファイトで武尊と対戦

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)への参戦が急きょ決まったペッダム・ペットギャットペット(タイ/ペットギャットペットジム)とアワターン・トー.モースィー(タイ/トー.モースィージム)が3月20日、都内で公開練習を行った。

 前日にメインで武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)とK-1& ISKAのダブルタイトル戦を行う予定だったアダム・ブアフフ(モロッコ)が新型コロナウイルスの影響などで来日不能にとなる緊急事態が発生。

 タイトル戦は取りやめとなり、スーパーファイトで武尊とペッダムが対戦することとなった。

 ペッダムはこの日、左右の強烈なパンチにロー、ミドルをバランスよく交えた2分間のミット打ちを披露。緊急参戦を思わせないスムーズな動きを見せた。

 練習後の会見では「調整はうまくいっている」と話した。

 試合3日前の決定でなおかつ対戦相手が武尊という過酷なオファーではあったが「K-1は前から知っていたのでうれしかった」と参戦には迷いはなかったよう。

ピケオー「カウンターを当ててこようが、それ以上の攻撃で倒す」と久保対策は万全【3・22 K’FESTA.3】

2020.03.19 Vol.Web Original

やっと久保優太の持つウェルター級王座への挑戦が実現

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で久保優太(サラバニアファミリー)の持つ「K-1 WORLD GPウェルター級王座」に挑戦するジョーダン・ピケオー(オランダ/Mike’s Gym)が3月19日、都内で公開練習を行った。

 ピケオーは現在、Krushスーパー・ウェルター級王座を5度防衛し、対日本人無敗記録も更新中。一昨年11月のK-1で木村“フィリップ”ミノルをKOした後にリング上から久保の持つ王座への挑戦をアピール。久保も「個人的にはピケオーと戦いたい」と発言したものの、同じく久保との対戦をアピールしていた城戸康裕が「順番は守って!」と主張。昨年の「K’FESTA.2」では久保vs城戸が行われ、ピケオーは野杁正明と対戦。久保とピケオーはともに勝利を収め、対戦の機運が高まったが、久保のケガで対戦が延び、今回やっとピケオーの王座挑戦が実現した。

トーナメントに出場の城戸と神保の対戦相手は超自然体【3・22 K’FESTA.3】

2020.03.19 Vol.Web Original

城戸と対戦のペイルスはハイアングルのヒザ蹴りを連発

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で開催される「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」に出場するミラン・ペイルス(スロバキア/Diamond gym Zilina)とエダー・ロープス(ポルトガル/Jazzy Fight Club K.O Team)が3月19日、都内で公開練習を行った。

 1回戦で城戸康裕(谷山ジム)と対戦するペイルスは2分間のミット打ちの中でハイアングルのヒザ蹴りを多く披露した。

 練習後の会見では「コンディションはとても良い。トーナメントで頂上に立てるように頑張りたい」と調子の良さをアピール。

 K-1初参戦についてはとても光栄。参戦することが夢だったので実現できてうれしい」と笑顔を見せた。

武尊の対戦相手らが新型コロナの影響で来日不可能に【3・22 K’FESTA.3】

2020.03.19 Vol.Web Original

武尊はタイのペッダム・ペットギャットペットと対戦

 K-1の年間最大のイベント「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~」に緊急事態が発生した。

 出場予定だったアダム・ブアフフ(モロッコ)、キム・フォーク(スウェーデン)、ニコラス・ラーセン(デンマーク)の3選手が折からの新型コロナウイルスによる影響などで来日不可能となり、欠場することとなった。

 ブアフフはメインで武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)とK-1とISKAのダブルタイトルマッチを行う予定だったのだが、この欠場に伴いタイトル戦は消滅。

 武尊はペッダム・ペットギャットペット(タイ/ペットギャットペットジム)とスーパーファイトで対戦することとなった。

 ペッダムは24歳にして140戦92勝(15KO)46敗2分の戦績を誇る。ムエタイのテレビマッチで活躍し、BBTVスタジアム認定フェザー級王座に就いた強豪。攻撃的なファイトスタイルと負けを恐れず前に出る気持ちの強さが売りのファイトスタイルで武尊との一戦は激しい打ち合いが予想される。

 武尊は今回のカード変更にあたり「対戦相手が変わったことは残念で、何よりタイトルマッチがなくなったことが悲しいですが、こういう状況もプラスに変えていけるように、今回の相手に集中して必ず勝って次に繋げます。みんなにパワーを与えられる試合を見せるので応援よろしくお願いします」とK-1を通じてコメントした。

 対するペッダムは「初めてK-1に出場して、チャンピオンのタケルと試合することを嬉しく思っている。もともと3月に予定されていた試合が流れてしまったので、どこでも誰でもいいから、試合がしたかった。タケルの映像を少し見たけど、パンチと気持ちが強そうだから、打ち合ってみようと思っている」とコメントした。

不可思が安保瑠輝也の「予期せぬ攻撃」に警戒【3・22 K’FESTA.3】

2020.03.18 Vol.Web Original

瑠輝也の持つ「スーパー・ライト級王座」に挑戦

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で安保瑠輝也(team ALL-WIN)の持つ「K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座」に挑戦する不可思(クロスポイント吉祥寺)が3月18日、都内にある所属ジムで公開練習を行った。

 試合4日前とあって、2分間のミット打ちでは切れのあるパンチの連打に左右のミドルにハイキックを見せ、好仕上がりを思わせる動き。

 練習後の会見でも不可思は「体調的な部分でも感覚的な部分でもすごくいい。間違いなく過去最高の仕上がりだと感じている」と胸を張った。

 不可思は自ら「外敵」と名乗り、昨年6月の両国大会でK-1初参戦。その後、Krushのリングも含め、まだ3試合しかしていないにもかかわらず、今回の対戦でも不可思の勝利を期待するK-1ファンも多い。これについては「はっきりとした理由は自分では分からないが、僕が試合で見せたいと思っていることと、ファンの皆さんが見たいと思っているものとか楽しんでくれることが少しは合ったのかなと思う。それで応援してくれるK-1ファンがいてくれるのかなと思う」とここまでのK-1グループでの試合を振り返った。

スーパー・ライト級で中野滉太vs瑠久の注目対決【4・25 Krush.113】

2020.03.12 Vol.Web Original

タイトル戦線を占う重要な一戦

「Krush.113」(4月25日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が3月12日、東京都内で開催された。

 スーパー・ライト級で中野滉太と瑠久が対戦する。

 中野は武居由樹、江川優生、シナ・カリミアンという3人のK-1王者とKrush王者の佐々木洵樹を擁するPOWER OF DREAMの5人目のチャンピオンを狙う存在。

 瑠久は「K-1甲子園2017」-65kg準優勝でプロ戦績も9戦7勝(3KO)2敗のK-1グループの次代を担う存在。試合時はともに21歳というフレッシュな対戦となった。

 この日の会見には中野は欠席。瑠久のみが登壇した。

 瑠久は「意気込みはまだあまりない。とりあえず勝つことだけを考えて試合に向けてしっかり練習を積んでいきたい。(中野の)印象はPOWER OF DREAMというすごくいいジムで環境も整っていて、うらやましいという部分もある。すごく頭を使って戦ってくる選手だと前回の試合を見て思った。それ以外は特にない」と話した。

 この試合は今後のタイトル戦線を占う重要な一戦となりそうなのだが「自分も次は中野選手かなと思っていた。同じくらいの戦績で、実力が試される試合。ここで俺がしっかり勝って、若い世代のスーパー・ライト級ナンバーワンというところを見せたい。そしてベルトを獲りにいきたい」とタイトルに向け意欲を見せた。

佐々木大蔵が完全アウェイで初防衛戦「携帯での映像でも伝わるような試合をしたい」【5・9 Krush.114】

2020.03.12 Vol.Web Original

大阪の近藤拳成が挑戦者に抜擢

「Krush.114」(5月9日、大阪・コミュニティプラザ平野)の第1弾カード発表会見が3月12日、東京都内で開催された。

 Krush2月大会で王座に就いたばかりのスーパー・ライト級王者・佐々木大蔵が初防戦に臨むこととなった。

 挑戦者には大阪の近藤拳成が抜擢された。近藤は「K-1甲子園2016」-65kg優勝者。プロでは強敵相手の試合が続いたことから7戦3勝3敗1分けとなっているが、3勝のうち2つがKO勝ちのハードパンチャーだ。
 
 近藤は「この試合のオファーを受けた時は正直びっくりしたが、受けたからには100%に仕上げて、佐々木選手に勝ちたい。(佐々木は)パンチもキックもできて、フィジカルも強い完璧なファイターだと思うが、弟と兄と研究して、弱点は見つけているのでそれを狙って1Rから倒しに行きたい」

 佐々木は「ケガもなく前回の試合を終えることができたので、オファーをいただけて光栄。近藤選手とも戦えることもうれしく思う。大阪で試合をすることが初めてなので自分としても楽しみ。大阪にしかない熱もあると思うので、自分でも期待しているし、皆さんに期待してもらえる試合を作り上げたい。近藤選手とはKRESTで戦っている選手もいるので、そういう映像も見ている。すごくベーシックで基本に忠実な選手という印象」などとそれぞれ語った。

仮想カリミアンが7人!? 愛鷹亮が仰天トレーニング公開【3・22 K’FESTA.3】

2020.03.08 Vol.Web Original

ついにクルーザー級王座に挑戦

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が3月7日、神奈川県内の所属ジムで公開練習を行った。

 愛鷹は同大会でシナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM)の持つK-1 WORLD GPクルーザー級王座に挑戦する。

 2人は昨年8月のK-1大阪大会でノンタイトル戦で対戦。愛鷹が3RでKO勝ちを収めるという大番狂わせを演じ、11月の横浜大会でタイトルマッチが組まれたのだがカリミアンが負傷のため直前で欠場。タイトル戦は延期となり、先日行われた「K-1 AWARDS 2019」内で改めてタイトル戦が発表された。

 11月大会での公開練習では背の高いカリミアンを想定し、肩車の上に乗った選手の持つミットにパンチを打ち込む練習を披露したのだが、今回はさらにパワーアップ。

 当初はカリミアンがPOWER OF DREAMに移籍したことから「スピードアップしてくるに違いない」ということで2体の仮想カリミアンを用意してパンチを打ち込んでいく予定だったのだが、KRESTの選手たちが我も我もと肩車をし始め、7体の仮想カリミアンが誕生。結局、愛鷹はバルタン星人の瞬間移動のごとく横に並んだ7体の仮想カリミアンに右オーバーフックを連続で打ち込んだ。

武尊が立ち技格闘技界を統一して「K-1最強」証明へ【3・22 K’FESTA.3】

2020.03.07 Vol.Web Original

「前回の試合と比べ物にならないくらいいい仕上がり。完全復活する姿を見てほしい」

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場するK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が3月7日、神奈川県内の所属ジムで公開練習を行った。

 武尊は今大会のメインでISKA世界王者アダム・ブアフフと「K-1&ISKAダブルタイトルマッチ」で対戦する。

 この日の練習では得意の右フック、左フックに左右のミドル、ヒザ蹴り。そしてバックスピンキックを交えるなど多彩な攻撃を見せた。

 練習後の会見では「今年は年明けからアメリカ合宿に行って、帰ってからも2カ月半ずっと練習をしてきた。去年の復帰戦の状態からどこまで上げられるかということを課題にやってきたが、ケガをする前以上の動きになってきているし、仕上がりも前回の試合と比べ物にならないくらいいい仕上がり。今回は自分でも楽しみ。完全復活する姿を見てほしい」と順調な仕上がりのよう。

 その復帰戦となった昨年11月のK-1横浜大会での村越優汰戦は判定勝ちに終わったのだが、やはりケガ明けとあって万全の出来ではなかった。それはスパーリング不足もひとつの原因となっていた。

 武尊も「ケガをしてから半年以上スパーリングができなかった。実戦での距離感は体に染みつかせていかないと、というのはある。今回はそれがよくできているのかなと思う。あとはミットより(スパーリングで)実際に戦うほうが自分的にはいい練習ができているという感覚がある。仕上がり具合がどうこうより、実戦練習ができるというのは自分としては気持ちがいい」などと今回は豊富なスパーリングをこなせているよう。

「パンチを予見する男」が予見できない武尊の左フック

2020.03.07 Vol.Web Original

世界的なボクシングカメラマンでK-1公式カメラマンの福田直樹氏の写真展が開催

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の開催を記念した写真展「K’FESTA.3 開催記念 K-1 WORLD GP JAPAN オフィシャル 写真展」が3月6日、東京・中目黒のMDPGALLERYでスタートした。

 同写真展では世界的なボクシングカメラマンとしても活躍するK-1公式カメラマン福田直樹氏が撮影した試合写真を中心に、K-1ファイターが自ら撮影した自撮り写真やプライベートショット写真も展示。そのうち福田氏の撮影による写真35点、選手やK-1ガールズのオフショット写真12点が販売される。

 この日は福田氏と武尊が会場を訪れ、取材に応じた。

 福田氏は「オフィシャルカメラマンになって、いろいろな大会を撮らせていただいた。毎回。面白い大会ばかりだった。撮った写真をこうやって並べていただけて、感無量です」と話し、K-1とボクシングの違いについて「K-1は3分3Rなので戦いが凝縮されていて、その間に蹴りが出るか、パンチが出るか、スピン系の技が出るか分からなくて常にスリルがある。選手たちも個性があってプロ意識も強い。そのぶつかり合いのようなドラマが毎試合出ている。そういった意味で撮り甲斐がある」などと話した。

 武尊は「いつも試合後にすぐに“写真をください”と言うんですけど、よくこの瞬間が撮れるな、という写真をいただいている。映像として残るのもうれしいが、写真として、映像では撮れないような角度からのパンチや体の動きを残してもらえるのはうれしいし、汗が飛んでいる感じも映像では見られない。芸術として残してもらえるのはうれしい。勝った後に叫んでいる写真とかを毎回撮ってもらっているんですが、あれが結構好き。戦っているシーンも好きで写真としてはすごくいいんだけど、動いているから顔がくしゃっとなっていて、それは嫌なんで(笑)。勝った後の雄叫びを上げている写真はその時の感情を自分でも写真を見て思い出せるので結構好きです」などと話した。

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